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2021年6月9日 11:57
・コロナの感染対策には万全を期していたが突然の高熱に見舞われ、あれよあれよという間に入院生活になってしまった人のおはなし 体に異変を感じたのは、5月31日月曜日。喉に違和感があり、軽い咳が出始めた。この時点では熱もなく、食欲もあり、この先自分に待ち受けているものが何なのかなど予想だにしていなかった。普通に仕事を終え、普通にお酒を嗜もうとしたら…「あれ? なんだろうか? 飲みたくない
2021年6月17日 17:00
前回まではコチラまぁそろそろこの日記終わってもいいんじゃない?と思うのですが、最後に一個だけ書いておきたいことがあった。普通の病棟に移った時に一人の看護師さんが入ってこられて「あの… つかぬことを伺いますが… 〇〇小学校でしたか?」と質問された。お顔を拝見すると…どこか見覚えのある面影が… そして名札を見て、「ああああああ!!」(←思い出した模様)しばし昔の話な
2021年6月17日 16:43
前回まではコチラ「暇」が病衣を着て寝たり起きたりしている。熱が37度台で安定してくると、それまで39.7をマークした身といたしましては、もはや平熱くらいの体の楽さ加減だったのですが、血液検査の数値はそんなに甘くなく、白血球の数は次第に少なくなってきていたものの、CRP定量という小難しい定量がひどい状態だったので、点滴は手放せなかった。わたしの血管は見つけづらく、昔から看護師さん泣かせで
2021年6月17日 16:04
前回まではコチラ普段からテレビは見ない。受け身のまま取捨選択もせずに、ひたすら情報だけが降ってくることの怖さをテレビから感じるので、いつしか見なくなってしまった。見るとしてもCSやBSの舞台やアニメや映画のような自分の趣味に特化したチャンネルのみなので、わたしのテレビカードのステータスは冷蔵庫に全振りされることとなった。冷蔵庫大事よねー。 超大事。 めっちゃ大事ー。(大事なことなので三
2021年6月16日 14:23
前回まではコチラ祝・陰圧室卒業!無事判決が下され、一般病棟に移り、肺炎の治療は引き続き行われた。咳が全く止まらない状態で大部屋に入ったら、おそらく一時間もしないうちに他の患者さんから「でていけー!うるさいんじゃー!」と苦情が来るとこと請け合いだと思ったわたしは、看護師さんにお願いをして個室をあてがってもらった。そこはお風呂もトイレもついていて、具合さえ悪くなければちょっとしたプチ旅行
2021年6月16日 12:58
さて。時は過ぎ、検査結果の発表の時刻が迫ってきていた。もう腹は括ったとは言え、もしも陽性だった場合、この先周囲にかける迷惑の大きさの度合を思うとやはり身も心も潰されそうなほどだった…。15時は刻々と近づいてくる。もし陽性だったらどこの病院に移送されることになるんだろう?家族にはしばらく会えないのだろうか?全快したとしても、仕事は続けられるのだろうか?みんな気味悪がって近づいてこ
2021年6月15日 21:39
前回まではコチラ一分が一時間くらいに感じられた陰圧室で一晩を過ごし、時折いらしてくださる医療スタッフの方々から痛み止めや点滴の交換をしていただきながら、熱で薄ぼんやりしていた。(39.7度という自己ベスト更新!やったー(/・ω・)/ ←喜ぶとこちゃう)食欲も完全ログアウト状態で、お茶しか口に出来なかった。まぁまぁデヴをこじらせていたわたくしといたしましては、なかなかにうってつけのダイ
2021年6月15日 21:17
・前回まではコチラさて、突然陰圧室という今までの人生の中で全く出会ったことのない人との出会いに、あまりの謎展開に逆に心惹かれ「やだなにこれ///」的な流れになってしまっていたのですが、体調的にはもう最&悪の激&悪で、一時は死を覚悟したほどでごわした…()何やらものすごい音のする部屋にベッドがおかれ、トイレも備わっており、もちろんわたしは一歩も外に出ることは許されていない。 まぁ、もしも
2021年6月15日 20:30
翌日になっても熱は下がる気配はなく、意識は次第に遠ざかっていく。別に誰を恋い慕っているわけでもないのに胸苦しさだけがどんどん増してきて、昨日処方された薬など、どこにどう効いているのかわからぬほどだった。さすがにこれはヤバいと判断した家族に、今度は大き目の病院に連れていかれた。そこでも昨日同様に警備は厳重で、やはり鼻の穴をぐりぐりやられ、PCR検査に出すためのものを取っていただく間にくし