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マンションを売却しようと思ったら最初に確認する事

本日の結論

「成約事例」と「募集事例」の両方を確認するようにしてください。

①成約事例とは

マンションを売却する場合、過去に同じマンション内で他のお部屋が売却されている可能性があります。結果として売却活動をされたそのお部屋が幾らの金額で売買契約が成立したのか。
その情報が掲載されているものを「成約事例」と言います。

成約事例をご確認頂く場合のポイントは以下の通りです。

  1. 成約した時期はいつ頃の情報か(最近1年から3年ほどの情報ですと参考にしやすいと思います)

  2. お部屋の㎡数と間取りはどのタイプのお部屋か(間取りを変更している場合もありますので要注意です)

  3. リフォームはされているのか、されていないのか(台所やお風呂、トイレなど水回りリフォーム有無が重要です)

  4. 成約した金額はいくらか(売買金額と成約金額との乖離があるかどうかを確認頂く必要があります)

成約事例は、実際に売買契約が成立した金額となりますので、この金額がお客様のマンションを売却する上で重要な情報となります。
成約事例は不動産業者に依頼をすれば手に入る事が多いので、必ず入手するようにされてください。
(※築年数が新しい等、マンションによっては成約事例が公開されていないものもあります。)

②募集事例とは

現時点において、実際に販売されているマンションの価格を確認する作業になります。
全く同じ間取りや広さ(㎡数)でなくとも、マンション自体の相場を知る上で非常に重要な資料となります。

募集事例については、不動産業者に依頼をされなくとも、お客様の方でご確認頂く事が出来ます。
不動産売買情報が掲載されている主なポータルサイトは以下の通りです。

(1)SUUMO
(2)at home
(3)HOME'S
(4)オウチーノ
(5)スマイティ

募集事例も同様に、リフォームがなされた状態で販売されているのか、リフォームをせずに販売されているのかを確認頂く事が重要になります。

掲載されているお部屋のお写真は、光の加減で壁紙や天井材、床材を交換されているかどうかをご確認いただくのが難しいケースがあります。そういう時には、台所やお風呂、洗面所やトイレなど、いわゆる水回りの設備を見て頂くのが有効です。

水回りのお写真を確認して、ご自宅のものと同じかどうかを確認されてください。
同じであればリフォームはされていないケースが多いと思います。
反対に、異なる場合にはリフォームがなされているため、売却代金にリフォームをされた投資金額が上乗せになっていることを認識して頂く必要があります。

成約事例と募集事例、2つの情報を確認頂き、ご自身のマンションを売却する場合の相場について知って頂く事が重要です。

不動産に関するご相談をしたい方は下記メールまでご連絡ください!
tokuma☆gpb.co.jp
(☆を@に変えてご連絡ください)

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