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Mリーグ2023-24 セミファイナルシリーズ(4/8~5/2)のデータ【赤坂ドリブンズ】

こんにちは!
Mリーグ2023-24シーズン、セミファイナルシリーズを4位で通過した赤坂ドリブンズのデータを紹介していきます!

 本記事で掲載しているデータは、セミファイナルシリーズのみの成績となります。

なお、データの取り扱いについて、下記2点を必ず守ってください。

  • 営利目的でのデータ使用の禁止

  • 誹謗中傷目的でのデータ使用の禁止

詳細については、以下の記事をご確認ください。


過去の成績

レギュラーシーズン(9/18~3/29)の成績

レギュラーシーズン(9/18~3/29)の成績は、以下の記事で紹介しております!

チーム成績

セミファイナルシリーズでは、20戦でトップ4回、2着5回、3着4回、4着7回と4着が多く-134.9ptとポイントを大きく減らし、通算37.8ptの4位となっています。

攻撃面では、和了率17.92%(5位)、和了平均打点6,326点(4位)とレギュラーシーズンと比べて和了率が4%以上低く、セミファイナルシリーズではリーグ平均を下回る成績となっています。
守備面では、放銃率12.50%(4位)、放銃平均打点5,333点(3位)とレギュラーシーズンと比べて放銃率が1%以上高く、こちらもリーグ平均を下回る成績となっています。

リーチ率は18.75%(4位)とレギュラーシーズンと比べて5%近く低く、和了率53.33%(3位)、放銃率22.22%(6位)とレギュラーシーズンと比べて放銃率が2倍以上となり、当たり牌を掴まされるケースがかなり多くなっています。
和了平均打点7,062点(5位)、放銃平均打点5,490点(3位)とレギュラーシーズンと比べて放銃打点が2,000点以上低く、放銃回数は多いものの、打点はリーグ平均レベルとなっています。

副露率36.67%(1位)とレギュラーシーズンと比べて8%以上高く、セミファイナルシリーズではより積極的に仕掛けています。和了率15.91%(6位)放銃率9.09%(3位)とレギュラーシーズンと比べて和了率が12%以上低く、和了がかなり少ない状況となっています。
和了平均打点4,093点(5位)放銃平均打点4,325点(1位)とレギュラーシーズンと比べて大きな変化はなく、仕掛けた場面では持ち点の変動が小さくなっているようです。

レギュラーシーズンでは37.44%で全9チーム中9位だった流局時テンパイ率が54.00%(1位)となっており、セミファイナルシリーズでは傾向が逆になっています。副露率が増えたものの、副露時の和了率が大幅に低下し、流局が増えていることから、積極的に仕掛けるも和了に結びつかず、聴牌止まりとなるケースが増えたものと考えられます。

個人成績

園田賢選手

セミファイナルシリーズでは、7戦でトップ2回、2着2回、3着2回、4着1回と4着を最小限に抑えポイントを伸ばし、58.6ptの個人9位となっています。

攻撃面では、和了率25.61%(4位)、和了平均打点6,081点(14位)とレギュラーシーズンと比べて和了率が2%近く高く、打点よりも手数で勝負する格好となっています。
守備面では、放銃率12.20%(14位)、放銃平均打点6,180点(17位)とレギュラーシーズンと比べて放銃率が2%近く高く、リーグ平均をやや下回る成績となっています。

リーチ率は17.07%(15位)とレギュラーシーズンと比べて6%以上低く、和了率57.14%(6位)、放銃率21.43%(16位)とレギュラーシーズンと比べて放銃率はほぼ2倍となり、当たり牌を掴まされるケースがかなり増えています。
和了平均打点8,312点(7位)、放銃平均打点5,967点(9位)とレギュラーシーズンと比べて放銃打点が800点以上低いものの、放銃による失点はかなり多い状況となっています。

副露率35.37%(3位)、平均副露回数1.59(5位)とレギュラーシーズンと比べて高い数字となっており、セミファイナルシリーズではさらに積極的に仕掛けています。和了率31.03%(10位)、放銃率3.45%(3位)とレギュラーシーズンと比べて放銃率が8%以上低く、積極的に仕掛ける中で放銃少なく和了を多く決めています。
和了平均打点2,667点(19位)、放銃平均打点16,000点(21位)とレギュラーシーズンと比べて和了打点が1,700点近く低く、打点よりも手数で勝負する格好となっています。

和了時黙聴率が19.05%(7位)とレギュラーシーズンと比べて11%以上高く、黙聴時の和了平均打点が9,300点(2位)とほぼ2倍となり、セミファイナルシリーズでは高打点の黙聴を決めて効果的に加点しています。

セミファイナルRound30(5/2)では、自身の河に2枚、手牌に1枚の1mが裏ドラとなり裏3を逃すなど、未だ裏3以上の和了がない状況が続いていますが、セミファイナルシリーズではリーチが少なかった影響もあり、裏1が2回(9位)となっています。

鈴木たろう選手

セミファイナルシリーズでは、6戦で2着1回、4着5回と最多の4着回数を記録しポイントを大きく減らし、-241.3ptの個人24位となっています。

攻撃面では、和了率10.14%(22位)、和了平均打点6,743点(7位)とレギュラーシーズンと比べて和了率が半分以下となり、思うように加点できていない状況となっています。
守備面では、放銃率14.49%(19位)、放銃平均打点4,890点(7位)とレギュラーシーズンと比べて放銃率が6%以上高く、和了よりも放銃が多い非常に苦しい状況となっています。
被ツモ率30.43%(21位)、被ツモ平均打点2,738点(17位)とレギュラーシーズンと比べて被ツモ率が4%近く高く、被ツモでの失点はかなり多い状況となっています。

リーチ率は21.74%(9位)とレギュラーシーズンと比べて1%近く高く、和了率40.00%(15位)、放銃率26.67%(19位)とレギュラーシーズンと比べて放銃率が3倍以上となり、当たり牌を掴まされるケースがかなり多くなっています。
和了平均打点7,367点(12位)、放銃平均打点7,450点(16位)とレギュラーシーズンと比べて和了打点が2,400点ほど低く、和了による加点もかなり少なくなっています。

副露率33.33%(5位)とレギュラーシーズンと比べて3%以上高く、セミファイナルシリーズではより積極的に仕掛けています。和了率4.35%(24位)、放銃率8.70%(12位)とレギュラーシーズンと比べて和了率が1/6以下となり、流局率が43.48%(3位)と2倍以上となっていることから、仕掛けても和了に結びつかず流局となるケースが増えているようです。
和了平均打点3,000点(18位)、放銃平均打点3,250点(6位)とレギュラーシーズンと比べて和了打点が1,500点ほど低く、和了による加点がほとんどない状況となっています。
レギュラーシーズンでは83.33%と非常に高かった和了時ロン率が0.00%(22位)と出あがりが一度もなく、セミファイナルシリーズでは「ゼウスの選択」が上手く嚙み合わなかった印象を受けました。

全体で見ても、レギュラーシーズンでは37.10%で全36選手中32位だった和了時ツモ率が71.43%(3位)と全く逆の比率となっており、セミファイナルシリーズでは待ち取りが上手く噛み合っていなかった印象を受けました。

浅見真紀選手

セミファイナルシリーズでは、2戦で3着1回、4着1回と連対がなくポイントを減らし、-68.3ptの個人18位となっています。

攻撃面では、和了率6.45%(24位)、和了平均打点7,000点(4位)とレギュラーシーズンと比べて和了率が1/3以下となり、ほとんど加点ができていない状況となっています。
守備面では、放銃率12.90%(15位)、放銃平均打点5,975点(15位)とレギュラーシーズンと比べて放銃率は2%低いものの、放銃打点が800点近く高く、放銃による失点が多い状況となっています。

リーチ率は9.68%(24位)とレギュラーシーズンと比べて14%以上低く、セミファイナルシリーズではかなりリーチする場面が少なくなっています。和了率33.33%(20位)、放銃率33.33%(21位)とレギュラーシーズンの成績を大きく下回り、和了と放銃が同数となる非常に苦しい状況となっています。
和了平均打点8,000点(10位)、放銃平均打点2,600点(3位)となっています。

副露率41.94%(1位)とレギュラーシーズンと比べて18%近く高く、セミファイナルシリーズではかなり積極的に仕掛けていますが、平均副露回数は1.00(24位)となっていて、すべての仕掛けが1副露となっています。和了率7.69%(23位)、放銃率15.38%(20位)とレギュラーシーズンと比べて和了率が1/4以下となり、流局率が38.46%(4位)と2倍以上となっていることから、仕掛けても和了に結びつかず、流局となっているケースがかなり多くなっています。
和了平均打点6,000点(5位)、放銃平均打点1,650点(1位)とレギュラーシーズンの成績を上回り、打点面はリーグ平均を上回る成績となっています。

放銃の内訳を見ると、レギュラーシーズンでは56.76%だった放銃時その他率が0.00%(1位)となり、和了時の内訳を見ると、レギュラーシーズンでは35.19%だった和了時ツモ率が100.00%(1位)となっています。リーチ率、副露率も大きく変わっていたことから、セミファイナルシリーズでは打ち方が大きく変化していたような印象を受けました。

渡辺太選手

セミファイナルシリーズでは、5戦でトップ2回、2着2回、4着1回と4着なしでポイントを大きく伸ばし、116.1ptの個人3位となっています。

攻撃面では、和了率が22.41%(8位)、和了平均打点6,392点(9位)とレギュラーシーズンと比べて和了率が2%近く高く、リーグ平均を上回る成績となっています。
守備面では、放銃率10.34%(8位)、放銃平均打点4,233点(4位)とレギュラーシーズンと比べて大きな変化はなく、押す場面が多い印象が強いですが、放銃による失点は少なく抑えられています。

リーチ率は22.41%(8位)とレギュラーシーズンと比べて3%以上低く、和了率69.23%(3位)、放銃率15.38%(11位)とレギュラーシーズンと比べて和了率が18%以上高く、放銃率が10%以上高く、和了も放銃もかなり増えています。
和了平均打点5,644点(20位)、放銃平均打点2,300点(2位)とレギュラーシーズンと比べて和了打点が2,200点ほど低く、放銃打点が5,800点以上低く、全体としてみると加点や失点の量はそれほど変化していないようです。

副露率39.66%(2位)とレギュラーシーズンと比べて12%以上高く、セミファイナルシリーズでは積極的に仕掛けています。和了率13.04%(21位)、放銃率13.04%(18位)とレギュラーシーズンと比べて和了率が10%近く低く、流局率が30.43%(7位)と2倍以上となっていることから、仕掛けても和了に結びつかず、流局となるケースが増えています。
和了平均打点8,100点(1位)、放銃平均打点2,933点(4位)とレギュラーシーズンと比べて和了打点が1,800点近く高く、打点面ではリーグ平均を上回る成績となっています。

流局時テンパイ率が58.33%(7位)とレギュラーシーズンと比べて22%以上高く、副露時の流局時テンパイ率がかなり高いことから、セミファイナルシリーズでは形式聴牌も含めて仕掛けているような印象を受けました。

おわりに

ということで、セミファイナルシリーズを4位で通過した赤坂ドリブンズの成績を紹介しました!
セミファイナルシリーズの各チームのチーム成績と個人成績は、こちらのマガジンにまとめておりますので、そちらもよろしくお願いします!

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