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藤本萌々子
2016年8月24日 15:24
終わらせるために旅をしている遠く故郷をあとにして生まれた街にとどまれば僕らは年をとらず 決して死ぬこともない別れは訪れず 変わりゆく悲しみも無い永遠に同じ太陽が 昇り 沈みたまに雨が少し降るだけ平坦な人生どこまでも平坦な歩くことを選ぼうか一日も休まずにできるだけ遠くへと生まれた土地から遥か巡り会う人々と離れ歩みを緩めずに泥だらけに這い、滑落し、また登り手と