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ブロッコリー神話の崩壊!実は健康に悪かった……

【アンドルー・ワイルが絶賛するブロッコリー】

 これまでの記事で、私が玄米菜食から糖質制限に転向したいきさつを説明しました。

 が、野菜が健康に悪いと言える具体的な根拠をまだ1つも説明していません。

 この記事から、なぜ野菜が健康に悪いと言えるのかを説明します。

 まず、アメリカの代替医療のリーダー的存在であるアンドルー・ワイル医学博士の〈心身自在〉から引用します。

 (前略)アブラナ科の野菜には抗がん物質が含まれていて、中でもブロッコリーはその含有率が高く、健康食品店ではその主成分を原料とした錠剤(ブロッコリー錠)が売られている。もちろん、カロチン錠よりニンジンのほうがいいように、錠剤よりは新鮮なブロッコリーのほうがいいことは言うまでもない。ブロッコリーには多くの栄養素と強化成分、繊維質が含まれている。

✔️【真相〈スルファラファン〉】

 この地球上にはありとあらゆる野菜が存在しますが、ブロッコリーほど「健康にいい!」「体にいい!」ともてはやされてきた野菜はほかにないのではないでしょうか?

 ワイルによるとそのブロッコリーには抗がん物質が含まれているそうですが、その抗がん物質とはおそらく「スルファラファン」のことだと思われます。

 ところがこのスルファラファン、白血球減少症などの恐ろしい副作用や、DNAを損傷させることが様々な動物実験で明らかになっています(【The American Journal of Clinical Nutrition.2013】【Cell Biochemistry and Function.2015】)。

 DNAの損傷は、がんの主要な前駆現象とされています。

 つまり、ブロッコリー推奨派の間で抗がん物質と考えられているものが、実は発がん物質だったというわけなのです。

【アブラナ科の野菜の恐ろしさ】

 また、ブロッコリーを始めとするアブラナ科の野菜の過剰摂取により、甲状腺機能低下症に襲われることが報告されています(Annals of Medicine.1991)。

 また、アブラナ科の野菜の摂取は、ヨウ素をあまりとらないメラネシア人女性の甲状腺がん罹患率と関連があると指摘されています(CC&C.2010)。

【コリン欠乏】

 ダメ押しにもう1つ。

 人体に重要な物質にコリンというものがあり、これが欠乏すると神経変性疾患や心疾患を起こし、特に妊婦の場合は神経管欠損症、妊娠高血圧腎症、胎児の脳の発達不足につながると指摘されています。

 そのコリンを植物界で最も多く含むのがブロッコリーなのですが、残念ながらコリンが500ミリグラムに達するのに450グラムも食べなければならないのです。

 ちなみにレバーは100グラム食べるだけで、350ミリグラムのコリンを摂取できるそうです。

 コリンを摂取するためにブロッコリーを大量に食べる代わりに、前述の様々な病気にかかってしまったら本末転倒です。

 これでブロッコリー神話が崩壊したと考えていいでしょう。

【まとめ】

 ●ブロッコリーに含まれる抗がん物質と思われてきたものが、実は発がん物質だった。

 ●コリンが欠乏すると様々な病気にかかり、ブロッコリーにはコリンがほとんど含まれていない。


 日本の国民病の1つである糖尿病。しかし標準治療は大変危険なものなのです。糖質制限による治療をぜひご検討ください。

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