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2022 NFLドラフトビッグボード 2.0 | ドラフトプロスペクト一覧

祝2021年シーズン開幕!それにしてもシーズンオフが終わるの早くないですか?嬉しいことなんですけど、みんなしっかり休んだのかなと心配になってしまいます。

さて、オフには私がずっと応援しているAuburn TigersのHC Gus Malzahnが解雇され、その彼がもうひとつの我がチームUCF Knightsにやってきました…実はこの2チームは2018年にPeach Bowlで激突し、UCFが勝利し、全米王者となっているのですが、Gus流のオフェンスがUCFが培ってきたスプレッドハイテンポオフェンスとどう融合するか楽しみですね!

ということで2022 NFLドラフトビッグボード 2.0です。昨年はシーズン直後編も出していましたが、そもそもこのランキングを2.0とか銘打っているのに更新しないのはどうなのかというのがあるので、気が向いたら2.1とか2.2をシーズン中にこの順位をもとに作ります。コンバインまではこのランキングの微調整で乗り切るつもりです。(開催するのかな?開催してほしい)

ちなみに前回のランキングでは、21年NFLドラフトとの比較と自慢したいがためのポテンシャル採用で選手の順位を配置していましたが、今回はポテンシャルよりも現時点での成績や大学時代のフィルムをもとに順位を並べています。また文章中の成績はすべてSports Reference CFBを参照しているので、各大学やNCAAが出している成績と違うことがよくありますのでご注意ください。それでは100人紹介します。

1. Spencer Rattler QB Oklahoma (6-1, 205lbs) RSo

高校時代から世代トップQB。そのままトップの座を死守して逃げ切るであろう。肩の強さが異次元。なのだが肩の強さに頼りっぱなしのプレーをせずに、しっかり判断をして投げ込む能力もピカイチ。また足の速さもありスクランブルも脅威となる。昨季は3,031yds、67.5%、28-7。全米優勝も狙えるチームでハイズマン賞を獲れるかにも注目。ちなみに2021年ドラフトなら全体2位。

2. Kayvon Thibodeaux EDGE Oregon (6-5, 250lbs) Jr

Chase Young級のEDGEの逸材。とにかく速い。そして強い。この言葉に尽きる。彼も高校時代からトップ選手で世代全体2位の逸材。ちなみに世代1位は萎みまくっている模様。昨季は3サックに終わったがプレッシャーはかけまくっていた。実は今年からOregonのDCに就任したTim DeRuyterは、Texas A&MでVon Millerを3-4OLBとして育てたコーチでもある。どんな育ち方をするにせよ、未来は明るすぎる。

3. Derek Stingley Jr. CB LSU (6-1, 195lbs) Jr

考えうる限りでは最高級のCBプロスペクトの1人だろう。True Freshmanから世代トップCBであることを証明。全カレッジフットボールファンが驚くレベルの活躍だった。今季はLSU栄光の#7を継承。True Freshmanの活躍が重荷になる可能性は感じつつも、それを余裕で打破するだけのポテンシャルはある。唯一キャリアで完敗したDeVonta Smithにリベンジする日は来るのか。

4. Kyle Hamilton S Notre Dame (6-4, 219lbs) Jr

彼も考えうる限りでは最高級のSのプロスペクト。サイズ、スピード、タックル力、フットボールセンスすべてを持ち合わしている。どんなプレーにも絡めるし、チームを窮地から救ってくれるS。Sean Taylor以来のS Top5指名にも期待がかかる。

5. Sam Howell QB North Carolina (6-1, 225lbs) Jr

なんだかんだ言ってトップ3とかで指名されそうな気はするが、素材的には上位4人より劣るのでランクダウン。True Freshmanで38TD 7INTの衝撃の成績。昨季は30TD 7INTだが、パス成功率が61.4%から68.1%に上昇。1年目を見た感じだと、まだまだという雰囲気だったが、昨季はコントロールと判断力が大きく成長。そして勝負強い。以前も書いたが、North Carolinaの主力スキルポジションが全員NFL入りしてしまったので、その点がどう響くか。成績を残せず評価を落とすと、逆においしくなる選手の可能性あり。

6. DeMarvin Leal DT Texas A&M (6-4, 290lbs) Jr

モンスターすぎるが故にどこのポジションもこなせるが、NFLではピュアなエッジラッシャーというよりも3-4DEか3テクDTなのかなぁという感じの選手。それこそDonaldみたいになるかもしれないし、EDGEにおいても10サックくらいは稼いでくれそうな雰囲気もある。パワーとテクニック、キレともに申し分なし。

7. Andrew Booth Jr. CB Clemson (6-0, 195lbs) Jr

来年はCBが豊富。しっかり考えてみるとAndrew Booth Jrはここではない気もするが、一生に一度できるのかのプレーをシーズンで3回決めてしまう半端ないポテンシャルに期待。ボールへの嗅覚がすごいが、マンカバーの能力はもう少し。プレー数を増やしたい。

8. Evan Neal OT Alabama (6-7, 360lbs) Jr

トレーニング動画を見たら凄すぎて、こんな化け物何やらせても強いだろ理論で、8位にランクイン。昨季はRTを担当し、今季はLeatherwoodが抜けたLTを任されるとか。このサイズ感だが速い。パスプロとランブロックともに高レベル。名門IMGアカデミーからOT世代1位でBama入りしたエリート。Saban曰くハードワーカーとのことで成長にも期待できる。

9. Nicholas Petit-Frere OT Ohio State (6-5, 315lbs) RJr

Nealと試合の動画の比較のみで言うと彼の方が動きは上。そんな彼はNealより1年上のトップOT。今季からはLTに転向する。注目すべきはパスプロだが、下半身の安定感が凄すぎてまったく振られないし、抜かれる気配もなし。ランブロックも安定している。LTで同じパフォーマンスができればTop10級。

10. Jalen Wydermyer TE Texas A&M (6-5, 255lbs) Jr

TEが豊作なドラフトだが、彼が一番完成されているかな。スピードと競り合いの強さはPittsほどではないが、迫るものはある。なおオフにオフフィールドの怪我で指を手術している。またKellen Mondと息がぴったりだっただけに新しいQBとどれだけ合わせられるか。QBのせいで成績が伸びなくてドラフト順位が落ちたらある意味チャンス。

11. Tyler Linderbaum C Iowa (6-3, 289lbs) Sr

DTとしてリクルートされてCに転向した経歴もあり身体能力が異常。話によると10-yardのスピードはMichael ThomasとかAJ Green級とのこと。アスリート上がりのため、体重はあまりないが、能力に関しては1巡のセンター。視野もとても広くパワーも申し分なし。フィニッシュもできる。

12. George Pickens WR Georgia (6-3, 200lbs) Jr

彼がいればUGAを全米優勝に推せるのだが(嫌いだから好きで推しているわけではないです)、3月にACL断裂で手術。おそらく来年のドラフトには出てこないかなぁとは思われるので、来年の今頃もこの順位の彼を見るかもしれない。スター性抜群のWR。久しぶりにUGAに「ガチ」なWRが現れた感じ。

13. Tre'Vius Hodges-Tomlinson CB TCU (5-9, 177lbs) Jr

このサイズで超すごいCBってどう評価されるんでしょうね…。もし平均的なサイズがあったら間違いなくトップ10に推すレベルのCB。全部良い。余裕を持って反応できるマンカバーのうまさと、元々Sだった頃に培ったであろうタックル力。すごく良い選手だが、身長がNFLでどうなのか…

14. Christian Harris LB Alabama (6-2, 232lbs) Jr

身体能力抜群の安心のBama産の(ガチの)LB。このサイズでスピードがあり、パスカバーもできる。もちろんタックル力もあるし、ブリッツに入るのも速い。元々はセーフティやレシーバーもやっていたらしく納得の身体能力である。

15. Chris Olave WR Ohio State (6-1, 188lbs) Sr

OlaveかWilsonか。The Ohio Stateの1巡級WRのどっちを上に置くかというのは人によって意見が分かれるところではあるが、オフに色々な動画を見た結果、Olaveを上に。Wilsonと比べると派手さは少ないが流れるようなルートランと、ボールへの集中力がすごい。総合力の高さ。Clemson戦での一発TDはFields含めてかなり良いプレー。QBが変わる今年に成績を伸ばせたら本物。

16. Garrett Wilson WR Ohio State (6-0, 188lbs) Jr

この2人を離れた順位に置く必要はなく感じたので16位にWilsonを。彼はキレのあるルートランとRACが素晴らしい。またハイライトプレー製造機。派手さがある。競り合いながらのキャッチ力もピカイチ。スロットでの出場も多かったが、今年はどうなるか。

17. Treylon Burks WR Arkansas (6-3, 225lbs) Jr

Arkansasのフットボールプログラムから久しぶりに出てきたモンスター。ルートランなどの洗練さはないが、とにかくディフェンスするのが難しい選手。X、S、RBと様々なポジションができるのはShenaultに似ている感じだが、彼よりも野獣感は強いかも。FranksというQBを失い、新しいQBでどれだけ成績を残せるか注目。

18. Darian Kinnard OT Kentucky (6-5, 345lbs) Sr

昨年のKentuckyのOLユニットは鬼強かったが、そのユニットのRTが彼。今季はLTを務める模様。ゾーンよりもアサインメントブロックが得意だが、話によると今年のKentuckyはアウトサイドゾーンも多用するらしく、そこをこなせれば素晴らしいトッププロスペクトになり得る。ファーストヒットの強さと、パワーの鬼。

19. Adam Anderson OLB Georgia (6-5, 230lbs) Sr

チームのデプスの厚さもあり、あまり目立ってこなかったキャリアだが、昨季は2試合で4サックを稼ぐ爆発力を見せた。そのスピードとキレ味は今年のメンバーの中でも随一。さらにスピードにパワーを乗せたブルラッシュもできて、NFLで2桁サックは稼げそうな雰囲気。今年の成績的な飛躍にも期待。

20. Jalen Catalon S Arkansas (5-10, 198lbs) RSo

SECのお荷物だったArkansasから2人1巡が出るかも…ということでもう1人はスーパーハッドヒッターのSのCatalon。タックルが大好きなタイプで、スピードを一切緩めることなく、自分より大きいキャリアーにタックルできる。

21. Romeo Doubs WR Nevada (6-2, 200lbs) Sr

ディープスレット特化型。だけれどもサイズがある。とにかく奥に放り込んでくれるQBのCarson Strongの強肩の恩恵も受けているとはいえ、本人のスピードも桁違い。ルートランもできるし、フック系もうまい。のだが、よく見ると右側のWRしかやっていない?ここがどう評価されるか。

22. JT Daniels QB Georgia (6-3, 210lbs) RJr

同期QBではLawrence様の次のプロスペクトとしてUSCに入学。さらにTrue Freshmanで開幕戦スターターはあのMatt Barkley以来という期待を背負っていた。しかし2年目の開幕戦でシーズンエンドの怪我をし、ポジションをSlovisに奪われ、UGAに転校。UGAではなぜかベンチだったが、他のQBが酷すぎてスタメンを奪うと実力発揮。ということでしっかり投げれる今季に評価爆上げまでは見える。

なお雰囲気チャラそうだが、眉毛が太くて真面目人間のようである。

23. Trent McDuffie CB Washington (5-11, 195lbs) Jr

昨季はPD0と成績的には目立たないが、Washingtonは4試合しか消化しなかったためノーカン。True Freshmanの2019年シーズンのパフォーマンスは一流で、1年生とは思えない自信たっぷりのプレーをしていた。テープを見ているとSurtainのような雰囲気があり、彼レベルの評価を受ける可能性もありそう。

24. Drake Jackson EDGE USC (6-4, 250lbs) Jr

今年もプロスペクトにDrake Jacksonがいる。True FreshmanからUSCで試合に出て、5.5サックを記録。昨季は6試合で2サック。空気の試合は何もできないくらい空気なのでビッグボード1.0には入れなかったが、やはり動きに関しては1巡級。ラッシュのスピードと迫力、動きの切れはThibodeauxに匹敵する。パフォーマンスの差は本人のやる気による可能性もある。

25. Jordan Battle S Alabama (6-1, 210lbs) Jr

定評があるようでないようなBamaのS。サイズはある方ではないが、ハードヒットが物凄い。スクリメージ上でも戦えるし、オープンフィールドでもしっかりタックルをしてくれる。パスカバーも反応良く、サイズを考えると、S2の可能性も大いにある。なおNational Championshipではターゲティングで退場を喰らっている。

26. Frank Ladson Jr. WR Clemson (6-3, 205lbs) Jr

現時点では誰も話をしていないが、ポテンシャルは1巡級。手足の長さとスピード、リリースのうまさ、マンカバーに高さでも勝てる身長と、突然今季1,000yds稼いで、一気に名前をあげる可能性がある選手。ちなみに彼の名前を今調べると、私の6月のツイートにすぐ当たるレベルで誰も話をしていない。

27. Kaiir Elam CB Florida (6-2, 193lbs) Jr

現段階でどこに置くべきか最も迷った選手。多くの評論家がトップ10級のような見方をしているようだが、さすがにどうか。プレスカバレッジでは左右んどちらにもついていけるのは高評価。ただ走力はそこまでか。反応からの詰めの速さはかなり良い。もしこれで4.30台で走る日には先輩のCJ Hendersonのような評価を受ける可能性はある。

28. Jaxson Kirkland OT Washington (6-7, 310lbs) RSr

6-7のデカLT。デカいが身体能力も割とあり、パスプロのフットワークも細かく対応力高め。バランスが良い。ランブロックでも動きが速く、経験を積んだ今年は1巡OTになれる可能性も。18と19の2シーズンはRGを担当していた。

29. Justyn Ross WR Clemson (6-4, 205lbs) RJr

Freshmanから信じられない活躍。ナショナルチャンピオンシップではBama相手に6レシーブ153yds1TDと大無双して、全米優勝に貢献。その後の未来は明るいかと思われたが、19シーズンはTee Higginsの影に隠れる形となり、20シーズンには脊椎の怪我で手術をしてシーズン終了。果たしてフットボールに戻ってこれるのかという雰囲気だったが、大丈夫な模様。元気でコンディションの心配がなければ1巡確定級のWR。何も問題なくプレーしてほしい。

30. Noah Daniels CB TCU (6-0, 194lbs) Sr

なんと今年のTCUは両コーナーが1巡級。そう考えるとなぜ昨年全然勝てなかったのかという話になるが(S 2人ともNFL入り)、オフェンスが全然出なかったのですよね。さらに彼もシーズン途中で離脱。キャリアで0INTながら、注目すべきは信じられない身体能力。なんとベンチは180キロらしい。さらに4.2で走れるとか。練習の動画をインスタでアップしているが、1巡級の動き。相方よりも身長がある分高いピックの可能性まで。

31. Haskell Garrett DT Ohio State (6-2, 300lbs) Sr

今のところ来年のドラフトで最もやばい話を持っている男。なんと20シーズン前に顔面を銃で撃たれ、弾丸が頬と頬を貫通したとのこと。生きているだけで凄すぎる。プレーも凄いよ。


32. Aidan Hutchinson EDGE Michigan (6-6, 269lbs) Sr

6-6, 265でブロンドのキャラが立っているEDGE。21年のドラフトに出てくるかと思いきや、怪我の影響もありステイを選択。身体の長さを活かしたラッシュが魅力。とはいえ身体能力抜群タイプではない。ランストップにも定評があり、EDGEでバランス良く動かされない。

33. Sevyn Banks CB Ohio State (6-1, 200lbs) Sr

近年のOhio StateではOkudahの次の逸材。フィジカルありで、ルートへの反応が素晴らしい。視野の広さも注目。ボールが飛んできてからの手の反応も悪くない。しかし、足の速さが懸念点かも。スピード以外はかなりの逸材。

34. Brenton Cox LB Florida (6-3, 250lbs) RJr

高校トップクラスの評価でGeorgiaに入学も、在学中に大麻所持で逮捕。さらにチームから追放され、ライバルチームのFloridaに転校した選手。初のフルシーズンで出場した昨季は12試合で10.5ロスタックルに3.5サック。時折見せるドラ1級のプレーが魅力。安定感をつけて、素行が良ければ1巡での指名がある。

35. Alec Anderson OT UCLA (6-5, 303lbs) RJr

Twitterで名前を調べても誰もつぶやいていないレベルの選手なので、ここで紹介。明らかに動きの良いRT。パスプロには下半身の安定感と視野の広さがあり、ランブロックではパワフルなヒットと、フィニッシュする力、さらにパンケーキも得意。アームの長さも割とありそうでパンチもしっかり打てている。多分2日目。


36. David Bell WR Purdue (6-2, 205lbs) Jr

True Freshmanで驚異の1,000yds超えは同門のRondale Mooreと同じ。昨季も1試合平均100yds超えとまさにエースレシーバー。ボールへの集中力がすごく、ディフェンスに囲まれても余裕でキャッチ。そのままバランスを崩さずにタッチダウン。球際に強すぎる。

37. Kedon Slovis QB USC (6-3, 215lbs) Jr

JT Danielsからポジションを奪ったスター候補生。1年目は驚異の3,502yds、71.9%、30-9で、昨季は試合数が少ないながらも6試合で1,921yds、17-7とまずまずの成績。USCのエースWRの2人が抜けてしまったが、残った選手もブレイク次第ではドラフト上位。真価が問われるシーズンである。

38. Kingsley Enagbare EDGE South Carolina (6-4, 265lbs) Sr

True Freshmanから出場を続け今年で4年目。サック数を毎年増やしている(1→3.5→6)。まだまだ完成されている様子ではないが、長い手足と小回りのきくラッシュでQBを追い込める。ランにも絡めるし、全力でプレーしてる姿も高評価。

39. Reggie Roberson Jr. WR SMU (6-0, 200lbs) RSr

元気で怪我前のパフォを取り戻せるなら…と想像するとどうしても上位に入れたくなるディープスレット。SMUの練習を見た記者によると変わらずにプレーしているらしい。昨季は5試合で474ydsもavgは21.5ydsという驚異的な成績。改めて速いね。

40. Kenyon Green OT Texas A&M (6-4, 325lbs) Jr

パワフルすぎるG。左右どちらもできるが昨季はLGを担当。そして今年はLTになるとのこと。昨季のAll-America TeamにSophomoreで選ばれた2人のうち1人(もう1人はBreece Hall)。腕が短そうなのは少し気になるが、パスプロ・ランブロックの安定感高い。さらに闘争本能剥き出しでフィニッシュできる点も良い。プロではGっぽいかなぁ。

41. Daxton Hill S Michigan (6-0, 192lbs) Jr

高校の同期トップのS。SだがエリートCBのような身体能力を持っており、マンカバーの能力の高さやスピードの速さに注目。タックルは決して一発でなぎ倒すような強さはないが、思いっきり当たりに行ける点は評価高い。6試合で44タックル、4PDで、ワンハイもできるオールラウンドな選手。身体能力を買われてCB転向しても良さそうな雰囲気まで。

42. Sean Rhyan OT UCLA (6-5, 318lbs) Jr

来年は久しぶりにUCLAの選手が上位指名されそうな予感。とはいえ、どうやら左右Tともまだ全然注目を受けていないようである。True FreshmanからUCLAのLTを任され、今年で3年目。プレーの見た目ではそんなに強そうには見えないが、強靭な足腰とテクニックでトップクラスのパスラッシャーを抑えている。

43. Jalen Tolbert WR South Alabama (6-3, 195lbs) RSr

NFL選手が4人しか出ていないSouth Alabamaに現れたエースWR。昨季は11試合で1,085yds 8TD。この手のWRは相手のレベルも激低だったりでなんだかんだ言って3日目序盤で獲得できたりするが、今年はTennessee戦を控えているので実力を見定める良い機会になっている。とにかく密集でもディフェンスにピタリとつかれていてもキャッチできてしまうのが特徴のWR。

44. Zamir White RB Georgia (6-0, 215lbs) RJr

安定のUGA産のRB。昨季は779yds 11TD 平均5.4yds。スピードとパワーとテクニックを備えた安定感の高いRB。とは言っても高校時代と大学1年で両膝のACLを断裂しているのが気がかりか。UGAの成功には彼の活躍にもかかっている。

45. Jahan Dotson WR Penn State (5-11, 182lbs) Sr

凄まじいプレーメーカー。体格は小さいがとにかくスピードとキャッチ力がある。フィールドのどのポジションでも一発TDを持っていけるのが魅力。昨季は9試合で884yds 8TD。QBには恵まれていないが、1試合100ydsは余裕で狙えるタイプのエースWR。

46. Abraham Lucas OT Washington State (6-7, 319lbs) RSr

キャリアのすべてをRTで過ごしている生粋のRT。WSUのパス偏重オフェンスで3シーズン過ごしているので、パスプロに関しては達人。のはずだが、前回Washington Stateからドラフト指名された高順位選手はというと…?Andre Dillard様!でもLucasはでかいけど良い感じに動けていて安定したピックになりそうな感もある。

47. Jamaree Salyer OT Georgia (6-4, 325lbs) Sr

昨季はメインはLTでボウルゲームのみGの出場。今年はLTとして試合に出るとのこと。高校トップのGである上に、サイズ感や体型を考えてもプロではG指名かと思われる。雰囲気は今年の1巡のAlijah Vera-Tucker。DLをしっかり押し込めるパワーに、パスプロの安定感もある。ただランブロックの方がレベルが高い。動画がなかったのでベンチプレスしてる動画を載せておきます。

48. Zay Flowers WR Boston College (5-10, 177lbs) Sr

ヒューマンジョイスティックというあだ名がふさわしい選手。まあキレッキレ。そしてぶち抜ける。昨季は892yds 9TD。スロット専門だが並大抵のDBはカバーできない。

49. Breece Hall RB Iowa State (6-1, 220lbs) Jr

何がすごいって、True Freshman時からスクリメージヤードで1,149yds 10TDと大活躍したら、昨季はさらに上回る1,752 yds 23TD。Iowa Stateのスーパーエースとして君臨している。トップスピードは案外だが、ホールとディフェンスのポジションの見極めやカット力が優れている。2年続けて高いパフォーマンスを出せるかに注目。

50. Brandon Joseph S Northwestern (6-1, 192lbs) RSo

RSoで来年のドラフトにエントリーするかは微妙も、昨季は全米トップの6INTを記録し、College Football All-America Teamの1st teamに唯一Freshmanで選出。まさにボールホーク系のS。WRのルートと、QBの動きと、ボールの位置を一瞬で把握できているよう。今季もパフォを落とさなければ1巡。

51. Eric Gray RB Oklahoma (5-10, 205lbs) Jr

TennesseeでFreshmanからエース級の動きを見せていたが、今年からOklahomaに転校。OklahomaはエースのStevensonがPatsにプロ入りし、2番手のPledgerもUtahに転校してしまったので彼の加入は大きい。なおTennesseeから3人が同時期にOklahomaに転校しているのは少しだけきな臭い。Grayはスピードはそこまでないが、ホールの選択とカット力が良く、スルスルと抜けていくタイプのRB。Oklahomaの全米優勝に向けて素晴らしい補強ともなっている。

52. Zach Harrison EDGE Ohio State (6-6, 272lbs) Jr

まだまだ通算5.5サックだが、素材は1巡級。デカさとパワーを備えている選手は多数いるが、彼はそこにEDGEトップクラスの身体能力とスピードがある。昨季はプレー機会が限られていたので、あまり見る機会はなかったが、フル出場してさらに評価を上げれる選手。(であるはず)うまくいけばChase Young 2世。

53. Charlie Kolar TE Iowa State (6-6, 260lbs) RSr

過去2シーズンで14TD。昨季は11試合で591yds 7TD。6-6のサイズだが、機動力があり、絶対に競り負けない強さと、高さを持っている。投げれば捕ってくれるタイプの心強いTE。QBのBrock Purdyと息がぴったりで、今年はさらに成績を伸ばせることが予想される。

54. Josh Whyle TE Cincinnati (6-6, 235lbs) RJr

昨季は353yds 6TDも素質の高さを十分に見せたシーズン。XにセットしてG前で高さのミスマッチを作ったりもできるし、アクロスから素晴らしいスピードでフィールドを駆け上がるようなプレーもできる。2巡でこのような選手が獲得できたら美味しいです。

55. Devin Lloyd LB Utah (6-3, 235lbs) Jr

まさに万能LB。フィールドのどこにでも現れる選手。スピード、プレー判断、パスカバー、パスラッシュ、どれも上位クラスの実力。サックもできるし、INTもできる。サイズがありタックルも良い方ではあるが、精度をさらに高めれば1巡が見えてくる。

56. Roger McCreary CB Auburn (6-0, 190lbs) Sr

昨季CBのスタメンを掴み取ったところ、3INT、7ロスタックル、6PDとオールラウンドに活躍。ゾーンカバーに定評があるが、マンカバーの動きも良し。さらに伸び代もあり、今季さらに評価を上げるのを期待できる。

57. George Karlaftis EDGE Purdue (6-4, 275lbs) Jr

ギリシャ出身の珍しい選手。昨季は怪我とコロナの影響で3試合の先発にとどまるも、Freshmanで驚異の7.5サックと17ロスタックルを記録。Freshmanとは思えないプレーの判断や詰め方を見せていた。そこからの上積みを考えるとものすごい選手に進化してる可能性も。なおNARUTOが大好きで、ONE PIECEもかなり見てるという相当のアニメ好き。

58. Daniel Faalele OT Minnesota (6-9, 380lbs) Sr

オーストラリア生まれで、名門IMGアカデミーではじめてアメフトに触れたとのこと。MinnesotaではRTを担当。NFLで最大レベルに大きいが、動きは俊敏で細かい動きもできる。もちろんパワーは素晴らしい。昨年のシーズン前の同じ記事でもランクインさせたが、昨季はプレーせず。今年活躍して上位指名か。

59. Isaiah Spiller RB Texas A&M (6-1. 225lbs) Jr

Freshmanから2年連続で1,000yds近くを走っているTexas A&Mのエース。サイズがある方だが、カット力とフットワークの良さが光り、3枚目のディフェンスをうまくかわすのを得意としている。トップスピードはそこそこで、サイズの割にパワーが足りないシーンもあるが、大きな問題ではなさそう。

60. John Metchie III WR Alabama (6-0, 195lbs) Jr

Alabamaのヤバイ上級生が全員抜けて、エースで迎えるシーズン。昨年までほとんど試合出場なしだったが、2戦目のTexas A&M戦で5レシーブ181yds 2TD。シーズンを916yds 6TDで終えた。さすがにドラ1で抜けていった先輩3人と比べると格下だが、それでも特に穴は見つからないWR。一発を狙えるのも良い。

61. Drake London WR USC (6-5, 210lbs) Jr

大学ではバスケと二刀流だったレベルのマルチスポーツアスリート。まるでTEのような雰囲気だが、しっかりWR。大きさで圧倒できる。反面体格がある分、ルートの切れなどは今ひとつだが、それでもその辺のTEよりは上。キャッチ力もあり、6試合502yds 3TDから1試合平均100yds以上まで伸ばしてきそう。

62. Greg Dulcich TE UCLA (6-4, 242lbs) RJr

昨季突如大ブレイク。7試合 517yds 5TDもレシーブ平均19.9ydsは全米のTEで2位の成績。フィルムを見ていると40ydsは4.50台か。奥とシームをバシバシ狙える素晴らしいTE。

63. Desmond Ridder QB Cincinnati (6-4, 215lbs) Sr

CincinnatiのエースQB。3年間スターターで今年4年目。特に何が秀でているというわけではないが、ミスらないQBという印象。試合を見てると要所でなかなか良いパスも通すし、パス成績(2,296yds 19TD 6INT)はさらに伸ばせそう。足も使えて、昨季は592yds 12TD。

64. Zion Nelson OT Miami (FL) (6-5, 316lbs) Jr

True FreshmanからLTとしてスタメンに君臨。高校時代はそんなに評価は高くなかったようだが、240lbs登録だったので細かったのだろう。大学に入って30キロ以上増量している。MiamiのOLがペラッペラの時からLTのスタメンだったと考えると、とても進化している。パワーがあって下半身の粘り良し。

65. Cade Mays OT Tennessee (6-6, 325lbs) Sr

昨年GeorgiaからTennesseeに転校。True Freshmanでは7試合に先発しRGとLTで先発。OLならすべてのポジションを経験したことがあるユーティリティープレイヤー。元々はOTとして高校トップクラスの素質で、試合でもその素質を見せるスピードに注目。1巡級の素質はある。なお転校した理由は、親父がGeorgia大を訴えているとか、親友のIsaiah Wilsonがプロ入りしたからだとか言われている。

66. Thayer Munford G Ohio State (6-6, 320lbs) Sr

昨季まではLTを務めていたが、今季はPetit-FrereがLTに移る関係でLGとなる見込み。おそらくプロでもOTではなくGかと思っていたので、1年間プレーする姿を見れるのはスカウト大歓迎の感じ。昨季はOwehをしっかり抑えていたのが印象に残る。なおLTとしては少し動きが大きいので、Gが天職となり上位指名も予感させる。

67. Chris Autman-Bell WR Minnesota (6-1, 215lbs) RSr

成績的には7試合 430yds 1TDとあまりパッとしなかったり、Batemanの影に隠れてたりしたが、フィジカルの強さとエグいキャッチ力でバシバシ捕りまくる。競り合いにとても強いWR。QBがもう少しちゃんと投げてくれれば成績は伸びる。

68. D'Eriq King QB Miami (FL) (5-11, 195lbs) RSr

世にも珍しい6シーズン連続出場予定の選手。最短では2019年ドラフトだったが、ここまで流れてきた。18年のHouston時代にMarquez Stevensonに投げまくり、2,982yds 36TD 6INTの成績。昨季は2,686yds 23TD 5INT。走っては538yds 4TD。小さいのと年齢的な問題もありそうだが、QBとしては年々成長している印象。

69. Edefuan Ulofoshio LB Washigton (6-1, 235lbs) RSo

ウォークオンからドラフト候補にまで上り詰めた苦労人。高校時代にはNorthern ArizonaとRobert Morrisという誰も知らない大学からしか奨学金オファーがなかったとか。昨季は4試合で47タックルのタックルマシーンぶりを見せつけた。身体能力は普通そうだが、OLに当たれ、ランナーへの詰めも速く、パスカバーの判断能力も水準以上だった。

70. Nik Bonitto EDGE Oklahoma (6-3, 238lbs) RJr

昨季のチームサック王(9.0サック)。フィールドで見ると小さめだが、機動力を活かしてプレッシャーをかけられるEDGE。反面パワー不足なのがプロではどうか。スピードはある方だが、キレキレというわけではない。

71. Owen Pappoe LB Auburn (6-1, 226lbs) Jr

同期のOLBでトップ評価でAuburnに入学。True Freshmanから全試合出場すると、昨季は93タックル4サック。彼の魅力はスピード。ブリッツも速いし、ランナーを後ろから追いかけてのタックルも可能。OLにもしっかり当たれてすぐにタックルできるフィジカルの強さも魅力的。

72. Bubba Bolden S Miami (FL) (6-3, 204lbs) RJr

元々はUSCに入学も、未成年飲酒を含むパーティーに参加したことで大学から28ヶ月の出場停止を喰らいMiamiに転校。昨季ようやく日の目を見て11試合で74タックル 1INT。サイズがあり、普通のSならミスタックルしてしまいそうな位置どりでも身体の伸びでタックルできる。スピードその他の身体能力もかなり高め。

73. Josh Jobe CB Alabama (6-1, 192lbs) Sr

Surtainの逆側で頑張っていたCB。フィジカル強めのCBで、当たり負けない。UF戦ではPittsともマッチアップし互角と言って良いようなPDも記録。プレスカバレッジも洗練さはないが、身体能力と頑張りでなんとか縦もついていけてる感じ。Surtainが抜けてエース級WRとのマッチアップに注目。

74. Carson Strong QB Nevada (6-4, 215lbs) RJr

昨季は9試合で2,858yds 27TD 4INTの成績。理想的な体格から鬼がつくほどの強肩で先に挙げたDoubsにディープボールを投げまくっている。成績は良いが投げれるルートの種類はそこまで豊富そうではないのと、ポケットワークは改善の余地がありそうだが、ひょっとすると1巡かもしれない選手。Love的な。

75. Perrion Winfrey DT Oklahoma (6-4, 292lbs) Sr

ジュニアカレッジからの転校で昨季がFBSの1年目。出場機会は少なめだが、9試合で5.5ロスタックル、0.5サックを記録。低めからのパワーがあるラッシュにスピードが乗っていて、OLを押し込んでいる。0.5サックだが、あと少しで届きそうなプレーも多く、今季は成績向上が期待できる。

76. Joseph Ngata WR Clemson (6-3, 220lbs) Jr

True Freshmanで240yds 3TDを記録するも、昨季は怪我の影響もあり満足に試合に出場できず83yds 0TD。このまま日の目を見ずに終わってしまうのか、ブレイクできるのかは本人にかかっているが、持っている才能は1巡クラス。競り合いにも勝てるし、何よりキャッチ力抜群。

77. Jarrett Patterson C Notre Dame (6-4, 307lbs) Sr

Notre Dameの最強OL陣でCを務めていたが、昨季はシーズン途中に離脱。スタメンOLが3人抜けたNotre Dameで昨季並みのパフォーマンスが残せるのか注目。パワーはそこまでないが、機動力とテクニックがうまい。

78. Isaiah Likely TE Coastal Carolina (6-4, 240lbs) Sr

Coastal Carolinaの躍進とともに一躍有名になったTE。とにかく速い。40は4.50台で走れそうな雰囲気がある。キャッチ力もよく、TEとしてはちょっとだけ小さいとは言え、高さがあるボールにもしっかり対応してキャッチできる。ブロックはそこまで強くないが、やるときはしっかりやるタイプ。

79. Nehemiah Pritchett CB Auburn (6-1, 179lbs) Jr

昨季スタメンの座を掴むと、一気に才能開花。Alabama戦ではJohn Metchieと互角以上のマッチアップをしていたし、カレッジ最強クラスのWR陣とドラ1QBから2PDも記録した。NFLでスタメンを張れるくらいのスピードもある。

80. Ty Fryfogle WR Indiana (6-2, 205lbs) RSr

昨季8試合で721yds 7TDとブレイク。敗れはしたもののOhio State戦では7レシーブ 218yds 3TDと大無双した。そこまでスピードは速くはなさそうだが、体幹が強くボディバランスが完璧。キャッチ力も抜群で、DBがいてもしっかり集中してボールを捕れる。

81. Jeremy Ruckert TE Ohio State (6-5, 250lbs) Sr

昨季は5試合で151ydsも5TDを記録。大舞台で力を発揮できる選手で、CFP準決勝で2TD、決勝ではワンハンドレシーブで36ydsを獲得。サイズもありブロックの強さもなかなか。TEとしては申し分のない能力を持っている。

82. Ahmad Gardner CB Cincinnati (6-3, 200lbs) Jr

True Freshmanからスターターとして活躍し、3INTと2 Pick-6を記録。昨季は9試合で6PD 3INTと成績を伸ばした。フィジカル強めのCBで腕が長い。腕の長さでボールを弾き出せる。動きはドタドタしているが、最後まで頑張る感じはとても良い。

83. Boye Mafe EDGE Minnesota (6-4, 265lbs) RSr

6試合で4.5サック。身体能力高めのEDGEでプレーしている姿を見ると、Kwity Payeを少しだけスケールダウンさせた感じがある。スピードを乗せたラッシュから先にOTの胸を取り、有利な体勢でプレッシャーをかけられる。QBやRBを追いかけるときのトップスピードも速い。

84. Phil Jurkovec QB Boston College (6-5, 226lbs) RJr

Notre Dameから転校してきて才能開花。10試合で2,558yds 61% 17TD 5INT。フィールド上の立ち姿はまるでBig Ben。ボールのタッチがすごく良く、ポケットワークもなかなかのもの。そもそもチームがあまり強くないが、今年はZay Flowersとともに全国区の選手になる予定。

85. Rasheed Walker OT Penn State (6-6, 320lbs) RJr

6-6とサイズのあるLTでパワーはかなりあるが、まだ圧倒的とは呼べないパフォーマンス。とはいえカレッジレベルなら合格点。左右に振られると、下半身も左右にふらつくので、そういう点をもっと安定させればさらに上位評価も。

86. Derion Kendrick CB Georgia (6-0, 190lbs) Sr

元々は5つ星WRでClemsonに入学。Freshmanでは210ydsレシーブしているので、期待のWRだったがCBに転向して才能開花。19年は2INT & 5PD。昨季は6PDで実力を見せていたが、突然チームから追放された。話によると息子がずっと病院にいて、面倒を見ていたとのこと。追放を受けて今年からはGeorgiaに在籍。

87. Brock Purdy QB Iowa State (6-1, 220lbs) Sr

Iowa State史上最高のQB。昨季は12試合2,750yds 19TD 9INT パス成功率66.6%でチームを8勝3敗でFiesta Bowlに導いた。ポケットワークがよく、その姿はManzielを彷彿とさせる。パスのコントロールも基本的によく、判断力も悪くない。チームの主力が残った今季はBig 12王者を狙う。

88. Jaquan Brisker S Penn State (6-1 204lbs) Sr

ジュニアカレッジからの転校組も、2シーズンしっかり試合に出て、今季は+1年のシーズン。SSもできるしFSもできる。プレーは荒削りだが、磨けばひかる様子。ヒットはかなり強いし、PDもできる万能型。まだ伸びそう。

89. Tyrique Stevenson CB Miami (FL) (6-0, 214lbs)

Georgiaでスターターをしていたが、起用法に不満を感じていたようで、なんとトップ校から転校してしまった選手。フィジカルが強めのCBで、キャリアのスターター経験は少ないが、パスカバーもできるし、ブリッツにも入れるというようなバーサタイルなCB。(この起用が問題だったよう)

90. Jermayne Lole DT Arizona State (6-2, 305lbs) Sr

DTもDEも両方やるけど、プロなら3テクDTかなぁということでDT表記。昨季は4試合で24タックル 5ロスタックルとPac-12で大活躍。元々は255lbsしかなかったようだが、増量しても俊敏さを失っていない。かなりプレーが速いので、突然OLの間から出てくる感じがある。なお今シーズン直前に手術したため全休もありそう。

91. Myjai Sanders EDGE Cincinnati (6-5, 255lbs) Sr

昨季は10試合で7サック、10.5ロスタックル。体格の良さとスピードでラッシュの迫力がある。バックサイドからQBに追いつくスピード。ただ昨季はパワー不足も見れたので、NFLで活躍するためにはパワーをつける必要がありそう。

92. Christian Watson WR North Dakota State (6-5, 208lbs) RSr

この身長でめちゃめちゃ足が速いっていうのが面白い。FCSレベルとはいえ、足の速さはNFLでも通用しそう。あとは体格面。ストライドが大きく見ていても綺麗な走り。

93. Malik Willis QB Liberty (6-1, 215lbs) RJr

元Auburnも出場機会を求めて転向したところ昨季ブレイク。10試合で2,250yds 20TD 6INT 走っては944yds 14TD。Lamar Jacksonと比較する声も聞こえるほど。警戒されていても走れる走力と意外と肩が強そうで弾丸みたいな球も投げられるQB。とはいえNFLではなあ…

94. Kyren Williams RB Notre Dame (5-9. 199lbs) Jr

Notre DameのエースRBとして、昨季は1,125yds 13TDの活躍。身体がそこまで大きくないのもあるが、かなりすばしっこい選手。スクリメージを全速力で駆け抜けてると思ったら、もう3枚目にいるという感じ。ヒットも割と強い。

95. Zion Tupuola-Fetui EDGE Washington (6-4, 260lbs) RSo

こちらもPac-12で昨年すごい成績を残したが、アキレス腱断裂によりほぼシーズンアウトになっている選手。4年目だがRSoなので、おそらくもう1年はカレッジでプレーするので、来年のこのランキングにも入る予定。昨季は3試合で7サック。スピードとパワーを合わせてOTを相手にしないことが多かった。怪我の治りが良ければ1巡後半とかでも。

96. Kolby Harvell-Peel S Oklahoma State (6-0, 207lbs) Sr

True Freshmanからスタメンに定着すると、Sophomoreでは5INTに13PDの驚異的な成績。昨季はそこまでインパクトを残すことができず、2年前のような活躍ができれば2日目指名が当確になってくる。

97. Xavier Thomas EDGE Clemson (6-2, 270lbs) Sr

元5-starでTrue Freshmanから試合に出場し33タックル 3.5サック。しかしその後は思ったような成績を残せずにいる。2-3年前のフィルムを見た感じだとしっかり試合に出れば、7-8サックは見込めそう。

98. Kuony Deng OLB Cal (6-6, 240lbs) RSr

19シーズンに121タックルと恐るべき数字を記録。6-6の長さを活かしたタックルができる。パスカバーも及第点で、しっかりラインにも当たれるのも良い。1人だけバスケ選手がフィールドに立っている雰囲気もある。

99. Jaquarii Roberson WR Wake Forest (6-1, 182lbs) RJr

昨季突如大ブレイク。9試合で926yds 8TD。ルートランがスムーズで、RACもバリエーション豊富。球際の強さも際立っている。トップスピードがどうかだが、少なくともカレッジ界では余裕で通用している。

100. Jordan Davis DT Georgia (6-6, 340lbs) Sr

サイズがおかしい。さすがにパワー一辺倒でパスラッシュには使えないが、このサイズのディフェンスの選手はなかなか現れないので激レア。ど真ん中に置いておくだけで良いのです。

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