見出し画像

「デッキ改造」の果てに

妖精伝姫を使いたい。

復帰にあたってエンディミオンを買ったという友人から頂いた、3枚の《妖精伝姫―カグヤ》が手元にあった。

《増殖するG》目的で戦士ストラクを3箱も買ったときの《妖精伝姫―シンデレラ》がストレージにいた。

なんかレアコレ2にいた《妖精伝姫―シラユキ》もいた。

ターリアはいなかった。いても多分あの効果じゃ使わないと思うよ。

でも壊獣カグヤじゃなんかありきたりだな。そうだ。下級ビートしよう。そうして、【妖精伝姫】構築が始まった。

いつの間にか【カオス】になってた。

《憑依覚醒》入れて、魔法使いがいると特殊召喚できる使い魔系を入れて、レベル4とランク4で攻撃力上げて殴るだけのデッキ。憑依覚醒のサーチが少々面倒なことが戦術成立の安定性を多少下げたが、面白いしええやんってなってた。

そのうち「《こけコッコ》入れれば8シンクロも出来ないか?」となった。結論から言えば成功。《天威の龍鬼神》とか、《混沌魔竜カオス・ルーラー》とか出せた。

問題はカオスルーラーが出せたことだった。

妖精伝姫と共に落ちてゆくジュラゲドや黒き森のウィッチ。そして、気付く。

「これ開闢いけない?」

次の瞬間、デッキから霊使い関連要素が消えていった。

オネスト開闢オラァオラァ!とか、レヴィオニア2枚破壊だ喰らえ!って感じになってた。カオスルーラー出すのを意識しすぎて、簡単に手札からssできるレベル4チューナーと言うだけの理由で《魔救の分析者》まで入れた。当時日本未発売だった《混沌領域》をプロキシで入れてみたりもした。…強かった。普通に。

でもさ、これ。《妖精伝姫》じゃないじゃん。

薄々気付いてはいたんだ。これカグヤ素材にしかなってないって。

構築の試行錯誤は続いた。カオスと妖精伝姫、上手く調和できないか…と。これこそTCGの醍醐味である。あぁ、楽しいn

突然の革命的新規

「Vジャンプニュース!ジェネシス・インパクターズ収録の【イビルツイン】カードを紹介!」

《Live☆Twin キスキル》(光)《同 リィラ》(闇)

・星2 ・サイバース ・召喚成功時、他に場に誰もいなければ相方を手札・デッキから特殊召喚

…ん?

・2体でスプラッシュメイジに墓地にカオス素材置いておきつつ、5300打点と最大3枚破壊アクセスコード

・片方をベイルリンクスにしてからヒータになることで、墓地にカオス素材を置きつつ憑依覚醒のドローを起動&《カオス・ダイダロス》のためのフィールド魔法を確保

・最悪セイントレア→アーゼウスで殲滅

なにこれ。やば。最強初動じゃん。え?憑依覚醒とカオスまで繋げられるやん。今までの努力はどこへ。

これにより、2ターン目以降に普通にアクセスコード出して粉砕することも出来れば、憑依覚醒のドロー起動+破壊されたら稲荷火サーチ→大稲荷火が飛んでくる、というような戦術も可能に…

と、いうことで。

いくら試行錯誤しても、突然の新規で全部吹っ飛んで革命が起きることもあります。

現在の私の《妖精伝姫》は、カオス要素を減らし、憑依覚醒下級ビートに多少組み込む程度となりました。

うん…これ、カグヤの強み活かしてないな?


果たしてまともなカグヤデッキは完成するのか。受験勉強が始まるまで時間が無い。急げみりん

次回「次に組むデッキは相棒との集大成と決めてるんだ」

すまんなカグヤ。最後のフュージョン・ドラゴン…覇王紫竜を使いたいんだ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?