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「マスクには新型コロナの予防効果がある」の嘘

【マスクには効果がない?】

 [答え:効果はあります]

 マスクの効果はあります。もちろん100%、新型コロナウイルス感染症を防ぐものではありません。でも、ウイルスは不織布マスクの繊維の隙間を通りにくいため、つけていないよりはずっと予防効果があります。(中略)

 コロナウイルスは、感染者のつば(飛沫)に含まれてヒトからヒトへうつります。飛沫の大きさは5マイクロメートル以上なので、多くが5マイクロメートル以下である不織布マスク繊維の隙間を通りません。

 一方、空気中に浮遊する微小な液体や固体の粒子と空気との混合体をエアロゾルといいます。エアロゾルにまで細かくなったウイルスを含む飛沫も、次に説明する仕組みから不織布マスク繊維の表面に付着してしまうため、やはり簡単には通り抜けられないのです。

 日本エアロゾル学会では、その仕組みを「①慣性衝突」、「②さえぎり」、「③ブラウン拡散」の3つで説明しています。「①慣性衝突」とは、エアロゾルがマスクの繊維近くを通る空気の流れに乗り切れず、繊維にぶつかってしまうことです。「②さえぎり」は、エアロゾルが空気の流れに沿って繊維に近づいた際に接触することです。「③ブラウン拡散」とは、ごく小さい軽い粒子はブラウン運動(微粒子の不規則な運動)をするため、近くを通るときに繊維にくっついてとらえられてしまうことを指します。粒子が小さいほど、繊維に吸着されます。(中略)

 感染症が流行っているときには、意図せずウイルスを誰かに与えてしまうことがないようにマスクをつけましょう。(森戸やすみ) ASIOS〈新型コロナとワクチンの「本当のこと」がわかる本〉より

✔️【真相〈マスクに予防効果はやっぱりない〉】

 これ、なにかの冗談でしょうか?

 〈新型コロナとワクチンの「本当のこと」がわかる本〉で検証対象として取り上げている近藤誠の〈新型コロナとワクチンのひみつ〉の中に、マスクに新型コロナの予防効果がない決定的なデータが載っているんです。

 デンマークでマスクをする群としない群に分けて調査がおこなわれ、新型コロナの罹患率に統計的な差がないことが明らかになっています。

 これは2020年の〈アン・インターン・メディシン〉という医学雑誌に論文が載りました。

【見当外れ】

 私はてっきり、この調査やデータの中に不備があり、それに対してツッコミを入れているのかと思ったのですが、まったく見当外れなことが書かれていたので拍子抜けしてしまいました。

【RCTにはかなわない】

 「しかし、日本エアロゾル学会がマスクに予防効果があると言っているんだぞ?」という頭の悪い反論が聞こえてきそうですが、どこの誰がなんと言おうとRCT(ランダム化比較試験)によるデータにはかなわないのは科学の常識です。

【まとめ】

 ●マスクに予防効果がないことは、デンマークのRCTで明らかになっている。

 ●ASIOSはそのことを知っているはずなのに、なぜか触れようとしない。 


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