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日本橋のキリン像

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東京駅にほど近い日本橋三丁目交差点に、王冠を被った、高さ6m25cmのキリン像があります。
一瞬、美術館の入り口かと思ってしまいますが(すぐ近くにアーティゾン美術館がある)、こちらは不動産業のスターツコーポレーション株式会社の本社ビルです。

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とにかく、交差点で圧倒的な存在感を放つこの像ですが、一体なぜ作られたのでしょう? 像に関しての説明プレートを探してみても見当たらず、本当に謎です。

 実はこのビル、もともとは漢方薬メーカーの株式会社ツムラが本社ビルとして建てたものでした(2007年に港区赤坂へ本社を移転)。そして、キリンとの関係は「キリンは漢方の王様だから、王冠を被ったキリン像を作った」という説を耳にします……が、中央区観光特派員の「はじめ」さんがツムラに問い合わせたところ、広報部から「キリンに関する漢方薬は存在しない」「キリンの像になった理由はわからない」との回答があったそうです。つまり、漢方薬とは関係ない……?

 どうもこの像、ビルの吹き抜けの天井を王冠にある照明器具で照らすために背の高いキリンが選ばれた、というのが理由の一つのようです。要するに王冠は、照明器具を隠すためのアイテムだったのです。王冠にするというのが、すごく素敵なセンスだと思いませんか(残念ながら、今は灯を灯してはいない)。

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像の作者は鍛金(金属板を叩いて制作する方法)彫刻家の安藤泉氏で、彼は動物モチーフの作品をたくさん作っています。秋田県にある「秋田ふるさと村」の「彫刻広場」にも、安藤氏のキリン像が設置されています。
いつか二頭のキリンが対面する日がきたりしないでしょうか? なんか、離ればなれの兄弟みたいな気持ちになってきてしまいました。

そうそう、秋田といえばこちらも宜しくお願い致します。

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