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Mリーグ2023‐24 中盤戦終了時点(9/18~1/26)でのデータ【リーグ概況】

こんにちは!
Mリーグ2023-24シーズンは、1/26でレギュラーシーズンの2/3を消化、いよいよ終盤戦に突入します!ということで、中盤戦終了時点のデータを掲載していこうと思います。
まずは、リーグの概況として、チーム・個人のランキングも含め、リーグ全体の成績を掲載します!

なお、データの取り扱いについて、下記2点を必ず守ってください。

  • 営利目的でのデータ使用の禁止

  • 誹謗中傷目的でのデータ使用の禁止

詳細については、以下の記事をご確認ください。


過去の成績

序盤戦(9/18~11/17)の成績

序盤戦(32/96戦)の成績は、以下の記事で紹介しております!

前半戦(9/18~12/19)の成績

前半戦(48/96戦)の成績は、以下の記事で紹介しております!

チームランキング

前半戦終了時点で3位だったU-NEXT Piratesは、7トップを獲得するなど大きくポイントを伸ばし、首位に浮上しました。一方、KADOKAWAサクラナイツは、ポイントは微増となったものの首位から2位に順位を落としています。
KONAMI麻雀格闘倶楽部は70pt近くポイントを伸ばして4位から3位に浮上赤坂ドリブンズは70pt近くポイントを減らして2位から4位に順位を落としました。
セミファイナル進出争いですが、5位の渋谷ABEMASはほぼポイントの増減なくボーダーラインまで180.5ptとやや余裕がありますが、6位のEX風林火山は260pt以上ポイントを減らしボーダーラインまで21.8ptと予断を許さない状況となりました。7位のTEAM RAIDENは100ptほどポイントを減らしたものの、ボーダーラインまでの差は縮まる格好となり、8位のBEAST Japanextも前半戦終了時点では500pt近くあったボーダーラインとの差が184.4ptまで縮まり、一気にセミファイナル出場が見えてきました。
一方で、9位のセガサミーフェニックスはボーダーラインとの差は約250ptと少し縮まったものの、残り試合も減っており、やや厳しい状況となっています。

個人ランキング

個人ランキングですが、Mリーグ史上初の5連勝を達成した鈴木優選手が大きくポイントを伸ばし、3位から1位に浮上しました。また、3連勝を決めた瑞原明奈選手も200pt近くポイントを伸ばし、5位から2位に浮上しています。
一方、前半戦終了時点で個人1位だった勝又健志選手は4着2回を記録するなどポイントをやや減らし3位に順位を落とし、個人2位だった園田賢選手はトップがなく100pt以上ポイントを減らして8位に順位を落としています。
また、菅原千瑛選手は3連勝を達成して200pt近くポイントを伸ばしてマイナス域からプラス3桁に突入、25位から9位に大きく順位を上げました

チーム単位では、首位のU-NEXT Piratesは鈴木優選手、瑞原明奈選手がそれぞれ個人1位、2位で700pt近く稼いでおり、2位のKADOKAWAサクラナイツも堀慎吾選手、岡田紗佳選手、渋川難波選手が個人5~7位を独占しており、両チームの好調さがうかがえます。
一方、EX風林火山は、個人プラスとしているのが勝又健志選手のみで、松ヶ瀬隆弥選手はリーグワーストの8ラスを記録するなど不調が長引いており、苦しいチーム状況が見て取れます。

リーグ全体の成績

1.基本成績

Round111に、鈴木大介選手(BEAST)が84,400点を記録し今季の最高スコアを更新、これが今季初の3桁のプラスポイントとなりました。なお、最低スコアは更新はありませんでした。
親番平均局数は3.03で、若干減少したものの大きな変化はなく、東場、南場どちらかの親番では連荘出来ている、といった数字となっています。

2.全体成績

全体成績のリーグ平均値は、和了率20.27%、放銃率11.03%となっており、前半戦終了時からほとんど変化がなく、依然としてネット麻雀と比べて和了も放銃も少ない状況となっています。
リーチ率22.45%、副露率23.25%とこちらも前半戦終了時からほとんど変化がなく、ネット麻雀と比べるとかなり門前寄りの数字となっております。
そのほかの項目についても、前半戦終了時点から大きな変化はなく、576半荘(=144試合*4選手)とデータ数も多くなっており、かなり収束してきた印象を受けます。

※個人のデータであれば、上振れ・下振れの影響がないデータとなるには何千半荘という単位でデータが必要、とされていますが、リーグ全体の成績の場合は、上振れ・下振れがどちらも含まれているデータになるので、数百半荘でもデータは収束してくるのでは、と考えています。

3.リーチ時成績

リーチ時の成績については、前半戦終了時点から、どの項目についても大きな変化は見られませんでした。

親、子での成績の違いを見ると、親番ではリーチ率が約1.4倍に上昇し、その分放銃率もやや上昇しています。また、和了平均打点はほぼ1.5倍と理屈通りの値となっています。
和了の内訳を見ると、親番ではツモ率が63.11%と高く、親のリーチに対して子はオリる選択をすることが多いことも見て取れます。また、ツモ率が高い影響か、一発率も若干高くなっています。

4.副露時成績

副露時の成績は、全体としては大きな変化はないものの、親番での成績にやや変化がありました。和了率が30.37% → 29.57%、放銃率が14.61% → 15.96%とどちらも1%程度悪化しており、全体的に親番での仕掛けの精度が落ちていることが見て取れます。
後半戦に入り、チーム状況によっては多少無理をしてでも仕掛けていくような場面も出てきているので、そういった影響が数字として表れているのではないかと、考えています。

5.その他成績

その他成績についても、全体としては大きな変化はなかったものの、親番の成績では、黙聴に関する成績に変化が見られました和了時黙聴率が8.59% → 9.67%に上昇しており、黙聴時の和了平均打点が9,475点 → 8,490点に減少しています。また、黙聴時の和了の内訳も、ロン率が57.14% → 65.85%と大きく上昇しており、これらの結果から、親番で確実に和了を決め連荘できるよう、満貫未満の手でも黙聴とする場面が増えているのではないか、と考えています。こういった傾向も、後半戦に入りチーム状況により打ち方に変化が出てきたことで、起こっているのかもしれません。

6.和了役

和了役の出現回数については、前半戦終了時点から大きな変化はありませんでした。
成立条件が簡単な立直、自摸、役牌を除くと、平和、断么九の出現回数が圧倒的に多く、次いで一盃口、七対子、混一色、三色同順の出現回数が多くなっています。

偏りがあった部分としては、ダブル立直での和了が前半戦終了後からで2度発生しています。前半戦終了時点では3回だったので、この1か月でほぼ倍になっています。

7.放銃役

放銃役についても、序盤戦終了時点から大きな変化はありませんでした。
必ず単騎待ちになり読みづらい七対子については、変わらずロンが多くなっていますが(放銃が73回中51回)、河に情報がなく愚形待ちの場合も多いダブル立直は、これまではロンが多かったものの、直近2回についてはツモでの和了となっていました。

おわりに

ということで、リーグ全体の成績を紹介しました!
中盤戦終了時点での、各チームのチーム成績と個人成績はこちらのマガジンにまとめておりますので、そちらもよろしくお願いします!

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