具現と普遍
もう42歳。
最近の私の周りによくいる人達の話は一貫している。
家族、子供、仕事、趣味の話であっても、経験の中から生まれて、やっと達観しているものが多い。
どの上の世代でもそうなんだろうけど、40代となると重みが違う。
新鮮かつ重厚な感じとでも言おうか、各々の立ち位置の違いで、これ程差が出る年齢は後にも先にもないとさえ感じてしまう。
内向きな想像力から派生する範囲の違い。
過去に起きた出来事の伏線回収、この先に関わってくる人を巻き込む未来への想像。
想像したもの以上の具現化。
自分の丈に合った再現化。
ただ、想像力は自分への労りであって、他人への思いやりなんだと感じる。
やはり言葉での普遍的な具現化はいつだって難しい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?