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治験者の高い満足度を獲得 オストミー患者の日常生活を支えるヘルステックアプリ

▼クライアント
Coloplast(コロプラスト)様
https://www.coloplast.com/

▼業種
医薬・バイオ医療・福祉関連品製造医療用器具

▼サポート内容
健康習慣管理アプリの開発

▼DXの分類・目的
派生事業(既存市場×新規資産)新製品・サービスの開発

▼キーワード
アプリ開発ヘルステック

1957年にデンマークで設立された、世界トップクラスの医療用装具・治療材料メーカー「コロプラスト」。オストミー(※1)ケア分野などで知られ、ストーマ用装具(※2)の知見が高いことで知られる。

モンスターラボは、オストミー患者が利用する健康習慣管理アプリの開発に携わった。

※1 オストミー:人工肛門・人工膀胱のこと
※2 ストーマ用装具:手術などによって腹壁につくられた排泄口「ストーマ」から排出された排泄物・分泌物をためる専用の装具

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■課題

コロプラストは、オストミー患者の負担を軽減するため、ストーマ袋(排泄物をためておくパウチ)やカテーテルを装着しながらでも問題なく生活できるようなソリューションを求めていた。

そのため、ストーマ用装具と連動し、日常のメンテナンスをサポートするアプリの開発を希望していた。

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■ソリューション

プロジェクトの最終目標は、担当医からの処方管理およびユーザー満足度の改善に設定。そのため、オストミーの専門家だけでなく患者の協力を仰ぎ、ストーマケアアプリとカテーテルアプリのプロトタイプを開発した。

アプリでは「通知」「正しい行動」「データ追跡」を管理することで健康習慣の定着をねらい、結果として通院の必要性を下げるなど、生活の質の改善も見据えて開発を進めた。

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■結果

ユーザーテストのデータを活用したことで、実証実験時にはユーザーから高い評価を得ることができた。半数の治験者はツール活用によるルーチン管理の簡略化を実感し、約8割の治験者が満足と回答した。

実用開始後もフィードバックを分析し、新たな機能追加を模索するなど、さらなる改善を目指してクライアントと伴走している。

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(情報公開日:2019年5月11日)

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事例についての問い合わせ、DX(デジタルトランスフォーメーション)のご相談は以下からご連絡ください。

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