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大晦日に平本蓮と対戦するXは誰なのか?

はじめに

はじめまして。RIZIN考察班です。
字数制限がシビアなTwitter以外にもつらつらと文章を書き残す場所が欲しいと思い、noteを始めてみました。※もちろん無料記事です。

記念すべき最初の記事は、大晦日に平本蓮と対戦するXの予想です。
W杯終幕後の追加カード発表で(YUSHIと並んで)話題を掻っ攫ったのが本カードです。第六試合目にボクシングに準ずるスタンディングルールで行われますが、平本蓮の対戦相手は公募という形をとっており、当日まで伏せられるそうです。

当日発表カードで記憶に新しいのは、RIZIN28における那須川天心ボクシングマッチの対戦相手3人目(所英男)、RIZIN28におけるシバターの対戦相手(HIROYA)あたりでしょうか。他興行ですが、先日のINOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国において貴賢神と対戦したミスターXはジミー・アンブリッツでしたね。

前置きはこのへんにして、早速予想に入ろうと思います。
予想記事で語尾を濁しまくるのも微妙だと思うので極力スタンスをとろうと思いますが、その分豪快に外す可能性が多分にあることをご了承ください。(笑)
それなりに分量があるので、ぜひ目次から飛んで興味のある部分を読んでいただければと思います!

候補の洗い出し

まずは世間で挙がっている対戦相手予想を列挙してみます。網羅性を担保するものではなく、あくまで主要な候補に絞っています。

  • MMAファイター

    • ピュア組

      • 五味隆典

      • 朝倉未来

      • 芦田崇宏

      • 山本アーセン

      • 三浦孝太

    • 転向組

      • 久保優太

      • 太田忍

  • キックボクサー

    • 安保瑠輝也

    • 木村"フィリップ"ミノル

    • 皇治

  • ムエタイ選手

    • 梅野源治

    • 吉成名高

  • ボクサー

    • 那須川天心

と、こんなところでしょうか。話題性と現実味を兼ね備えた好カードが並んでいる印象があります。
これらを念頭に置きつつ、条件ベース(対戦可能な条件/当日発表にする条件など)や出来事ベース(発言/匂わせ)で絞りこんでいこうと思います。

条件ベースでの予想

この対戦カードにおいてXが満たすと思われる条件について簡潔に整理していこうと思います。

対戦可能条件

当然ですが、そもそも「大晦日」に「RIZINの舞台」で平本蓮と「一定の勝負論のある」試合を行う必要があります。
ここから、・試合間隔 ・契約 ・体重 ・実力(評価) という基本条件が導かれるでしょう。

例えば28日に試合を行った木村ミノル選手は(本人はアピールめいた発言をしていましたが)現実的ではないでしょうし、K-1との契約下にあると考えられる安保選手についても実現が難しいと考えられます。
また、契約体重がどう設定されるかは発表されていませんが(平本選手の身体の絞り具合をみると68〜71程度でしょうか)、このレンジから大きく逸脱する選手が選ばれる可能性も低いです。
また、大晦日のカードであることからも、ボクシング(立ち技)において平本蓮とまともに試合を成立させる実力を有していることも求められます。

興行視点での条件

〜大晦日単体での視点〜
先述した実力(評価)と重複する部分もあるので短い説明に留めますが、至極のカードの並ぶ大晦日の第6試合目(休憩前!)であることから、一定の知名度と実力を備えた選手であることが求められます。
ネタバラシ後の反響が小さいような相手や、あまりに格下の相手は考えづらいでしょう。

〜中長期的な視点〜
RIZINにとって平本蓮は将来性のあるスター選手ですから、その育成には相当に注意を払っているはずです。直前に出場が決まった大晦日のボクシングマッチにおいて敗北を喫して評価を落としたり、頭痛や髄液漏れによって長期欠場を強いられたり、といった事態は絶対に回避したいわけです。
ドミネーター戦で急上昇した評価を維持しつつ、vs朝倉未来というモンスターカードを万全の状況で実現するためにも、”勝てる"相手が用意される可能性は高いと思います。
先ほど体重について軽く言及しましたが、対戦可能ではあるがウェイトでかなり上回る五味選手などは(彼が減量している様子がないことからも)外されるのではないかと思います。

当日発表/公募という形をとる条件

ご存じのように、平本蓮の相手Xは当日まで伏せられていますし、その発表は当日(直前の煽りV?)になされる見込みです。
実力や知名度について、ここまでは大晦日であることから「下限」の条件に言及していましたが、この形態を採用することから「上限」の条件も存在すると考えられます。

つまり、話題性があまりに大きい対戦相手である場合は事前にPRを行う方がチケット/PPV売上に対する貢献度が大きく、わざわざ伏せる合理性に欠けるのです。言い換えるならば、Xという風に伏せたり、公募という形をとることでファンや選手間での考察や発言を加速させ、対戦相手に不足している話題性を補完しているとも言えるでしょう。(私もまんまとそのお手伝いをしているわけです笑)

したがって、那須川天心選手や安保瑠輝也選手、芦澤竜誠選手などがXである可能性は限りなく低いと思います。
過去のXであったHIROYA選手や所英男選手を考えると、主にライト層に対する話題性/人気の塩梅が想像しやすいかと思います。(失礼ですみません)

出来事ベースでの予想

続いて、格闘技界で起きた事件や各選手の発言をとりあげて考察していこうと思います。

画像を加工したらアーセンだった件

追加カード発表からまもなく、Twitter格闘技界隈をざわつかせる事件が起きました。その発端となったのは以下に引用する"RIZINdream"さんのツイートです。
RIZIN公式の対戦カード画像を加工したところ、シルエットの元となった山本アーセン選手が浮かびあがったという旨のツイートです。コラの可能性は否めないものの、調整の過程を動画で提示していることからもリアリティがあります。公募という形をとったものの、元々対戦相手はアーセンに決まっているのではないか、といった驚きの反応が見られました。
本記事では、一旦このツイートがフェイクではないという前提に立って議論したいと思います。

スキンヘッドがシルエット加工を行うのに都合がよかっただけで本当に無関係だった、などの珍説も考えられますが(笑)、
山本アーセンはバックアップファイターなのではないか
という仮説を唱えたいと思います。

目玉の追加カードとして大々的にPRを行っているRIZIN運営陣が絶対に避けたいのは平本蓮の試合が不成立になることです。
その点を踏まえると、ピッタリの候補が見つからない/契約が上手くまとまらない といった事態へのリスクヘッジとして既に合意のとれた選手を保険として用意しておく、という行動には納得感があるのではないでしょうか。
アーセンの写真を元画像として使用したのはある種の伏線で、実際に試合が行われるかどうかに関わらず、後々ネタバラシがあるのではないかと踏んでいます。(笑)

なお、一部ファンの「対戦相手はアーセンで最初から確定しているのではないか」という声には懐疑的です。
その場合はわざわざ公募という形をとるよりも、RIZIN26/RIZIN28のX枠のように伏せるか、いっそのこと発表しておいた方がメリットが大きいように思います。

皇治が対戦予定であった選手に言及した件

12月24日に、東スポから以下の記事が出されました。
「皇治がRIZIN不出場を明言 水面下で進んでいた幻の朝倉海戦」(https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/249091)
平本vsXには一見無関係の記事ですが、読んでみると思わぬ示唆があったため取り上げたいと思います。

さらに皇治は、RIZIN不出場に至った交渉の流れを説明。RIZINからは梅野源治や三浦孝太、平本蓮を含む複数の選手を対戦候補として挙げられたものの、先の理由と「世界の田中は今、マルコメにしか興味がないんで」と、ボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー以外は眼中になしとして断った。

東スポWEB「皇治がRIZIN不出場を明言 水面下で進んでいた幻の朝倉海戦」

上に引用した部分では、皇治に朝倉海戦が打診される前に、梅野源治三浦孝太平本蓮を含む複数選手が提示されていたと明かされています。

RIZINに限らず、一般にマッチメイクの際は本格的な書面契約を結ぶ前に口頭で選手の意向(同意)を確認した上で対戦相手に打診するというステップを踏むとされています。

この点を踏まえると、梅野源治・三浦孝太にはボクシング/キックボクシングの(エキシビション)マッチに応じる姿勢は少なくともあるという示唆を得られるのではないでしょうか。
ファンには見えない舞台裏の交渉について、実名のもとでその一部を伺えたという意味で一定の意味があると感じました。

平本蓮本人が予想に言及した件

12月28日に、Youtubeチャンネル「ABEMA格闘【公式】」にて以下の動画が公開されました。

動画内では、世間の主要な対戦相手予想をとりあげて、それに対して平本蓮がコメントする形がとられています。

詳細やニュアンスは動画をご覧になっていただきたいのですが、
・萩原京平・芦田崇宏・太田忍・皇治・久保優太・三浦孝太・朝倉未来
の7選手について、いずれも(対戦・人格にたいして)否定的なコメントをしています。

消去法的なアプローチ以外で予想に役立つ情報は少ないですが、皇治が元々本命であったこと、「三浦孝太とのボクシングならやる」という冗談めかした発言が大晦日出場に繋がったことなどの興味深い裏話がなされています。

Twitterで色々と匂わせがされた件

以上の"状況証拠"を踏まえると、どうやら本命は梅野源治なのではないかという気がしてきたかと思います。

そんな中、12月27日に梅野選手から「匂わせ」ともとれるツイートがなされました。RIZIN公式のツイートを引用RTし、「大晦日か」という文を添えた以下のツイートです。

本人は現状出場予定にないことからも、梅野源治がXだという予想が多く見られるようになりました。
余談ですが、私はこのツイート前からXの予想を発信しようと考えて梅野選手に"あたり"をつけていたので、一気に予想の新規性が失われてがっかりしました。(笑)

Twitter上では、他にも波紋を読んだ匂わせが行われました。
平本蓮と榊原CEOが同席したポップアップイベントの撮影特典に那須川天心選手が現れた際、以下のツイートがなされました。

これを受けて、「X=那須川天心」ではないかという爆弾カード実現の(希望的)予想の声が多くあがりましたが、その可能性は限りなく0に近いと考えています。
根拠は色々と挙げられますが、納得感のあるものとしては
公表・PRした方が興行売上に対する効果が大きいことが明らか
試合順が6試合目という扱いが見合わない
といったところでしょうか。

最終予想

さて、候補の幅出しから始めて条件ベース/出来事ベースでの考察を書き連ねてきましたが、そろそろ終わりにして予想をまとめておこうと思います。

私の結論は以下の通りです。

・平本蓮と対戦するXは梅野源治である
・一連の契約締結における"バックアップファイター"として山本アーセンが用意されていた

定性的な条件や、一連の発言や出来事を踏まえても蓋然性の高い予想なのではないでしょうか。
もちろん、名前の挙がっていた他の選手や誰も想定していなかったまさかの相手が登場する可能性もあるので、そこも含めて非常に楽しみです。

おわりに

長くなりましたが、ここまで読んでいただき本当にありがとうございます!
始めてのnote執筆ということで読みづらい部分もあったかと思いますが、拡散や「スキ」をしていただけると嬉しいです。

また、他の考察や記事自体への感想などありましたらドシドシ教えてください。
今後も趣味としてRIZINを中心に色々な考察をしていこうと思っているので、是非フォローをお願いします!


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