興国高校
10年で24人。興国サッカー部からJリーガーになった人数。とんでもない数字です。2020年はマリノスに4人入団。野球でいえば巨人に一つの高校からある年のドラフトで4人入団。いやいや、ありえないでしょ。
どうやったらそんな育成ができるのか。
調べれば調べるほどおもしろい。監督の内野先生が就任当時はローファー(革靴)で基礎練習していた生徒もいたそう。そっからここまでの組織にした。
「試合出てなくてもセンスあって、フィジカルがない。スーパーサブでも1つでも光る物がある選手に声をかける。」
声をかけてもいい選手はどうせ強豪校に行ってしまう。「アヤックスはセンスで獲る。フィジカルで獲らない」
そんな記事との出会い。それもあってその軸でチーム作りをしていった。『技術、戦術を叩き込む』スタイルで練習を続けてきた。
『楽しむ』
内野監督から出てくるフレーズ。楽しめるメニュー、楽しめる部活。
本当に成長するのは楽しさが分かった時だし、夢中になれるのはやっぱり楽しいこと。いかにその環境を作れるか。練習開始時には円陣で代表者が一発ギャグをしていた。それも監督の指示だろう。とにかく監督がおもろい。
今年度は初めての選手権出場。個でも強い、組織でも強い。
理想のチーム。
そのスポーツを愛し、楽しみ、一生続けられるような活動。追い求めたい。