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【BAL】左腕Cole Irvinマイナー降格へ

こんにちは、Let's 5Gです。

ここまでBALは13試合を消化し7勝6敗とそれなりにいいスタートを切っています。しかし、同地区には開幕13連勝中というバケモノ球団が存在するなど、今年もア東はレベルが高いです。。。

さて、複数のメディアによると、貴重な左の先発Cole Irvinが現地時間13日の先発試合後AAAへの降格が決まったと報じています。


Irvinの今シーズンこれまでの成績は以下の通りです。

3先発 0勝2敗 ERA10.66 IP12.2 SO13 WHIP1.97
 4月2日@BOS    4回8安打6失点 2四球
 4月8日vsNYY  4.2回4安打3失点   4四球
 4月13日vsOAK  4回5安打6失点   2四球

 すべて5回を投げ切れず降板する結果に終わっています。
そして不調の原因として、Irvinの制球力が挙げられます。
2022年、Irvinは 181回を投げ36四球。BB%は4.9%(MLBで11位)と素晴らしい成績を残していました。しかし、今季はここまで12.7%と急激に悪化。
Spring Trainingでは、4登板で1四球とIrvinらしい投球を披露していただけに予想外の乱調です。

 もともとスタットキャストの成績はあまりよくないIrvinですが、素晴らしい制球力と4-Seam Fastball・Curveballの緩急で打ち取る日ハムの加藤貴之投手のようなタイプの投手です。

 Baseball Savantでスタッツを確認すると、4-Seam Fastballの球速や回転数などは昨年より向上していますが、4-Seam Fastballの被打率は.222→.304 。Curveballの被打率も.274→.667と急激に悪化しています。

 やはりストライクとボールがはっきりしてしまうとIrvinのような制球力と緩急で勝負する投手はやはり打たれてしまいます。

 AAAで調整し、彼本来の制球力を取り戻し、メジャーで彼らしい投球を披露してほしいです。個人的には苦手な初回の立ち上がりも改善されるとさらにイニングを多く投げられると思うので、AAAでのIrvinの奮起に期待したいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、今回はこのあたりで失礼します。
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【参考文献】


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