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不安・怖れ対策マニュアル(仮)

うつ状態で適応障害からの休職、からの再起を志すにあたり、今回やられてしまった、不安・怖れに、今後どう付き合っていくか。

今日午前に投稿した、以下の続きと言える。もう少し、How To Do化したものになる。

補足

私は、喰らいかけてたダメージが相当癒えて、心のエネルギーをマイナスからゼロに戻し、ようやくプラス領域に入れられたかな?と感じるから、これを書いている。

お読みになってる方で、まだダメージ癒えぬ方、切迫感や強迫的な焦りで居ても立っても居られない方は、何を改善しようの前に、まずしっかりと、副交感神経が動くような時間空間作りをして、自分を癒して欲しいと思う。

私はその時期は、人とほぼ会わない景色の良い山や海に行って自然を感じながらボーッとしたり歩いたりし、また温泉やサウナに入ったり、ヨガBGM掛けながらヨガしたり、ドライブしながら一人カラオケ熱唱したりして、あとは食うもの食って、寝すぎるほど寝ることに邁進していた。

個人的には、温泉・サウナは非常に有効で、今後も習慣に取り入れたいと思う。サウナの高温でヒィヒィ言って、水風呂の冷たさにまたヒィヒィ言って、のちに上がって弛緩する。これはおそらく、強制的に、副交感神経モード爆上げ作用になってるはずだ。

サウナ内でも水風呂でも、「あと何分、あと何秒、これに耐えるか」しか考えてない状態に強制的に置かれる。力づくのマインドフルネス。そして、擬似的に生命の危機を演出して交感神経モード爆上げしといて、上がったら振り子の原理で副交感神経モード爆上げ。モヤモヤ、ゴチャゴチャな頭ん中を、ワイパーで「オリャーッ」と力づくで片付けてしまうような感覚を、ボクは感じられた。

ともかく、戦闘・退避モード(交感神経モード)過剰を抜けて、癒し養いモード(副交感神経モード)をしっかり自分に味合わせてあげて頂きたい。充分、癒しと養生が進んできたら、「これから何に取り組んじゃおうかなー」てな退屈しのぎ的に、心踊る感じで取り組みを探し始める時が必ず来ると思う。その時が、その方にとっての取り組み時なんじゃ無いか?とボクは思う。

はじめにムチ。覚悟決めておけ

オレよ。あなたは、こうしてる今この瞬間より後、大きいものも小さいものも様々、心の安寧を打ち破りかねない、不安や怖れにつながる状況に多々、接するだろう。それは生きていく以上、避けられはしないよ。

だが、そのことに怖れてはいけないよ。思い返せよ。君が物心ついてから今まで、いや直近1年を思い返しても、既にたくさん、望まざる感覚を持ち、時には不安や怖れを起こして悶えたはずだ。その時々では、それこそ生き続けることを投げ出すことだって、考えたのは一度や二度じゃ無い。それでも、少し時間は掛かった時があっても、しまいには何か対応を起案し行動して、そして今ここにある。

一言で言えば、まぁそれなりに何とかなってきた、ということだ。だから、これからについても、そういうことだ。

嫌だと感覚する経験は、これからも有る。それが無い生活は無い。それはもう仕方ない。そこだけは覚悟してくれ。

次にアメ。良いこともあるぜ

君はいま、不安や怖れに呑まれてしまうことへの、警戒感が強い。それは、直前に呑まれかかる体験をしたてだから、当然だ。

だが、少しその警戒心を緩めて、思い出してほしい。望まない感覚が襲ってきてた正にその時期にだって、小さいものから大きいものまで、愉快な、あるいは悦楽の感覚体験もあったことを。

温かくて美味しいご飯も食べていた。オレを愛してくれる家族友人も癒される時間をくれた。職場でだって、少しはオレに労いの言葉をくれる人だっていた。

あんなしんどい時期にも、その傍らに、思い返して切なくなる宝もののような思い出があるだろう。それは多分、君がこれからも生きていこうという日々の決意を支えてくれている。

雨降り続きと思ってても、実は雨ばっかりじゃなかった。あの時も、そしてこれからも。

実践編

ここからは、望ましからぬ感覚を、不安や怖れの増長に発展させないために、君に日々、心掛けてほしいことを述べよう。

言葉。温厚篤実で埋め尽くせ

君の感覚器官は、君自身が外に発信するものを、耳や目からインプットして君のイメージを構築・強化している。

君が陰惨な言葉を使うなら、君の脳は君のことを、陰惨なヤツだと見做して、そういう輩に相応しい心や身体の動きを仕込んでいく。

だから、使う言葉にはよくよく慎重に。自分のことも、他人のことも、事象のことも、あらゆることを表現する際に、温厚篤実な言葉で埋め尽くしてほしい。続けていけば、それが君の人柄になっていく。

不安・怖れに呑まれないためにも、絶望的な言葉や、没落的な言葉や、可能性を感じない言葉を使わないように。逆に言えば、どんな事態を表現するにも、必ず、未来志向で発展的で、可能性を感じられる表現にしていこう。

表情。形からで良い、柔和温順で

潜在意識ってのは、いっときポジティブ思考を抱いたところで、思ったようには変わってくれない。潜在意識は、突発イベントで推したところで採用してくれない。もっと、日常的に、習慣的に、何でも無いようなことから染み込んで変容していくんだ。

だから、言葉(口癖とか)を清く美しく整えると共に、君の身のこなしも整えてほしい。

具体的に言おう。ひとつは、顔つき、つまり表情。柔和な微笑みで常時過ごせるのがベスト。

TPOもあるからいつも微笑んでいられないだろうが、涙や伏し目が適切だという状況って、実はそう多く無い。だから実質、いつも柔和な微笑みで居たいと思ってて良いよ。電車に乗って見知らぬ人の中に立ってる時だって、柔和に微笑む以上の表情なんか無い。

柔和温順な表情で常に過ごすことを、心がけてみてほしい。

姿勢・態度。形だけでも泰然自若

日頃の姿勢や、態度も整えよう。

パワー・ポーズを取ると気持ちも上がるってのは研究で明らかになっている。猫背で下向いて目線落としてると、心持ちも弱気で消極的になる。逆に、上を向いて、背筋伸ばして、胸を張って、目線を上げていて、その上で心持ちだけ落とすってことはできないように、人間は作られている。

気持ちで負けないためには、まず身のこなしで負け無いことが大事。内心ビビってたとしても、身のこなしだけは泰然自若の虚心平気と扱おう。

簡単なこと。上を向け。背筋伸ばせ。胸を張れ。目線を上げろ。セカセカせずに、悠々と大らかにゆったりと。それを、気分か下降した時こそ、意識的にやって欲しい。

その有り様は、君自身の動揺を鎮めると共に、周りの仲間の心も支え勇気づけるに違いないよ。

環境整備。部屋も服装も純潔無垢

日々の環境整備も怠りなく。具体的には、身支度と部屋支度。

洗顔、歯磨き、髭剃り、入浴はもちろん、服装整えることも。それは、君の脳が、君をどんな環境にふさわしいか選ぶ材料になる。小汚くしてれば、内面もそれ相応になる。綺麗にしておくと、やはりそれ相応の内面になる。

部屋もそう。自分の家やオフィスは、神社の境内だと思えばいい。日本の神は汚く暗いところに降りない。清潔で明るく保つことで、そこに神は宿る。

君はこれまで、頼まれもしないのに、山道や畑やを草刈り掃除し続けてきた変人だから、向いてると思うよ(笑)。

他者と対面では。和顏愛語

他者と接する際は、いっそう、和顔愛語に努めて欲しい。

たとえ敵となる人だとしても、人間同士として向かい合う際に、和顏愛語であって困ることは何も無い。和やかな表情、思いやりのある言葉掛けは、公私共に、相手を問わず、常に提供したいもの。

ムリムリ、こんな人だと仏頂面になるよ、と思える人も、拙速な決めつけで冷徹に振る舞うのは損。君が見えてないところで素晴らしい方かもしれないし、単にツンデレで暫くしたら愉快な関係になるかもしれないし、今ある誤解が解けたら打ち解けあうのかもしれない。

仏教では「無財の七施」という誰でもできる他者へのギフトが説かれている。和顏悦色施、言辞施はそのうちの2つ。いつでも、どこでも、誰にでも、大した投資をせずにささやかに提供できるギフトなんだ。

目配り、気配り、手配とか、君が配ってあげられるものは、君自身が思ってる以上にあるんだよ。

それを、日々絶えず広く配って欲しい。そのことが、君が望んでる温かい仲間づくり、温かい世界づくりに繋がっていくはずなんだから。

厄介な塊は、放っておかずに分析してバラせ

不安や怖れは、「このままだとエラいことになりまっせ」と顕在意識に知らせようとする、潜在意識からの警告みたいなもの。そして、ハッキリ敵が見えないまんま置いとくと、想像力がどんどん膨張させちゃう。

つまり、モヤッと引っかかった小さな段階で、見逃さずに放置せずに、しっかり見定めた方が良い。そして、絶対正解で無いとしても、分解して対策行動に落とし込んだ方が良い。

そして、それを「明日の予定」にスケジュールしちゃって、できればスケジュール帳に入れ込んで、寝る時は一旦忘れて安眠しよう。

「忘れないようにしなきゃ」を抱えると、脳はその保持にエネルギー使って、ますます疲れて負荷に耐えづらくなる。忘れないようにしたいことを手帳やカレンダーアプリに落とすことで、脳に対して、一旦は安心して忘れて良いと示してあげるんだ。

ちなみに、モヤの分解の後の、対策行動への落とし込みにおいては、何でもかんでも自力完結のタスクにしないこと。「まずはあの人に打ち明けて相談する」も立派な対策行動。頼れそうな人を探して頼るのも、大いに選択肢に入れて検討して欲しい。

最後に。雄々しくあれ、強くあれ

まぁ色々書いてきたけど、結局は、「威勢よく行こうや!元気出して行こうぜ!」に尽きるな。

細かいこと分かんねぇけど、時にはヒィヒィ言いながらでも、明日を信じて励まし合って乗り越えていくと、かけがえない自信と思い出が残るもんじゃん?

それは君も部活とか過去の仕事で、体験してきたじゃん?

だからさ、まぁ色々あるけど、威勢よく、元気出して行こう。寒い暑い、痛いこそばゆいがあっても、試合始まっちまえばそこに没頭して忘れちまうもんだ。

これまでも何度も何度もそういう体験してきた君だもの、これからも出来るよ。もっとでっけぇ思い出もできる。張り切って行こう!

ん?オレはそんなに強く無い、って?

知ってるよ(笑)。
君の弱さ、もろさは、深く広い優しさになり得る。

いっとき、押し込まれたって良いよ。
しなって行こうぜ!

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