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今の高校生

かたくるしいタイトルですが、気楽に読んでください。

教員をしてきて感じることは、世間でいろいろな時代分けで表現されて
いますが、学生の本質は根本的には変わっていないとと思います。(笑)

本質は自分の事を理解してほしいのです。【結論】

では、なぜ近年学校ではよく生徒への対応がわからない、何を考えているか
わからないなどといった声を聞きます。(教員の声)

なぜなのでしょう?自分の事を理解して欲しいと思っている学生が、
理解してもらえない行動をとってしまうのか?学生目線で考えてみます。

・昔の学校教育(ガラケー時代)

学校教育は時代背景に影響し変化してきています。

ここではざっくりですが、携帯電話が普及し始めたころの教育から
スマートホンに代わるまでの期間にピントを合わせてみたいと思います。

この頃の学生は携帯を持っているのは極一部でインターネットもさほど
学生が使うことがありませんでした。ということは、学校以外での
コミュニティーが限られていたことが言えます。また、様々な情報に
関しても知えることが限られていた。(調べるのが手間)

このことだけでも、わかることがあります。

・接する人間が限られ、場所も学校などに限られることが多かった。
 そのためその中で理解をしてもらうため、生徒も頑張っていた(協力)と
 私は考えます。

・情報に関して言えば、親・教員・地域の人etc.
 限られた情報になっていました。
 いわば興味がある情報は自分で本などで調べる必要があった。(手間)

簡単には、人とのつながりを作る場所、社会に出るまでの情報の
収集・整理の仕方・応用力を教える場所であり、不安を減らす場所だったと思います。
(簡単にまとめると)

限られた人間関係の中で自分を理解してくれる大人(起きている時間帯で一番接する時間が多い)が教員
教員の考えが素直に響くことが多かったと思います。

・今の学校教育(スマホ時代)

さて、現在の生徒たちはどうだと思いますか?

・学校は周り人が行った方がいいや、行っている。
 行くのが一般化してきている。

・大学卒の方がいいような、すぐに就職は不安なので・・・etc.

今回マイナスな意見を書きましたが、それほど学校が生徒からすると
行く意義を感じていな事が多いようです。(涙)

昔は情報が限られていましたが、ネットを使うともの凄く専門的な知識が
得られます。
また、自分の考えと合う人とすぐにSNSで繋がることができます。自分の
事を肯定してくれる人と繋がり不安感が軽くなります。
お金の稼ぎも簡単にできる!のような事もたくさん記載されています。

こういった事から学校教育は生徒からすると解りにくくめんどくさいが
先に立ってしまうことが多いようです。
学校に意義を感じていない事が多いようです。

もちろん学校に対して部活動、将来の基礎知識・専門知識を深めて自分の目標に向かって進んでる生徒もたくさんいています。

現在、ネット通信で授業を受けれたり通信で高校卒の資格を得れたりするの
が現状です。
その中で学校に通うことで生徒が本当に来てよかったと思える環境にして
あげるために、本当に大切なのが動画・SNSなどの間接的なつながりでは
なく、直接せっして相手の表情を見てまた集団で行動することによって大切な何かを築かせることなどが必要なのだと私は思って接しています。

まとめ

生徒はすごく素直で環境で変わりやすい事を理解してください。
また、頭ごなしに注意されたり、自分を理解してくれていない教員(大人)
は絶対に心に壁を作り本音で話してくれなくなります。
怠けていたり、反発してくる生徒ほど、その生徒に合った対応柔軟にとって
あげて下さい。絶対に無駄だとか変わらないだろうとこちらが折れることを
無くしていきましょう。
また情報が簡単に得られる・繋がれる現在だからこそ、生徒が上っ面の情報(こちらが知らない知識)や言葉で話してくることが多々あります。その時には慌てたり、感情的になることなくまずは対応していくことが大切です。

本当に長文になってしまい申し訳ありません。
最後までお読み頂きありがとうございます。
今回偏った内容になってしまっている部分もあると思います。
今後、小分けにして実際に行った生徒の対応を例を挙げて詳しく上げて
いきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。