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10. 神との対話【解説】P22~24 神が姿を現すところ

神さまが何度も、
「”自分の”感情や思考や経験に目を向けなさい…そこには神からのメッセージがあり、真実がある」と伝えていても、
当時はまだ、自分の中を見る(内観する)ことが神とつながることとは知らなかったニールさんは、

「疑いようのない姿かたちで目の前に現れてください」と、
神さまに頼みました。

すると神さまは
あなた(ニールさん)が見るものすべてに、何度も何度もご自分が現れていることを伝えましたが、

ニールさんは納得できなかったため、下の言葉で要求しました。

ほんとうのあなた自身のかたち、姿で。

神との対話1 P23

神さまは、それが不可能であることを伝えました。

理由として、以下を言われました。
1.わたしには、あなたがたが理解できる姿がない。
2.わたしは、どんなかたちや姿になることもできるが、それを見た人が自分の見た姿が多くのなかのひとつにすぎないと思わず、それこそが神の唯一の姿だと思い込み、他の可能性を否定する。
3.わたしは偉大なる「見えざるもの」であり、ある瞬間のかたちや姿ではない。

神さまはあらゆる場所、あらゆる時空に姿を現しているのですが、その姿は私たちが山や海を見て神を感じることと同様に”偉大なる見えざるもの”として存在していることが分かります。

そして、私たち人間が景色や現象に神を感じる時、「気のせいかもしれない」と思う人はいるのでしょうか?
私は「神がここにいる」と確信します。
きっと多くの人たちが、私と同様、さまざまな場所や時空に神(偉大なる存在、宇宙、創造主)を”確実に”感じることがあるのではないでしょうか。

神さまは24ページで、

どのようなかたち、方法で現れるかは重要ではない。どのような方法を選び、どのようなかたちで現れようとも、疑いの余地がなくなることはありえない。

神との対話1 P24

と言われています。

ニールさんはそれでもまだ、神が現れていることのあかしを求めていました。

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