中日翻訳の練習:「双十節(中華民国国慶日)」祝賀式典における蔡英文総統の演説「団結台湾、自信前進」から
我也注意到,对岸领导人最近在对联合国的视讯演说中,公开表示:中国永远不称霸,不扩张,不谋求势力范围。
また、私は承知しています。対岸の指導者(習近平氏)は最近、国連に向けてのビデオ演説で、中国は「決して覇権主義・拡張主義をやりませんし、勢力圏をつくりません」と公言しました。
在区域国家、乃至于全世界,都担忧中国扩张霸权的此刻,我们希望,这是一个真正改变的开始。
地域諸国、ひいては全世界が、中国の覇権拡大を危惧している今だからこそ、われわれは、この言葉が真の変化の始まりであることを願います。
尤其,在全球高度关注印太及两岸局势变化的重要时刻,北京如果能正视台湾的声音,改变处理两岸关系的态度,和台湾共同促成两岸的和解及和平对话,相信一定可以化解区域的紧张局势。
とくに、インド太平洋および両岸の情勢の変化を全世界が高い関心をもって注視している重要なときだからこそ、もし中国政府に、台湾の声に耳を傾け、両岸関係の処理に当たっての態度を改め、台湾ともに両岸の和解と平和的対話を進める用意があるなら、地域の緊張した情勢は必ず解消できると思います。
面对两岸关系,我们不会冒进,也会坚守原则。维持两岸关系的稳定,是两岸共同的利益;我们有决心维持两岸的稳定,但这不是台湾可以单方面承担的,而是双方共同的责任。
両岸関係に取り組む上で、われわれは性急な行動はしません。原則を堅持します。両岸関係の安定を維持することが、両岸共通の利益です。われわれは断固として両岸関係の安定を維持していきます。ですがこれは、台湾側だけで担えるものではありません。双方の共通の責任なのです。
现阶段两岸当务之急,是本于相互尊重、善意理解的态度,共同讨论和平相处之道、共存之方;只要北京当局有心化解对立,改善两岸关系,在符合对等尊严的原则下,我们愿意共同促成有意义的对话。这就是台湾人民的主张,也是朝野政党的共识。
現段階での両岸の喫緊の課題は、互いに尊重し善意をもって理解し合う態度で、平和共存の道・方法を話し合うことです。中国当局に、対立を解消して両岸関係を改善する用意があるなら、われわれは、対等性と尊厳を守る原則の下で、意義のある対話をともに進めていきたいと考えています。これが台湾の人々の主張であり、与野党の一致した意見です。
↓ 原文スクリプト(全文、繁体字)(中華民国総統府)
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