心疾患と何気無い言葉〜行動の変化による”ずるい”〜
これは内部疾患というより、フォンタン術後の人達においての話になりますが、フォンタン術後患者(児)はですね、結構私生活も元気にしている人がいます。
皆さんも調子の良い悪いがあるように、我々もあるわけです。調子がいい時は走り回ることもできます。しかし、それは一日単位の時もあれば、1時間単位の時もあります。
昼休みには調子が良く鬼ごっこをしていたけれど、疲れてしまって次の時間には保健室で休む。
小学校の時にありました。
これを周りの子がどう思うか。
「昼休み遊んでたのに、授業でないのはずるい」という認識になります。
これだけ聞くと、”自分の体調を管理できない自分が悪い”ということになってしまいがちですね。いやぁ、間違いではないんです。
小学生に「昼休み走っちゃダメ」って言ってみて下さい。
いつの間にか走っています。
そして小学生で足が遅いから遊びに混ざらないとどうなるか。
⇨仲間外れにされてしまいますね。
小学生からしたら仲間外れなんて恐怖でしょう?
自分の体調を管理できないのは、自分の意思が弱いだけではなく、周りの環境要素も含まれる可能性があることを知っていただきたいですね。
僕の場合は、小学校6年間いじめられていましたから、言うこと聞かなければクラスの男子ほとんどが敵になるわけですね。
そしたら無理しても走ります。
宣言します。
無理してました!!ww
無理して頑張るとそれも”ずるく”なっちゃうんですよねww
保育・教育に携わり、フォンタン術後の児童を抱えている人は、少し注意して見てあげて下さい。
そうすることで、心疾患児が学校の中で少し過ごしやすくなるかもしれません。
これらは多かれ少なかれ日常生活に溶け込むように流れてくる言葉です。
我々障害者は健常者の目を気にしてしまいます。
そして、自責の念に駆られることも多々あります。
こんな小さなことですが、皆さんが少しでも気にしてくれたら、僕たちがもう少し社会に溶け込みやすくなるかも知れません。
この記事はアメブロにも掲載します。
それじゃぁまた〜
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