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読書メモ#01「男は女で修行する」

BOOK OFFで200円処分コーナーを眺めていたところ、強烈な文字列が目に入りとある本を手に取りました。

性差別に敏感な今の時代に「男は女で修行する」なんてタイトルの本が出たら大大大炎上するんだろうなと思いつつ、どこか共感している自分がいました…
しかしその感情はあえてスルーし、「こんな考え方もあるんだ〜」と自分に言い聞かせて、とりあえず購入してみました。(ずるい)

出版された時期を見てみると、20年以上前。
僕はちょうどこの本と同じ年に生まれたのでその時代の記憶はもちろん無いですが、そんなに前ならこんなタイトルがつくのもなんだか納得です。

さて、本の内容ですが、見開き1ページにつき1つ、合計60個、作者の思想と解説が載っている形式でした。

今回はその中でも印象に残った思想を3つ記録します^ ^

1. 今目の前にいる人を徹底的に幸せにする

昔の人は適当なこと言ってんな〜と時々思いながらも各ページ読み進めていたところ、たしか中盤に差し掛かるころに、初めてビビッとくる表現に出会いました。

「今目の前にいる人を徹底的に幸せにする」という言葉が、なんだか僕に言われている気がしたのです。

僕には今、いい感じ(と思っているだけかも)の女の子がいます。
今月もう10回くらいは会っていて、好きといえば好きだし、もう会えないとなっても泣くようなことはないなんとも言えない関係です。

たまに「付き合えたらいいな〜」とも思いますが、告白できないんですよ!
振られたら嫌だし本当に付き合って上手くやれるほど好きなのかはっきりしてないし。

という感じなのですが、僕は本当に最悪すぎるので、告白しないうえに別の女友達と遊んだりして、「いい感じの女の子がいなくなっても大丈夫!」という予防線を張っているわけです。いわゆる自己防衛です。
しまいには血迷ってマッチングアプリに課金してしまいました。これは本当にごめんなさい。悪く思っています。

そんな時にこのページに書いてあったのが、「今目の前にいる相手を徹底的に幸せにする」ということです。
著者は、「今目の前にいる相手さえ幸せにできないのに、他の人まで幸せにしようとしてもできるわけがない」というのです。
まさに「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということでしょうか。知らないけど。

浅はかな僕は二兎を得ようとしてしまっていました。
この言葉を読んだ今は、まずは今いい感じの女の子を大切にしようと思っています。
付き合ってくれ!

2.「今相手が快適か」を常に意識する

これもグッときました。僕の悪い部分のまとめメディアなのかなと思います。この本は。

急ですが実は僕はだいぶ寂しがり屋です。
なんでこんな話をするかというと、寂しさが原因で友達や女の子に迷惑をかけているなと思うことが日常的にあるからです(ふざけるな❗️)

夜ひとりでいるのが嫌なので、友達に片っ端から電話をかけてヒットした人とドライブに行くことがよくありました。(最近自覚して控えていますが)

その時に、「この人は明日予定あるのかな〜」とか、「眠くないかな〜」とか考えている場合じゃないのです。寂しくて。
とりあえず長い時間一緒にいたいなと思い遠くに行きたがったりします。

そんな僕に刺さるのがこの言葉でした。
「今相手が快適か」を常に考えることができれば、相手が帰りたい時はきちんと帰るし、それ以前に断られても相手のことを思いやる余裕が生まれると思うのです。

自分の思い通りにいかないのは相手にもそれぞれの事情があるからで、それを無理やり自分の都合に引っ張るのではなくて「相手の快適さ」を気にかけながらWIN-WINな感じで寂しさを埋めてもらえればいいなと思いました。

逆に、快適な環境を提供してくれる人は絶対好かれるなとも思いました!
忘れっぽいのでずっとは難しいですが、この言葉を定期的に見返して常に意識できるようにしたいなと考えています。

3.「しっかりしている+だらしなさ」で魅力が生まれる

これは、目に入った途端に「これはオレだ❗️」と目を輝かせました。
正常性バイアスってやつですね!最近勉強しました!自分を正当化するんです。

僕がめちゃくちゃだらしないので、あとは「しっかりしている」が揃えばとても魅力的ということです!
「すでにだらしなさを持っているオレはラッキーだな❗️」という感じです。
ありがとうございます。

さて。本題に入るとします。
冗談抜きでこの表現には大きく納得しました。

フリーランスという職業柄、年齢の割にはしっかりしすぎている人と会うことが多いのですが、抜け目なくしっかりしている人というのはなんだか近寄り難さもあります。
仲良くなりきれないというか信用しきれないというか。

だらしない部分や完璧じゃない部分があるからこそ、いざというときに「本気で考えているんだな」とか「この人には弱みを見せられるな」と人に思わせることができるんだろうなと考えました。

ということで人間的なだらしなさも持ちつつ、しっかりとした一面を強化したいなと思った今日の昼下がりでした。
ちなみに今は9年使っているアディダスの青いサンダルを履いてコワーキングスペースにいます。もうダメかもしれないです。

まとめ

2000年代生まれの現代っ子としては、ところどころ「?????」と思うことがある若干思想強めの本でしたが、著者の持っているイケイケさは生活に取り入れたいなと思いました。
くよくよしてもあまりいいこと無いと最近思えるようになったので!

早速今日から相手のことをしっかりと考えて、プラスの栄養を与えられる人になろうと思います!

また読書感想文書こうと思います。
ばいば〜い

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