MMA予想 7/28(日)【超RIZIN.3】芦澤竜誠vs皇治(RIZIN MMA ルール:5分 3R / 61.0kg)
芦澤竜誠
1995年5月1日生 (29歳)
身長175cm 体重61.0kg リーチ175.5cm
プロ格闘技歴:11年
バックボーン:キックボクシング
所属:フリー
練習環境:BLUE DOG GYM(打撃)、剛毅會(グラップリング)
ファイトスタイル:ストライカー
【直近5試合の戦績】0勝1敗
皇治
1989年5月6日生 (35歳)
身長173cm 体重61.0kg リーチ168cm
プロ格闘技歴:14年
バックボーン:キックボクシング、空手、日本拳法
所属:TEAM ONE
練習環境:TEAM ONE(打撃、グラップリング)
ファイトスタイル:ストライカー
試合の見どころ① 因縁
新生K-1時代にファンから対戦を熱望され、本人同士も煽り合う様な状況ではあったが、結局実現せずに終わっていた所、芦澤皇治共にRIZINに移籍した為に実現したRIZIN.41メイン、キックボクシングルールで対決した両者。その際は芦澤竜誠が勝利し、この因縁は終わったかと思ったが、その後両者共にMMA転向。今回はMMAルールでの再戦を行うとなる。
試合の見どころ② MMAへの適応度合い
打撃オンリーの世界から、MMAに舞台を移す事で、どれだけMMAに適応しているかが大きな鍵となっている。皇治は青木慎也に師事する事で徹底的に寝技を仕込まれている。対して芦澤は剛毅會で組みを教わっているとのこと。正直どちらも未知数である。皇治は三浦孝太戦でテイクダウンディフェンスを、芦澤は太田忍に試合開始直後に倒されたはしたものの、ハーフポジションからインサイドガードに戻して肘と倒された後にMMAにいかに対応していくかの姿勢が見えた。今回の試合についてはそれぞれMMAでの今後の生き方、方向性が見えてくる試合になるかと思われる。
試合の見どころ③ 打撃戦
結局のところ、MMAの試合はスタンドから始まる。ましてやストライカー同士ともなれば打撃戦となることは必須。そしてキックボクシングとMMAの間合いは異なる事からキックボクシングと全く同じ展開になるとは考えにくい。またオープンフィンガーグローブという事もあり、互いに与えるダメージも異なって来る。先述の通り、皇治は青木慎也に師事しているが青木慎也に教わる事で打撃の練習に時間を割く事が難しくなっている可能性がある。という展開を芦澤が予想していたとするならば、逆に打撃を磨いている可能性は高い。なぜなら皇治のタックルならば切れる可能性も高く、徹底的にスタンドに持ち込めば芦澤に分が上がる可能性もあるからだ。
試合展開&勝利予想
1R
序盤から皇治が遠い距離からローキック(カーフ含む)を織り交ぜつつ、芦澤の出足を止めていく。対する芦澤はキックのタイミングでジャブを出し、膝蹴りを出していきながら距離を潰していく。
2R
ステップを駆使する芦澤の攻撃が徐々に当たり始めたと思いきや、皇治のカーフキックがクリーンヒット。芦澤のステップがぎこちなくなる。皇治チャンスとばかりにカーフキックを繰り出していく。たまらず芦澤はクリンチするが、皇治がそのまま押し倒す。皇治がトップポジションのまま、鉄槌を放つがロックできておらず、すぐに芦澤に立たれる。なんとかバックポジションを取りに行こうとするが、芦澤の逃げ足が早く、スタンドに戻る。
ここでゴング。
3R
芦澤のステップは戻らず、そのまま足を止めて膝蹴りのカウンターを狙う方向へ作戦変更。皇治はそのままローキックを蹴りつつ、前に出る。コーナーに追い込み、芦澤が膝蹴りを外した所でクリンチ。喧嘩四つの形から足をかけつつ、芦澤を倒す。芦澤が逃げる際に背中を見せた所で、バックポジションを取る。そのまま振り回し、力づくでバックを取ったまま芦澤を倒す事に成功。リアネイキッドチョークを狙うが、体力が切れてしまい、抱きついたままで後からテンプルを叩いていく。力なく叩くが暴れる芦澤を皇治が足でロックし続けたままゴング
結果予想
皇治 3R終了 判定勝ち(3-0)
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