Mリーグ2023-24 セミファイナルシリーズ(4/8～5/2)のデータ【U-NEXT Pirates】

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Mリーグ2023-24シーズン、セミファイナルシリーズを首位で通過したU-NEXT Piratesのデータを紹介していきます！

※ 本記事で掲載しているデータは、セミファイナルシリーズのみの成績となります。

なお、データの取り扱いについて、下記2点を必ず守ってください。

• 営利目的でのデータ使用の禁止

• 誹謗中傷目的でのデータ使用の禁止

詳細については、以下の記事をご確認ください。

過去の成績

レギュラーシーズン(9/18～3/29)の成績

レギュラーシーズン(9/18～3/29)の成績は、以下の記事で紹介しております！

チーム成績

セミファイナルシリーズでは、20戦でトップ4回、2着7回、3着7回、4着2回と4着を最小限に抑え着実にポイントを伸ばして+105.4ptとし、通算549.2ptの首位でファイナルシリーズ進出を決めました。

攻撃面では、和了率22.50%(2位)、和了平均打点6,061点(5位)とレギュラーシーズンと比べて大きな変化はなく、セミファイナルシリーズでも引き続き打点よりも手数で勝負している格好となっています。
守備面では、放銃率8.75%(2位)、放銃平均打点5,510点(4位)とレギュラーシーズンと比べて放銃率が3％近く低く、放銃で失点するケースは少なくなっています。
被ツモ率25.42%(5位)、被ツモ平均打点2,610点(4位)とレギュラーシーズンと比べてどちらも高く、セミファイナルシリーズでは被ツモでの失点がやや多くなっています。

リーチ率は19.17％(3位)とレギュラーシーズンと比べて2％近く低く、和了率52.17％(4位)、放銃率13.04％(2位)とレギュラーシーズンと比べて放銃率が2％以上高く、セミファイナルシリーズでは当たり牌を掴まされるケースがやや増えています。
和了平均打点8,000点(4位)、放銃平均打点5,183点(2位)とレギュラーシーズンと比べて放銃打点が1,400点近く少なく、放銃は増えたものの放銃による失点としてはそこまで増えていない状況となっています。
和了時のツモ率が58.33％(2位)とレギュラーシーズンと同じく高く、セミファイナルシリーズでも山に残っている牌で待てていることが見て取れます。

副露率は29.17％(2位)とレギュラーシーズンと比べて2％近く高く、和了率27.14％(4位)、放銃率8.57％(2位)とレギュラーシーズンと比べてどちらも5％以上低く、被ツモ率、横移動率が高いことから、他家の和了で決着するケースが増えています。
和了平均打点5,047点(2位)、放銃平均打点5,517点(3位)とレギュラーシーズンと比べて和了打点が900点近く高く、セミファイナルシリーズでは手数が減って打点が増えた格好となっています。

和了時黙聴率が20.37％(1位)とレギュラーシーズンと比べて9％以上高く、黙聴時の和了平均打点が3,582点(5位)と1,700点ほど低いことから、セミファイナルシリーズでもポイントに余裕のある状況だったため、黙聴は躱し手として使うケースが多かったものと考えられます。

個人成績

小林剛選手

セミファイナルシリーズでは、4戦でトップ1回、2着1回、3着1回、4着1回と均等な着順分布でポイントを僅かに減らし、-7.0ptの個人12位となっています。

攻撃面では、和了率17.39%(17位)、和了平均打点5,138点(20位)とレギュラーシーズンと比べて和了率が4％近く低く、セミファイナルシリーズでは打点も手数も少ない状況となっています。
守備面でも、放銃率4.35%(2位)、放銃平均打点2,050点(1位)とレギュラーシーズンと比べて放銃率が11％以上低く、放銃打点が4,000点近く低く、セミファイナルシリーズでは放銃による失点がかなり少ない状況となっています。
被ツモ率32.61％(23位)、被ツモ平均打点1,987点(3位)とレギュラーシーズンと比べて被ツモ率が6％以上高く、セミファイナルシリーズでは打点こそ低いものの被ツモで失点するケースが多くなっています。

リーチ率は15.22％(18位)とレギュラーシーズンと比べて2％近く低く、和了率57.14％(6位)、放銃率14.29％(7位)とレギュラーシーズンと比べて大きな変化はなく、セミファイナルシリーズでも和了も放銃も多い状況が続いています。
和了平均打点8,050点(9位)、放銃平均打点1,500点(1位)とレギュラーシーズンと比べて和了打点が1,000点近く高く、放銃打点が3,900点近く低く、打点面ではリーグ平均を上回る成績となっています。

副露率は28.26％(10位)とレギュラーシーズンと比べて1％近く低く、和了率23.08％(12位)、放銃率0.00％(1位)とレギュラーシーズンと比べて和了率は9％以上低く、放銃率は20％以上低く、セミファイナルシリーズでは被ツモや横移動など、他家の和了で決着するケースが多くなっています。
和了平均打点2,633点(20位)とレギュラーシーズンと比べて2,000点近く低く、セミファイナルシリーズでは和了での加点がかなり少ない状況となっています。

和了時ロン率が75.00％(3位)とレギュラーシーズンと比べて10％以上高く、リーチ時、副露時、黙聴時すべてのケースでロン率が上回っているため、待ち取りが上手い、和了平均打点が低いため押されるケースが多い、といった理由によるものではないかと考えています。

瑞原明奈選手

セミファイナルシリーズでは、3戦で3着2回、4着1回と連対がなく大きくポイントを減らし、-85.5ptの個人19位となっています。

攻撃面では、和了率13.51%(18位)、和了平均打点5,100点(21位)とレギュラーシーズンと比べて和了率が10％以上低く、セミファイナルシリーズでは持ち味の攻撃力が影を潜める格好となりました。
守備面では、放銃率8.11%(5位)、放銃平均打点7,233点(21位)とレギュラーシーズンと比べて放銃率が3％以上低く、放銃打点が1,600点以上高く、セミファイナルシリーズでは放銃自体は減ったものの痛い放銃が増えています。

リーチ率は13.51％(21位)とレギュラーシーズンと比べて9％以上低く、和了率40.00％(15位)、放銃率40.00％(23位)とレギュラーシーズンと比べて放銃率が4倍となり、セミファイナルシリーズでは当たり牌をかなり掴まされています。
和了平均打点6,600点(16位)、放銃平均打点4,850点(7位)とレギュラーシーズンと比べて放銃打点が2,800点近く少なく、痛い放銃はそこまで多くない状況となっています。
レギュラーシーズンでは15.00％で全36選手中1位だった一発率も0.00％(16位)と低く、59.38％だった和了時ツモ率も0.00％(23位)と低いことから、セミファイナルシリーズではリーチが思うように決まらない、かなり苦しい状況となっています。

副露率は21.62％(19位)とレギュラーシーズンと比べて3％以上低く、和了率25.00％(11位)、放銃率12.50％(17位)とレギュラーシーズンと比べて和了率が7％近く低く、セミファイナルシリーズでは横移動による決着となる局が多くなっています。
和了平均打点5,150点(11位)、放銃平均打点12,000点(18位)とレギュラーシーズンと比べて放銃打点が2倍となり、セミファイナルシリーズでは副露時に痛い放銃が多くなっています。

レギュラーシーズンでは、親番平均局数(全体)3.52で全36選手中トップだった親番に強い瑞原明奈選手ですが、セミファイナルシリーズでは親番での和了が0に終わり、有利な展開に持ち込めなかった印象です。ファイナルでは、親番での成績が戻ってくるかどうかに注目していきたいと思います。

鈴木優選手

セミファイナルシリーズでは、7戦でトップ1回、2着5回、3着1回と高い連対率を記録して大きくポイントを伸ばし、94.6ptの個人6位となっています。

攻撃面では、和了率25.35%(5位)、和了平均打点は6,333点(11位)とレギュラーシーズンと比べて和了打点が600点近く高く、セミファイナルシリーズでは手数でも打点でも勝負できている状況となっています。
守備面では、放銃率8.45%(6位)、放銃平均打点5,233点(9位)とレギュラーシーズンと比べて放銃率が3％以上低く、放銃による失点がかなり少ない状況となっています。
被ツモ率26.76％(18位)、被ツモ打点2,911点(20位)とどちらもレギュラーシーズンの数字を大きく上回っており、セミファイナルシリーズでは被ツモでの失点がかなり多くなっています。

リーチ率は23.94％(5位)とレギュラーシーズンと比べて2％以上高く、和了率64.71％(4位)、放銃率0.00％(1位)とレギュラーシーズンと比べて和了率が9％近く高く、リーグ平均を大きく上回る成績となっています。
和了平均打点6,445点(17位)とレギュラーシーズンと比べて1,700点以上低く、セミファイナルシリーズでは打点よりも手数で勝負する格好となっています。

副露率は28.17％(11位)とレギュラーシーズンと比べて2％近く低く、和了率15.00％(20位)、放銃率10.00％(13位)とレギュラーシーズンと比べて和了率が1/4程度となっており、セミファイナルシリーズでは他家の和了や流局となるケースが多くなっています。
和了平均打点5,167点(10位)、放銃打点5,000点(12位)とレギュラーシーズンと比べて和了打点が1,500点以上高く、セミファイナルシリーズでは副露時は手数よりも打点で勝負している格好となっています。

和了時黙聴率が22.22％(2位)、黙聴時の和了平均打点が6,900点(6位)とレギュラーシーズンと比べてどちらも倍程度となっており、セミファイナルシリーズでは黙聴で効果的に加点できています。
放銃時リーチ宣言率が16.67％(20位)とレギュラーシーズンと比べて6％近く高く、セミファイナルシリーズでも目一杯に構えて聴牌したら危険牌を勝負するスタイルとなっているようです。

仲林圭選手

セミファイナルシリーズでは、6戦でトップ2回、2着1回、3着3回とラスなしで大きくポイントを伸ばし、103.3ptの個人5位となっています。

攻撃面では、和了率26.74％(2位)、和了平均打点6,378点(10位)とレギュラーシーズンと比べて和了率が7％近く高く、リーグ平均を大きく上回る成績となっています。
守備面では、放銃率11.63％(12位)、放銃平均打点5,850点(14位)とレギュラーシーズンと比べて放銃率が4％近く高く、放銃による失点がやや多い状況となっています。

リーチ率は19.77％(14位)でレギュラーシーズンと比べて3％近く低く、和了率41.18％(14位)、放銃率17.65％(14位)とレギュラーシーズンと比べて放銃率が8％近く高く、セミファイナルシリーズでは当たり牌を掴まされるケースが増えています。
和了平均打点10,814点(5位)、放銃平均打点6,633点(13位)とレギュラーシーズンと比べて和了打点が2,700点以上高く、セミファイナルシリーズでは手数よりも打点で勝負する格好となっています。
横移動率が0.00％(11位)、流局率が35.29％(3位)とレギュラーシーズンと比べて大きな変化はなく、セミファイナルシリーズでも引き続き横移動が極端に少ない状況となっており、リーチ後に他家がオリるケースが多い傾向が続いています。

副露率は33.72％(4位)とレギュラーシーズンと比べて9％以上高く、和了率37.93％(8位)、放銃率10.34％(16位)とレギュラーシーズンと比べてどちらも高く、セミファイナルシリーズでは和了も放銃も多い状況となっています。
和了平均打点5,655点(6位)、放銃平均打点3,700点(7位)とレギュラーシーズンと比べて和了打点が1,600点以上高く、副露時は手数でも打点でも勝負できている状況となっています。

流局時テンパイ率64.71％(4位)とレギュラーシーズンと比べて17％近く高く、リーチ時の流局率の高さや、副露時の流局時テンパイ率の高さを考慮すると、セミファイナルシリーズではリーチで和了できなかったケースに加え、仕掛けて聴牌したケースも増えたため、流局時テンパイ率が高くなったものと考えられます。

おわりに

ということで、セミファイナルシリーズを首位で通過したU-NEXT Piratesの成績を紹介しました！
セミファイナルシリーズの各チームのチーム成績と個人成績は、こちらのマガジンにまとめておりますので、そちらもよろしくお願いします！

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