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Tableauを本格的に使い始めて1年経って①

データアナリストに転職し、新たに身に付けたスキルにTableauがあります。

最初は何をするにもネットで情報を調べ、公式サイトのヘルプページを読み漁り、デザインに関する参考書を読みながら、なんとか仕事をしてきました。
(1年前に書いた記事)

1年経てば、当然のことながら出来ることが多くなりました。
デザイン的なことだけではなく、データの準備の大切さや、データ量による読み込み速度など、ダッシュボードを作成するうえで気にしなければいけないことがたくさんありました。

初めての現場では、データは割と整っており、どんなデータを使ってどんなことが見れるようにしたいということが具体的になっていたので、使用するデータをそのまま取り込み、きれいにデータが見られるようにデザインを整えることを自分の中で重要視していました。
しかし、その次の現場では、データ仕様書や設計書がなく、ひとつひとつ中身を確認しなければわからない状況(中身見てもわからない場合もある、、、)で、見たいアウトプットイメージはあるが、それが今のデータに全て揃っているかもわからないという環境でした。
(データベース設計を外部に依頼していたため、初期の資料が現在なく、担当者も変わり、すべてが引き継がれていなくなったため。。。)
そのため、Tableauをつかったデザイン以前にデータ設計から調査、整理するという経験をしました。
SQLが書けて、Tableauでデザインが出来ればなんとなく仕事になっていたのですが、データアナリストとしてデータ設計という業務に関われたことはとてもいい経験になりました。
Tableauでデータを可視化する際、どのようなデータの持ち方になっていればいいのかをイメージしながら設計することができました。
もちろんTableauのためだけではなく、データ処理の軽量化やデータの紐づけやすさなど、色々なことを考えながら設計しました。

最終的には、お客さんの要望通りのダッシュボードを作成できて、ご満足頂けたのでよかったですが、データの持ち方を見て、それをそのまま要望通りのデザインでダッシュボード作成できるのかをしっかりと把握できるのかを見極められるようになるために考慮しなければいけないことは、Tableauの本を見て、デザインを勉強するだけじゃないということがわかりました。

まずは、これがTableauを1年使ってみて一番に感じたことでした。


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