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17cmをファーストストウブとして激推しする話

ストウブやル・クルーゼ  シャスールホーロー鋳物鍋たち 巷では20cm(か22cm)が最初の鍋としておすすめされているようだ。

18cmラウンドとか17cmオーバルとかはやれ中途半端な大きさだとか熱周りが均一じゃないとかまことに不当な扱いを受けている。

そんなことないよっ最高に可愛いし使えるやつだよ。(っというのがこの記事の趣旨。以前Amebaにも上げたけど再編)
本日は17cm編。

オーバルはそもそも初めからセカンドチョイスとして扱われている。だが17cmにもっと目を向けて欲しい。すごいやつなのだ。ういやつなのだ。

なんとなれば17cmは
小ぶりで軽めなので手軽に手に取りやすい。 よってしょっちゅう使う。
重さで手が滑るということもない。手の中で安定するのだ。ココ大切。
これがアナタ、20cmになったら。片手ではまず無理。引っ張り出すのも洗うのも両手で慎重を期さねばならぬのだ。
(20cm重さ3.6kg 17cm 2.33kg )

色々なシーンで使える。長年現役。
1人分なら1人分麺などから炊飯四杯分は軽々と。実用量0.8リットルはシチューカレーパスタソースを作るにはたっぷり四杯分。1人なら4回分2人なら2回分4人なら食べきり。
鍋焼きうどんやラーメンにもピッタリ。ラウンド16cm高さ12.7cm に対しオーバル17cmは高さ11.6cmと低めで食器としても使い易い。

楕円ならではの使い良さ。16cmと似たような容量ではあるものの幅が狭く 少し浅めのフォルムなので調理が実にしやすい。調理中に横に菜箸トング オタマを動かしやすく感じる。
さらにオーバルな形は取っ手部分の胴体幅が狭くなっているので手にしっくりおさまりシンクの中でも洗い易い。
食べる時も同様。14cm16cmでラーメンうどんを食べる人もいるけれども横幅のある17cmはレンゲを持って箸を入れての時に広々としていて使いやすい。具材を乗っける時にも幅があるので盛り付けやすい気がする。

④オーバルな形。ちょっと特別感がありカワイイ。(とにかくオーバルが好き(^^;;)

⑤将来的にはこの特別感なかわいさを大中小とサイズ違いを三つ揃えてかわいさを満喫する楽しみもある。
少食な女性、余った野菜の皮の煮付け お刺身の甘辛生姜煮などに大活躍な15cm, 20cmより実用量100ml少ないだけのほぼ互換サイズの23cmなどと合わせて3兄弟3姉妹にするとめちゃくちゃカワイイ。(なんなら11cmもある) 

要約するとこんな感じかな(あまり要約じゃないけど)

以下 散らかっているけどさらにグダグダ詳述(^^;;

一人暮らし
二人暮らし
家族が増えても
子供達が独立して2人でも 年を経て1人でも
常に使える優秀なサイズの鍋なのだ。

17cm ストウブオーバル型のスペックは
満水       1リットル
実用量    0.8〜0.85リットル(がんばれ)

これは料理家さんたちがごぞっておすすめする20cm ラウンド型ココットの半分弱なのだ。
20cm ピコココットラウンドは
満水 2.2リットル
実用量 1.8リットル

17cmで何作ろうとなった時 レシピは20cmのざっくり半分。(まあちょっと少なめだけど)
なんとわかりやすい。

小さければ小さいほど表面積が大きくなるので鍋肌からの熱の伝わり方など色々変わってくるけどざっくりいえば半分でしょ。すなわちレシピの参考書も無限大。(あ、でもラウンド16cmも実用量 0.9リットルで20cmのジャスト半量。)

この実用量0.8〜0.85リットルは使える量。

大は小を兼ねない というのはこの手の鋳物ホーロー鍋の常識だけど使うシーンを変えたらいつだって大活躍の鍋なのだ。
17cmはいいぞう🐘

カワイイ そしてカッコエエ ゴツいけど小ぶり 軽い 結構入る

鋳物鍋 なじみのないひとには随分と小ぶりに見えるだろう17cm どんなことができるか。

まずは炊飯
いい感じに小さいので熱周りが良く炊飯もバッチリ。得意と言って良いかも。熱むらがあると良く聞くけど17cmハロゲンやIHでは感じたことがない。ラウンドと違いを感じない。むしろ長い部分は側面からの加熱が潤沢で小さい鍋で炊いた時のような効果が出るのではないかと思っている(炊け具合から)
23cm 27cmのオーバルストウブを使ってらっしゃる料理家さんがガスでも問題なく使ってらっしゃるとインスタでコメントいただいた。つまり熱まわり問題なし!)

16cm 0.9ℓ ギリギリ最高2合まで
14cm 0.65ℓ最高1.5合 までということを考え合わせてみると17cmは普通に1合、1.5合くらいか。
ギリ実用量で及ばない16cmpで2合炊けている。
ふむ、2合炊けるかやってみよう。
炊いてみた。

米がこちらのやつなのでつやてり一切ナシ(^^;;でもカニ穴!

2合炊いた結果↑ 内側のラインをギリ超えてきてものの 炊けた。まあ、目一杯でも1.75合 普通に炊くなら1〜1.5合かな。1合なら二杯、1.5合ならカップルでも食べ切リ。自分に合う食べ切り周辺の量を毎回炊けばよし。炊き立て美味しいごはん。軽いのでサッと出してさっとといでコンロにセット。簡単。
毎日毎回炊飯したって一連の動作が全く苦にならない。

鉄鍋ときたら まずはやってみたい煮込み料理
一番手軽なカレーで考えてみる。ボンカレー1袋170mlということは カレーが四杯軽々作れる。
スパゲティーソース ボロネーズなど200mlもあれば十分過ぎるほど十分なので17cmで作ったら5回分にはなる。

ワンポットパスタ 我慢して長いまま茹でるとお口の中でうまいぞ
ポークビーンズなみなみたっぷり

私は鍋一杯に作るメニューの場合常に出来上がりの量を考えている。
オタマで何杯なのか(こちらのオタマは通常200ml 日本のお玉は50とか100-120ml位らしい)
こちらでは普通のスープはお玉に一杯。味噌汁だって200mlは結構な大盛り。
食べきりならば4人分、4回分がまかなえる鍋。
以上、主に1人2人分にはかなりイケる。作るものによっては4人分だって賄える。(変数が多いので断言できないのが鍋のサイズだな)

が、家族がふえた!
ガンガン食べるのでこんな小さな鍋は邪魔くさい、となるかも、とイマ思ったでしょう。
そんなことないんだなあ。使えるんだなあ。

17cmはあなたもわたしも彼も彼女もみんな大好き煮込みうどん 鍋焼きうどん 具沢山のラーメンの丼としても最高なのん。洗い物少ないし熱々が保てるし横長で箸やれんげが使いやすいし。世にはラーメン鍋なるものまであるくらいなのだ。
 あったまるね などと2人でフーフー ウフフしたり
まあ、1人でもふーふーしたり
ワンポットパスタとかホイルなしのホイル焼きとかあさりやムール貝の酒蒸しとかも ステキ。

まだまだいいとこあるぞ。天ぷらだって長いエビや野菜をカツを軽々揚げられる。カツなんて余分な隙間が少なくて油も少なめで済む。
ラウンドよりは浅めだけどフライパンよりしっかり深さもあるしハネにも強い。ずっしりだから温度変化もしにくいしもちろん蓋を閉めたままで揚げるストウブの術も使える。
コンパクトなのに本格的なうまい料理ができるのだ。
いいでしょう。こんなにいいんだから17cmが2つあったら一つは唐揚げ、一つは炊飯にとか二台使って調理しても良いのん。

だが‥‥気になるポイントもあるにはある。二つ。

一つはカラバリが圧倒的にダメすぎる点。
黒かグレー。昔は白とかあったこともあるらしい。たまに赤を見かけることもある。
私は黒が好きなので問題ないけど(色的にも好きだけどちょっとぶつけてカラー部分のホーローが欠けてしまった時の絶望的な悲しみが少ない。目立ちにくいからwwというのもある)
それでもカラバリがあったら嬉しい。
この辺りに目を瞑ったら あなたのファーストストウブは 17cmオーバルにもう決まりなのだ(個人のオススメデス)
もう一つは 蓋を閉める時楕円形の蓋は丸い蓋と違いピッタリはまるポイントが決まってるのだ。ホーローを守るためにも優しく蓋を閉めてあげねばならぬ。
まあ、乱暴にしたいならしても良いけど。17cmは軽いのでそんな動作も簡単にできる。

ささ、17cm欲しくなってきた。あなたは17cmが欲しくなってきた。
だってこんなにも万能。こんなにも長い間使える。人生のどのページにも共にいてくれそうではないか。

ファーストストウブに17cm!
おすすめだぞう🐘

17cmの人気が出てカラバリ広がらないかなあ。


取り回しが良くて本格的でなんでも得意。なんでもできる。その上かっこよくて可愛くて 少しお財布に優しいかも

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