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自律神経を大切に

今日の4本目だけど、今日学んで大切だと思ったから、忘れないうちに書き残す。

自律神経を大切にしたい、そのためにも扁桃核の付き合いが大事かな、と。

交感神経と副交感神経

自律神経は、大脳(つまりは意識)から独立しており、心拍や呼吸や内臓の動きや末梢血管の伸縮など、意図的に動かせない動きを司っている。

自律神経は、交感神経と副交感神経に分かれ、この二つはあっちが強まればこっちが弱まるトレードオフな関係にある。

交感神経は、脊髄に中核がある。この神経が優位に働くと、単純化すれば緊張モード。

「闘争か逃走か」とも呼ばれ、ともかく筋運動にリソースを配分させるよう動く。そのため、内臓や性器に送る血液は減らされ、興奮して鋭敏になるようホルモン分泌される。

副交感神経は、中核を脳幹に有し、大脳の影響下にある。この神経が優位になると、養生と癒しのリラックスモード。末梢血管は拡張し、内蔵や性器に振り向けられる。栄養を吸収し、身体を休めて修復するのをメインとなる。

概して、ストレスフルな状況が続くと、本来は副交感神経が優位になるべき夜なども、交感神経が働いてしまい、食べても栄養は吸収されないし、緊張状態が続いてまともに休養出来なくなる。

それが続くと、不眠や栄養不良になり、内蔵疾患にもつながったりする。そうやって体調が悪くなることで、益々ストレス要因の処置能力が減る、負のループに入ってしまう。

自律神経も扁桃体の言うことを聞く

大脳新皮質(思考と想念の脳)の言うことは聞かない自律神経も、大脳辺縁系にある扁桃体の言うことには従うようだ。

扁桃体は、知覚したものへの「快/不快」を判定し、主に負の感情の発動を仕切っている。で、負の感情を発動すると、「闘争か逃走か」の臨戦体制を指令し、自律神経がこれに伴って交感神経優位のスクランブル状態になるとか。

そこには、相変わらず、右脳も左脳も(つまり大脳新皮質、考え方やイメージングも)直接介入できないようだ。

できることは何か

リラックスすべき時にリラックスしたい、というのが課題だと考えると。一体、どうしたらイイのか。

2つのアプローチがあるのかと思う。

1つは、副交感神経を優位にする環境を作り、そこに身を投じること。温かくして、温かいメシをゆっくり食べ、好きな人やモノに触れ、イイ香りを嗅ぎ、入浴やサウナに入り、自然とゆったり触れ合うなど。

もう1つは、大脳新皮質を使い、扁桃体に「不快」判定させぬように、扁桃体の注意を別物にそらしたり、扁桃体が「快」判定するように見え方を変えてなだめるか。これは多分、ある程度余裕のある、ネガティブ感覚発生の早期段階にしかできない気もする。

しかし得てして、手を打たないとイカン、と気づくのは、ネガティブ感覚が「不快」判定を受けてしまった後の気もする。そうすると、2つ目アプローチだけで「快」側に倒し直すのは、かなり難しい気がする。

そうなると、どっちかといえば、以下の二段階アプローチになるのかと。

まずは自律神経への半強制的な直接介入(1つ目アプローチ)により、無理くり副交感神経を活発化させにいき、その感覚をもって扁桃体の判定(感情発動スイッチ)を「快」側に傾ける。そこで、思考と想念(2つ目アプローチ)で、扁桃体に映る景色を変えたり、違う見え方を提示してなだめる。

やってみるしか無い

以上に記載した、私なりのネガティブ対応アプローチの有効性は、現時点で不明。

今後接する出来事を通じて、体当たりで検証するしか無い。

検証ポイントとしては、2点。

  1. そもそも、私の仮説アプローチは、現実の事態で実行できるのか

  2. 実行できたとして、私の仮説通りに有効に作用するか

考えられるバッドシナリオも考えてみよう。

  • いざ本番になると、考えてたアプローチを実行する余裕・気力も無く、気力体力の問題から遂行できない

  • 二段階アプローチの途中まで実施しても、1つ目の自律神経介入だけでは「快」側に十分に倒せずに、2つ目アプローチが効かない

  • 二段階アプローチの1つ目は有効でも、2つ目が上手くいかず扁桃体が意固地に「不快」判定に戻ってくる

逆に、1つ目アプローチだけでなんとかなっちゃったパターンもあり得るし、やってみないと分からん。

うまく乗り越えていけることを願う。

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