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私が好きな山

山は、故郷の象徴
子供の頃からずっとみてきて、校歌にも歌われている山。
遠方から里帰りした時など、この山を見ると、懐かしさや安心感が生まれる。

静岡に住んでいるけど、残念ながら家から富士山は見えません。
私にとって故郷の山は、やっぱり家から見える山なのです。

学生時代、寮の窓からいつもみていた山
この山を見ると、あの頃のキラキラした日々を思い出す。

田舎に住んでいた祖父母の家の近くの山。
この山が見えてくると、おじいちゃんおばあちゃんのところに来たなーって気持ちになった。
今でも、祖父母がいそうな気がする。

しかし私が一番好きな山は、その近くに住んだ事はないけれど、初めてみた時に魅了されてしまって、すっかりファンになってしまった山だ。

その山は鹿児島の薩摩半島の一番下の方にある。
鹿児島といえば桜島だが、私にとって鹿児島で一番の山は 「開聞岳」

鹿児島市内から指宿に向かって南下すると、
イッシーがいるとかいないとかと言われる池田湖がある。
この池田湖の向こう側に見える開聞岳は美しい。

さらに南下し、薩摩半島を回るようにして進むと、開聞岳の全体が見れる。

みんなのフォトライブラリーよりお借りしたサムネ画像の開聞岳。
このアングルの開聞岳が、私が一番好きな開聞岳です。

この山は綺麗な成層火山で、周りに山がない。
あるのは海だ。

なんて神々しい…

自分の写真を探したけれど、見つかったのはちょっと遠景になるこの写真だけたった。

薩摩富士とも言われるこの開聞岳。
故郷から遠く離れた場所で、富士山に似たこの山を見て、無意識に故郷を思い出していたのかもしれない。

ちなみに、さらに西に向かうと、特攻基地で有名な知覧があるのですが、知覧から飛び立った特攻機は、開聞岳をぐるりと回ってお別れをして、南の海に飛び立っていたと言われています。

彼らは、どんな気持ちで、開聞岳を回ったのだろうと思うと、心が痛い。
春になったら、知覧の特攻基地の周りの公園は、今年もきっと見事な桜が咲き乱れることでしょう。

もしまた鹿児島に行ったら、また開聞岳を見たい。
そしてその近くにある、「唐船峡そうめん流し」で、私がこの世で一番美味しいと思うそうめんと鯉のアライを、食べたいです。

結局食べ物…笑

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