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Mリーグ2023-24 セミファイナルシリーズ(4/8~5/2)のデータ【渋谷ABEMAS】

こんにちは!
Mリーグ2023-24シーズン、セミファイナルシリーズ5位で敗退となった渋谷ABEMASのデータを紹介していきます!

 本記事で掲載しているデータは、セミファイナルシリーズのみの成績となります。

なお、データの取り扱いについて、下記2点を必ず守ってください。

  • 営利目的でのデータ使用の禁止

  • 誹謗中傷目的でのデータ使用の禁止

詳細については、以下の記事をご確認ください。


過去の成績

レギュラーシーズン(9/18~3/29)の成績

レギュラーシーズン(9/18~3/29)の成績は、以下の記事で紹介しております!

チーム成績

セミファイナルシリーズでは、20戦でトップ5回、2着5回、3着2回、4着8回と全6チーム中4着回数が最多タイとなるなど-151.7ptと大きくポイントを減らし、通算-162.7ptの5位となっています。

攻撃面では、和了率22.27%(3位)、和了平均打点5,594点(6位)とレギュラーシーズンと比べて和了率は3%近く高いものの、和了打点が1,200点近く低く、打点よりも手数で勝負する格好となっています。
守備面では、放銃率17.23%(6位)、放銃平均打点5,300点(1位)とレギュラーシーズンと比べて放銃率が7%以上高く、セミファイナルシリーズでは終盤に条件戦を強いられる状況となった影響で、放銃が多くなったものと考えられます。

リーチ率は25.21%(2位)とレギュラーシーズンと比べて3%以上高く、和了率45.00%(5位)、放銃率16.67%(3位)とレギュラーシーズンと比べて放銃率が5%近く高く、セミファイナルシリーズでは積極的にリーチしたものの放銃に回るケースが多くなっていたことが見て取れます。
和了平均打点5,981点(6位)、放銃平均打点8,100点(6位)とレギュラーシーズンの成績を大きく下回り、どちらも全6チーム中6位の成績となっています。
レギュラーシーズンでは10.00%でリーグ2位だった一発率も8.33%(6位)となっており、全体的にリーチ時は苦しい結果となっていたことが見て取れます。

副露率は24.79%(5位)とレギュラーシーズンと比べて3%ほど高く、和了率35.59%(2位)、放銃率8.47%(1位)とレギュラーシーズンと比べて和了率が6%ほど高く、リーグトップレベルの成績となっています。
和了平均打点4,919点(3位)、放銃平均打点5,360点(2位)とレギュラーシーズンと比べて大きな変化はなく、打点面でもリーグ平均を上回る成績となっています。

放銃時その他率が53.66%(6位)とレギュラーシーズンと比べて13%以上高く、セミファイナルシリーズの終盤が条件戦となり、和了が遠い状況でも前に出る場面が多くなった影響と考えられます。
流局時テンパイ率が34.69%(5位)とレギュラーシーズンと比べて5%以上低く、上記のように前に出る場面が多かったことを考慮すると、和了を目指すも聴牌までたどり着けなかった場面が多かったものと考えられます。

個人成績

多井隆晴選手

セミファイナルシリーズでは、6戦でトップ1回、2着2回、4着3回と4着が多くポイントを伸ばせず、-55.9ptの個人16位となっています。

攻撃面では、和了率26.87%(1位)、和了平均打点5,767点(17位)とレギュラーシーズンと比べて和了率が5%近く高く、セミファイナルシリーズでも打点よりも手数で勝負している格好となっています。
守備面では、放銃率17.91%(22位)、放銃平均打点4,925点(8位)とレギュラーシーズンと比べて放銃率が2倍となり、放銃に回る場面がかなり多い状況となっています。

リーチ率は31.34%(2位)とレギュラーシーズンと比べて11%以上高く、セミファイナルシリーズではかなり積極的にリーチしています。ただ、和了率38.10%(18位)、放銃率14.29%(7位)とレギュラーシーズンの成績を大きく下回り、なかなか和了に結びつかない状況となっています。
和了平均打点5,588点(21位)、放銃平均打点6,133点(10位)とレギュラーシーズンと比べて和了打点が2,000点以上低く、リーチでは持ち点が思うように伸ばせていない状況だったことが見て取れます。

副露率は17.91%(24位)とレギュラーシーズンと比べて3%以上低く、和了率50.00%(2位)、放銃率8.33%(11位)とレギュラーシーズンと比べて和了率が7%近く高く、リーグ平均を上回る成績となっています。
和了平均打点4,900点(12位)、放銃平均打点3,900点(8位)とレギュラーシーズンと比べて放銃打点が2,600点ほど低く、打点面でもリーグ平均を上回る成績となっています。

流局時テンパイ率は12.50%(23位)とレギュラーシーズンと比べて15%近く低く、セミファイナルシリーズでも無理に聴牌を取りに行っていないことが見て取れます。
和了時黙聴率が22.22%(2位)、黙聴時の和了平均打点が7,425点(4位)、和了時ロン率が100.00%(1位)とレギュラーシーズンと比べてどちらもかなり高く、セミファイナルシリーズでは高打点の出あがりが多くなっていました。

白鳥翔選手

セミファイナルシリーズでは、5戦でトップ1回、2着1回、4着3回と4着が多く大きくポイントを減らし、-112.5ptの個人20位となっています。

攻撃面では、和了率20.37%(13位)、和了平均打点4,164点(24位)とレギュラーシーズンと比べて和了打点が2,200点以上低く、リーグ平均を下回る成績となっています。
守備面では、放銃率14.81%(20位)、放銃平均打点6,875点(18位)とレギュラーシーズンの成績を下回り、セミファイナルシリーズでは放銃による失点がかなり多くなっています。

リーチ率は20.37%(12位)とレギュラーシーズンと比べて3%近く低く、和了率36.36%(19位)、放銃率27.27%(20位)とレギュラーシーズンと比べて放銃率が15%以上高く、リーグ平均を大きく下回る成績となっています。
和了平均打点5,150点(22位)、放銃平均打点10,600点(20位)とレギュラーシーズンの成績を大きく下回り、打点面でもリーグ平均を大きく下回る苦しい状況となっています。

副露率は33.33%(5位)とレギュラーシーズンと比べて8%以上高く、和了率38.89%(7位)、放銃率5.56%(6位)とレギュラーシーズンの成績を大きく上回り、リーグ平均を上回る成績となっています。
和了平均打点3,600点(17位)、放銃平均打点7,700点(16位)とレギュラーシーズンの成績を下回ったものの、全体として見るとリーグ平均を上回る成績となっています。

レギュラーシーズンでは46.00%でリーグ14位だった和了時ツモ率が9.09%(24位)と非常に低くなっています。これは、セミファイナルシリーズの終盤が条件戦となった影響で、山の残り枚数の少ない待ちでも勝負せざる負えない状況になっていたものと考えられます。
また、流局時テンパイ率が21.43%(22位)とレギュラーシーズンの半分以下となっており、リーチ時の流局が減り放銃に回るケースが多くなったこと、副露時のテンパイ流局が減り和了が増えたことが影響しているものと考えられます。

松本吉弘選手

セミファイナルシリーズでは、5戦でトップ1回、2着1回、3着2回、4着1回とほぼ均等な着順分布で、-10.7ptの個人14位となっています。

攻撃面では、和了率21.13%(11位)、和了平均打点6,860点(5位)とレギュラーシーズンと比べて和了率が2%近く高く、リーグ平均をやや上回る成績となっています。
守備面では、放銃率21.13%(24位)、放銃平均打点4,620点(6位)とレギュラーシーズンと比べて放銃率が12%以上高く、セミファイナルシリーズでは放銃に回るケースがかなり多くなっています。

リーチ率は29.58%(3位)とレギュラーシーズンと比べて10%以上高く、セミファイナルシリーズではかなり積極的にリーチをしています。和了率57.14%(6位)、放銃率14.29%(7位)とレギュラーシーズンと比べて和了率が9%近く高く、リーグ平均を上回る成績となっています。
和了平均打点6,800点(14位)、放銃平均打点6,267点(12位)とレギュラーシーズンと比べてどちらも1,000点以上低く、セミファイナルシリーズでも和了打点と放銃打点がほぼ同じ状況となっています。

副露率は26.76%(13位)とレギュラーシーズンと比べて4%以上高く、和了率15.79%(18位)、放銃率5.26%(4位)とレギュラーシーズンと比べて和了率が12%近く低く、加えて流局率が36.84%(5位)とかなり高く、和了が遠い状況となっています。
和了平均打点7,100点(2位)、放銃平均打点2,000点(2位)とレギュラーシーズンと比べて和了打点が2,000点以上高く、打点面ではリーグ平均を上回る成績となっています。

放銃の内訳を見ると、放銃時その他率が66.67%(24位)とレギュラーシーズンと比べて30%近く高くなっています。また、流局時テンパイ率が62.50%(5位)とレギュラーシーズンと比べて19%近く高くなっています。これらは、セミファイナルシリーズの終盤が条件戦となった影響で、和了まで遠い場面でも手を進めざるを得ない状況であったことが影響しているものと考えられます。

日向藍子選手

セミファイナルシリーズでは、4戦でトップ2回、2着1回、4着1回と高い連対率でポイントを伸ばし、27.4ptの個人11位となっています。

攻撃面では、和了率19.57%(15位)、和了平均打点4,889点(23位)とレギュラーシーズンと比べて和了打点が2,800点近く低く、セミファイナルシリーズでは持ち味の高打点の和了がなかなか決まらない状況となっています。
守備面では、放銃率13.04%(16位)、放銃平均打点5,650点(12位)とレギュラーシーズンと比べて放銃率が3%以上高く、放銃による失点も増加していることが見て取れます。
被ツモ率26.09%(17位)、被ツモ平均打点3,292点(24位)とレギュラーシーズンと比べて被ツモ打点が400点以上増加し、被ツモによる失点も多く、苦しい展開が続いていたことが見て取れます。

リーチ率は15.22%(18位)とレギュラーシーズンと比べて10%以上低く、和了率42.86%(13位)、放銃率14.29%(7位)とレギュラーシーズンの成績をやや下回り、リーグ平均レベルの成績となっています。
和了平均打点4,867点(23位)、放銃平均打点12,000点(21位)とレギュラーシーズンと比べて和了打点が4,000点近く低く、放銃打点が5,100点以上高くなっており、リーグ平均を大きく下回る成績となっています。
一発率は14.29%(5位)とレギュラーシーズンから引き続き高かったものの、和了平均打点は伸びておらず、これはチーム状況的に高打点の手組をする余裕がなく、まっすぐ手を進めざるを得なかったものと考えられます。

副露率は21.74%(17位)とレギュラーシーズンと比べて3%以上高く、和了率50.00%(2位)、放銃率20.00%(21位)とレギュラーシーズンと比べてどちらも2倍となり、セミファイナルシリーズでは和了も放銃も多く、チーム状況もありかなり前掛かりとなっていたようです。
和了平均打点5,480点(9位)、放銃平均打点6,600点(14位)とレギュラーシーズンと比べて放銃打点が2,500点ほど高く、セミファイナルシリーズでは和了での加点が増えたものの、放銃による失点もかなり増加していることが見て取れます。

和了の内訳を見ると、和了時副露率が55.56%(4位)とレギュラーシーズンと比べて34%近く高く、セミファイナルシリーズでは仕掛ける場面が多くなっています。
黙聴時の和了平均打点が2,000点(10位)と低いことから、セミファイナルシリーズでも黙聴は躱し手として使うことが多かったようです。

おわりに

ということで、セミファイナルシリーズ5位で敗退となった渋谷ABEMASの成績を紹介しました!
セミファイナルシリーズの各チームのチーム成績と個人成績は、こちらのマガジンにまとめておりますので、そちらもよろしくお願いします!

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