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「牛乳有害論を唱えた新谷弘実は卑怯で不誠実な人間である」の嘘

【新谷弘実】

 医師の新谷弘実氏は、自身の著書『病気にならない生き方』で「市販の牛乳を仔牛に飲ませると4~5日で死ぬそうだ」「アトピーや花粉症の患者が増えた第一原因は学校給食の牛乳だと考える」といった牛乳有害説を書いた。その科学的根拠について、新谷氏は牛乳乳製品健康科学会議から公開質問されたが、まともな回答はできなかった。文献検索のホームページのURLのみという回答すらあった始末である。新谷氏は医師ではあるものの、専門は外科であり、食品と健康に関する専門家ではない。 NATROM〈ニセ医学に騙されないために〉より

✔️【真相〈新谷弘実はフェアで誠実な人間である】

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 エンザイムの研究はまだまだ途上にあります。そういう意味ではたしかに「ミラクル・エンザイム」の存在も、現時点では私の仮説でしかありません。しかし、ミラクル・エンザイムを補う食事をし、ミラクル・エンザイムを浪費しない生活習慣を身につけることが胃相・腸相をよくすることは、臨床に裏付けられた事実です。これは、30万例の胃腸を診てきた私だから断言できることでしょう。

 このほかにも本書で述べる健康法には、臨床に基づく私の仮説が含まれています。その中には「食事の常識」や「健康法の常識」に反するような内容もあり、びっくりされるかもしれません。でも安心してください。本書で紹介していることはすべて、私自身の体で検証し、安全をたしかめたうえで、私の多くの患者さんたちにも実践していただき、健康維持に大きな成果をあげているものばかりです。 新谷弘実〈病気にならない生き方〉より

 胃腸内視鏡の専門医になって約40年が経ちましたが、実を言うと私はまだ1度も死亡診断書を書いたことがありません。眼科や歯科など生死に直結しない疾病を扱う科の医師ならともかく、前がん、または早期がん状態である大腸ポリープの切除や大腸がんなどのシリアスな疾病と日々向かい合っている医師にとって、これは稀なケースと言えるかもしれません。

 なぜ私が死亡診断書を書くことなく今日までこられたのかというと、患者さんと二人三脚で「健康に生きる」ということに真剣に取り組んできたからだと思います。

 医師である私があえて断言しますが、実は医師がどれほどがんばっても、治療だけでは本当の意味で患者さんを健康にすることはできません。手術や投薬よりも、日々の生活を改善することのほうが、根本的にはより重要なのです。

 本書でこれから紹介する「新谷食事健康法」が「がん再発率0%」という臨床結果を報告できるのは、がん患者の方たちが真剣にみずからの健康と向き合い、私を信頼し、日々実践を積み重ねてくださったおかげです。本書は、これまでの私と患者さんたちの取り組みの成果を、読者のみなさんと分かち合うためのものです。(同)

 私は19歳のときにインフルエンザにかかったのを最後に、病気というものにかかったことがありません。そのため薬もほとんど飲んだことがないのです。私のように何十年も薬を飲まず、酒やたばこはもちろん、農薬や食品添加物の入らない食事を続けていると、少しでも薬が入ると体は非常に敏感に反応します。たとえば、化学調味料の入った味噌汁を飲むと、脈拍が20ぐらい多くなり、顔にカーッと血が上がっていくのがはっきりとわかりますし、コーヒーをカップ一杯飲んだだけでも、血圧が10~20は上がります。

 私のように少量の薬にも反応する人を今では「薬品過敏症」というようですが、私に言わせればそれはまったくの逆です。人間の体というのは、本来こうしたものなのです。多くの人のほうが、酒やたばこ、コーヒーや紅茶などの嗜好品を常用したり、食品添加物や化学調味料を使った食事を日常的にとっているため、薬に対する耐性ができ、刺激に鈍感になってしまっているのです。

 しかし、そんな私も医者なので、必要に応じて患者さんたちに薬を処方することがあります。処方する以上、医者にはできるだけ体に負担の少ない薬を選ぶ責任があります。そこで私は、薬に敏感に反応する自分の体を使い、新しい薬を処方する前には必ず、自分でその薬を処方量の4分の1とか8分の1ぐらい飲んでみて、体にどのような反応が起きるのか、人体実験をしてたしかめるようにしていました。(同)

 ……NATROMは冒頭の文で「新谷弘実は卑怯で不誠実な人間なのだ」というイメージを読者に与えようとしていると思われますが、私が今引用した文を読めば、新谷弘実が卑怯で不誠実な人間などではけっしてないことがわかっていただけると思います。

【101歳で大往生した中曽根康弘】

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 最後に余談を1つ。

 新谷弘実を慕っていた著名人の中に、2019年に101歳で他界した元首相の中曾根康弘がいます。

 きっと彼は新谷弘実の指示どおりに生活をおくったからこそ、101歳の大往生を遂げることができたのだと思います。
 
【牛乳が健康に悪い7つの理由】終わり


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 国民の3人に1人がかかると言われるがん。しかし、受けるのが常識とされている標準治療は、実は大変危険なものなのです。がん食事療法をぜひご検討ください。

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