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読書記録2|考え方の工夫|あたらしいあたりまえ。暮らしのなかの工夫と発見ノート|松浦弥太郎

こんにちは、桃羽です。

読書記録2ということで、今回は松浦弥太郎さんという方の本を2冊紹介します。

松浦さんは、日本におけるセレクトブックストアの先駆けとして「COW BOOKS」を立ち上げたり、『暮しの手帖』の編集長の経歴を持つ方で、エッセイストとしてもご活躍されています。

この方の本を読んだのは『考え方の工夫』が初めてでしたが、松浦さんが綴る言葉にどこか安心感を感じています。

これから松浦さんの本をすべて読みたいと感じるくらいはまっているので、この魅力を共有出来たらうれしいです。

考え方の工夫

この本は松浦さんの、仕事に対する気持ちや姿勢をまとめた本です。

part1とpart2で構成されていて、part1では、仕事をするうえで重要な思考法と考え方の工夫の仕方、part2では、松浦さんが仕事をする際に軸とする12つのルールが書かれています。

松浦さんは、常に、自分の仕事が本当に誰かの役に立つのかを考え続けているそうです。

そのことを「まごころ」と表現しています。

そして、誰かのための仕事であるかを考える際に、「誰か」に自分が実際になってみることが重要だといいます。

そうすることで他人を観察する力が高まり、自然と、サービスやプロダクトを受け取る側の気持ちを読み取れるようになるとおっしゃっています。

仕事が本当に誰かのためになっているのか、自分の成功のためだけに仕事をしていないかを考えさせられる内容でした。

仕事をしているけど自分が世の中のためになっているのか不安になったり、仕事の目的が不明確になってしまっている方におすすめです。

あたらしいあたりまえ。暮らしのなかの工夫と発見ノート

ゆっくり生きる、自分を大切にするなど、 筆者である松浦さんの生き方が見える本でした。

これまで松浦さんの本を2冊読んで、言葉選びが非常に素敵だなと感じました。

また、人間はだれしも1人では生きられない、ということも教えてくれている気がします。

松浦さんのように、自分も周りの人も周りのものも大切にできる生き方をしたいと思いました。


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