【BAL】前半戦を振り返る~野手編~
こんにちはLet’s5Gです。
オールスターが終わりいよいよ後半戦がはじまります!
BALは前半戦を54勝35敗、地区2位で折り返しました。
春先から地区2位を守り続け、首位TBに2ゲーム差まで詰め寄っています。
今シーズンの成績はここまで期待以上の数字です。
そこで今回は、BALの前半戦を振り返っていこうと思います。前半戦の振り返りに関しては、MLB30球団ファン合同noteで同じくBALを担当してくださっている「もくろー」さんと分担し私は野手編を担当させていただきます。
もくろーさんの投手編もぜひご覧いただけるとけると幸いです。
【チーム打撃成績】
チーム打撃成績は可もなく不可もなくと言ったところでしょうか。
これが貯金19、地区2位のチームなのかと思ってしまうような成績ですが、興味深いのが投手成績も同程度という点です。
また、得失点差+48も同地区首位のTBの+149と比べると大きな開きがあります。ですが、これらの数字が今シーズンのBALの戦いを表しています。
今シーズンのBALは非常に僅差のゲームが多く、盤石な勝ちパターンの投手をフル活用し勝利を積み重ねています。言い方を変えると非常に「効率のいい」勝ち方をしているのです。
ですが、ここを深く掘ってしまうと投手も絡んでしまい文章も非常に長くなってしまうので今回は割愛させていただきます。
それでは、各選手を少し深く見ていきましょう。
【魅力あふれる若手選手たち】
Adley Rutschman
今シーズンもここまで攻守の柱として活躍。昨シーズン打率.173/OPS.552と苦しんだ左投手を完全に克服し(打率.284/OPS.827)、オールスターに初選出。ホームランダービーにも出場し、左右両打席でホームランをかっ飛ばし会場を沸かせました。
彼の登場で始まったBALの快進撃は今シーズンも絶賛継続中で、今年はどの景色を見せてくれるのか楽しみです。
⇧ボーナスタイムに右打席にチェンジして挑む⇧
Gunnar Henderson
春先は、不振に苦しむもHayde監督の辛抱強い起用に応え、6月は月間打率.320 OPS.994を記録するなど、調子を上げてきました。
優れた選球眼と守備力でWARはRutschmanを上回る2.3を記録し、後半戦に期待がかかる若手選手です。
【6月以降BALを支える新加入選手たち】
Ryan O’Hearn
今シーズンよりKCから加入したO‘Hearnですが、4・5月は3Aとメジャーを行き来する状況でした。しかし、6月以降は対右要員として定着。ここまで対右には.313 7HR OPS.891としっかりと役割を果たしています。Barrel%(12.4%)も44試合で12HRを放った2018年シーズン(12.5%)と同程度の数値であり、彼本来の打撃が戻ってきたと言えそうです。
Aaron Hicks
5月末にNYYをDFAとなり加入した新戦力。2018年に27HR 90打点の成績を残し、NYYと7年7000万ドルの長期契約を結んだものの、その後は不振に苦しみ、今シーズンも.188 1HR OPS.524と低調な成績でDFAとなりBALに加入。
しかし、BAL加入後は.263 6HR OPS.868と本来の打撃を取り戻し、外野の一角として活躍しています。先日のNYY戦でHRを放ちましたが、移籍後の彼の活躍にNYYファンからは歓声とブーイングといった感じでした。⇩
【前半戦野手MVP】
Austin Hays
この人なしでBALの前半戦は語れません。
昨シーズンまで2年間レギュラーとして出場してきましたが、21年.256 OPS.769 22年.250 OPS.719と目立った成績は残せていませんでした。
しかし、今シーズンは開幕から常に.300をキープし一時は首位打者に躍り出ました。
球団の声掛けも実り、先日のオールスターにも初出場。7番センターでスタメン出場を果たし、2打席目にはセンターにHaysらしいヒットを放ちました。
Haysの好調要因などに関しましては、以前記事を投稿しているのでよろしければご覧いただけると幸いです。
【復帰後苦しむMullins】
5月終了時点で打率.263/8HR/OPS.835と攻守で活躍を見せていたMullinsでしたが、5月31日に右股関節痛によりIL入り。リハビリを経て6月25日に復帰を果たしますが、復帰後は打率.192とやや低空飛行。
しかし、ここ3試合は連続で打点を挙げるなど、状態が悪いようには見えないのでこの期間に疲れを取り、後半に挑んでもらいたいです。
【まとめ】
ここまで野手の前半戦を振り返ってきました。
各選手多少の好不調はあるものの、打線全体が湿っている時期が非常に少ないのも今年のいい部分かなと感じています。
個人的には、日に日に状態が上がってきているHendersonが後半戦の楽しみな選手です。
記事を執筆していると、毎回つい長くなってしまいますが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
それでは、今回はこのへんで。
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【参考文献】
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