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終活ブームに潜む危険・お墓は節税? お墓編その19

お墓は節税になるか?

石材店のパンフレットなどに「お墓」を生前に購入すると相続で、お墓は相続税の対象外で節税になりますと書いてあったりします。
正直いって、ナンセンス理由は簡単です。
そもそも、相続税の対象となる方自体が少ない
(税金のかからない基礎控除額3000万円×相続人一人あたり600万)
参考までに、2021年の相続税が課税された相続人は全体のたった9.3%です。
大半の方にとって相続税など気にする必要はないのです。
さらに
1、相続財産の対象外になったところで、「お墓」はカネに変えられない。
2、お墓を買って、多少財産を減らした程度で大した節税効果はない。
3、お墓は相続の対象とならないため、祭祀承継者(墓を守る人)が継ぐ。
では、何故石材店がそのようなことを言うのか?
見込み客の不安を煽り、生前にお墓を買わせるためです。
気になる方は、無料での税理士等の相談を受けてみてください。
そこで「200万のお墓を買って相続税の節税になりますか?」
きっと「なんのことですか?」と言われるでしょう。
お墓はそもそも相続財産の対象外、生前に買っても売れるモノではないので、その「お墓」購入資金は今の思い出作りに使いましょう。
いつもの一言。
「お墓を生前に買うなら、生きてるうちに思い出をつくりましょう。」
大切な人との時間は「お墓」を買っても得られません。









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