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Mリーグ2023‐24 レギュラーシーズン終了時点(9/18~3/29)でのデータ【リーグ概況】

こんにちは!
Mリーグ2023-24シーズンは、3/29でレギュラーシーズンの全試合が終了しました!ということで、レギュラーシーズン終了時点での各チームのデータを掲載していこうと思います。
まずは、リーグの概況として、チーム・個人のランキングも含め、リーグ全体の成績を掲載します!

なお、データの取り扱いについて、下記2点を必ず守ってください。

  • 営利目的でのデータ使用の禁止

  • 誹謗中傷目的でのデータ使用の禁止

詳細については、以下の記事をご確認ください。


過去の成績

序盤戦(9/18~11/17)の成績

序盤戦(32/96戦)の成績は、以下の記事で紹介しております!

前半戦(9/18~12/19)の成績

前半戦(48/96戦)の成績は、以下の記事で紹介しております!

中盤戦(9/18~1/26)の成績

中盤戦(64/96戦)の成績は、以下の記事で紹介しております!

80試合終了時点(9/18~2/27)の成績

80試合終了時点(9/18~2/27)の成績は、以下の記事で紹介しております!

チームランキング

80試合終了時点で2位だったU-NEXT Piratesが、16戦でトップ8回、2着4回を獲得するなどポイントを倍増させ、887.6ptでレギュラーシーズンをトップで通過しました。なお、887.6ptはMリーグ レギュラーシーズン終了時点でのチームポイントの最高記録となります。
80試合終了時点で首位だった赤坂ドリブンズは16戦で4着7回となり150pt近くポイントを減らし2位に、3位だったKADOKAWAサクラナイツは16戦で4着6回となり3位はキープしたものの70pt以上ポイントを減らし、4位だったKONAMI麻雀格闘倶楽部は16戦でトップ3回にとどまり4位はキープしたものの90pt近くポイントを減らしました。
大接戦となっていたセミファイナル進出争いは、9位だったEX風林火山が16戦でトップ7回、2着5回、3着3回、4着1回で400pt近くポイントを戻し、5位だった渋谷ABEMASも上回り5位でレギュラーシーズン通過を決めました。6位にはトップ2回、4着2回と大きなポイント変動のなかった渋谷ABEMASが入りレギュラーシーズンを通過しています。
6位だったセガサミーフェニックスは16戦で4着8回となり300pt以上ポイントを減らして2年連続の最下位となる9位、7位だったTEAM RAIDENは16戦でトップ1回とポイントを伸ばせず8位、8位だったBEAST Japanextは少しポイントを戻し最終日までレギュラーシーズン通過の可能性を残すも7位でそれぞれレギュラーシーズンを終えました。

個人ランキング

個人スコア部門

個人スコア部門では、鈴木優選手がチーム最終日の連闘で同日連勝を決め、437.7ptでMVPを獲得しました。勝又健志選手も最終日に連闘し、初戦はトップを獲得するも2戦目は2着で終わり、404.2ptで2位となりました。
3位には
全36選手中トップとなる連対率71.43%を記録した瑞原明奈選手、4位には2桁となる10トップを獲得した仲林圭選手が入り、4位までにU-NEXT Piratesの選手が3選手入るという、チームの好調さを物語る結果となっています。
また、80試合終了時点で-148.6ptで31位だった猿川真寿選手は、7戦でトップ4回、3着3回として170pt以上ポイントを伸ばし、14位に順位を大きく上げました。

チーム単位では、首位のU-NEXT Pirates、2位の赤坂ドリブンズ、3位のKADOKAWAサクラナイツは、それぞれ3選手がプラス圏と好調さがうかがえる結果となっています。
一方、レギュラーシーズンを敗退となったBEAST Japanextは、プラス圏は猿川真寿選手(+28.4pt)のみ、TEAM RAIDEN、セガサミーフェニックスは全選手がマイナス圏という結果となっており、苦しいチーム状況が見て取れます。

最高スコア部門

半荘での最高スコアは、Round178(2/26)にMリーグ史上最高記録となる112,800点を記録した鈴木たろう選手がトップとなっています。今季は、10万点越えのトップはこの1回のみでした。
100pt越え(80,000点越え)のトップは、これに加えて瀬戸熊直樹選手と鈴木大介選手が記録しています。

4着回避率部門

4着回避率部門は、4着回避率90.00%(20戦で4着2回)を記録した伊達朱里紗選手がトップとなりました。伊達朱里紗選手は、1年目の2021-22シーズンで最高スコア部門でトップ、2年目の2022-23シーズンでMVPを獲得しており、これで3年連続の個人タイトル獲得となり、かつすべての個人賞を獲得したことになります。
2位にはMVPを獲得した鈴木優選手3位には高宮まり選手がそれぞれランクインしています。

リーグ全体の成績

1.基本成績

最高スコア、最低スコアは更新はありませんでした。
親番平均局数は3.03で、若干増加したものの大きな変化はなく、東場、南場どちらかの親番では連荘出来ている、といった数字が続いています。

2.全体成績

全体成績のリーグ平均値は、和了率20.26%、放銃率11.24%となっており、80試合終了時からほとんど変化がなく、依然としてネット麻雀と比べて和了も放銃も少ない状況となっています。
リーチ率22.54%、副露率23.39%とこちらも80試合終了時からほとんど変化がなく、ネット麻雀と比べるとかなり門前寄りの数字となっております。
その他の項目についても、80試合終了時点から大きな変化はありません。

前半戦終了時点からほとんど変化がないため、リーグ平均の成績であれば、500半荘程度で十分収束するものと考えられます。
※個人のデータであれば、上振れ・下振れの影響がないデータとなるには何千半荘という単位でデータが必要、とされていますが、リーグ全体の成績の場合は、上振れ・下振れがどちらも含まれているデータになるので、数百半荘でもデータは収束するものと考えています。

3.リーチ時成績

リーチ時の成績については、全体成績については80試合終了時点からどの項目についても大きな変化は見られませんでした。
ただ、親番に限ると、放銃率が13.08%→11.87%に大きく減少しており、子での放銃率とほぼ同じ水準になっています。シーズン終盤で上位のチームはあまり親番でリスクを負わなかった、親のリーチに対して押し返さなかった、など行動の変化があったのかもしれません。
(皆様も、何か考えがあればコメントいただけるとありがたいです!)

4.副露時成績

副露時の成績も、全体成績については80試合終了時点からどの項目についても大きな変化は見られませんでした。
親番での成績も、和了率は28.50% → 28.87%、放銃率が14.84% → 14.23%と前回ほどの大きな変化はなく
、徐々に収束してきている印象を受けます。
ただ、リーチ時と同様、終盤にかけて親番での放銃率が低下しており、こちらも上位のチームはあまり親番でリスクを負わなかった、親の仕掛けに対して押し返さなかった、など行動の変化があったのかもしれません。

5.その他成績

その他成績については、親番も含め80試合終了時点から、どの項目についても大きな変化は見られませんでした。
和了時黙聴率が、親では9.61%→9.95%、子では14.13%→13.86%
と差がやや縮まっており、和了時リーチ率が、親では57.25%→55.95%、子では52.41%→52.65%とこちらも差が縮まっています。
黙聴時の和了平均打点が、親では8,445点→9,100点、子では4,842点→4,937点
と親番では600点以上増加しており、終盤にかけて親番でもある程度打点のある手は黙聴にとるケースが増えていたようです。

6.和了役

和了役の出現割合についても、80試合終了時点から大きな変化はありませんでした。
成立条件が簡単な立直、自摸、役牌を除くと、平和、断么九の出現回数が圧倒的に多く、次いで一盃口、七対子、混一色、三色同順の出現回数が多い状況が続いています。

偏りがあった部分としては、嶺上開花での和了が4回→7回とほぼ倍増していました。シーズン終盤で下位のチームはトップが必要な場面が多く、打点アップやツモ番を増やすために槓を多用したのではないか、と考えています。

7.放銃役

放銃役についても、80試合終了時点から大きな変化はありませんでした。
必ず単騎待ちになり読みづらい七対子については、変わらずロンが多くなっており(放銃が100回中67回)、河に情報がなく愚形待ちの場合も多いダブル立直は、直近2回についてはどちらもロンでの和了となっており、全体では9回中ツモ4回、ロン5回と出あがりの回数が多くなっています。

おわりに

ということで、リーグ全体の成績を紹介しました!
レギュラーシーズンが終了した時点での各チームのチーム成績と個人成績は、こちらのマガジンにまとめておりますので、そちらもよろしくお願いします!

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