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「鯨の哭く海」聖地巡礼でクジラ満喫

今回の旅の目的地。
内田康夫著「鯨の哭く(なく)海」の舞台となった、捕鯨発祥の地、和歌山県太地町。

テレビドラマでも知られている、浅見光彦のシリーズです。

7〜8年前に、この本を読んで、どうしても行きたかったところです。

太地町は、那智勝浦からほど近い小さな港町という感じですが、以前は鯨漁でかなり栄えていたようです。

そんな浅見が太地町で泊まった、国民宿舎白鯨、今はいなさの宿白鯨となっているところに宿泊しました。

この宿、鯨好きの私にはたまらない❤️
至る所にクジラ…

これ以外にも、至る所に、クジラ関係のものがありました。

そして部屋番号も浴衣も

クジラ料理が有名な宿で、夕食は鯨のフルコースをいただきました。

これに後から、クジラの竜田揚げも出てきましたが、写真撮り忘れて食べてしまいました。

追加で、クジラの尾の身のお刺身もいただきました。

お風呂は温泉♨️
人がいなかったので、写真撮っちゃいました。
海が見えるお風呂です。

これは朝ですが、夜も朝も一人でゆっくり入れました😊

部屋からの眺めも最高です。
雲が多かったので、少し残念でしたが、朝日が登る海を望めます。

美しい朝焼けからの朝日。
ずーっと外を見ていられるくらい綺麗でした。

さて、二日目は太地町を廻ります。
まずは梶取崎。

駐車場に車を止めて行くと、いきなり広い芝生の公園が広がります。
右手には、クジラ供養塔

この前で、笹尾さんの遺体が発見されたのね…
(物語の中での話です)
供養等に手を合わせ、灯台の方に向かいます。

灯台の下まで行きました。
真っ青な海が美しい。


看板がありました。

そこから少し海の方に細く伸びているところがあり、そこに狼煙場跡があるようなので行ってみます。

先に進むと、驚くほど美しい景色が…

振り返ってみる灯台もまた美しい

灯台の先端の風見鶏…

クジラ❤️

先端には、狼煙台の跡。
クジラを発見したら、ここから狼煙をあげて知らせたようです。

戻る途中、公衆トイレがありましたが、こちらは捕鯨の様子を描いた壁画

まだ先は長いので、次の岬行きます。

次は燈明崎。
太地中学校の裏手にある駐車場に車を止めて歩きます。

歩いてまた、海にせり出した岬を進みます。

美しい海と水の透明度!
もうずっとここにいたいくらい美しい。
ここにも狼煙台がありました。

存分に美しい海を堪能してから、クジラ博物館へ。

館内の展示、
これが見たかったんです。

クジラを追う勢子舟の先頭の勢子の背中に、銛が突き刺さっていた!
(物語の中での話です)

さて、館内の見学をした後、クジラショーがあるというので行ってみた。

クジラのショーを楽しんで、餌やりまでして

ショーの時に遠くに見えていた岩のトンネルみたいなところ…
ここはもしや?

今はこれ以上近くに行けなくなっていたのですが、これは浅見が青い服の女性を追いかけたところかしら?

本が書かれた頃から色々変わっていて、行けないところや、熱帯植物園も無くなっているのですが、物語の世界は十分に楽しめました♪

こうして太地町での聖地巡礼を済ませ、最後に可愛いポストがある物産館に寄りました。

ここで昼食の鯨バーガーと、鯨コロッケをテイクアウトして車に乗り、次の観光地へ向かうこととしました。

捕鯨について、クジラを食べることについては、いろんな考え方がありますが、私の世代は、やはりクジラは食べ物です。
そして、捕鯨は日本の文化だと思います。

乱獲は絶対にいけない。これはクジラに限ったことではありません。
当時の人々のように、クジラに敬意を払い、捨てるところなく全てを利用し、感謝して命をいただくことを、悪いことだとは私は思いません。
(これは私個人の意見です)

生きているクジラも好きだし、食べるのも好き。
矛盾してるかしら?

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