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私の映画ウィーク

昨日、仕事が終わってから映画を見てきた。
昨日は七夕。
1日だけの七夕上映会。

見たのは
天外者てんがらもん

三浦春馬主演の映画です。
春馬さんが亡くなって、約5ヶ月後に公開されたもので、見ようと思っていたのに気付いたら終わっていて、まだ見ていなかったのです。

春馬さんが演じたのは、五代友厚。
知っている人は知っているけど、知らない人は知らないかもしれない。
幕末から明治にかけての薩摩藩士で、西の五代、東の渋沢栄一と言われる、日本経済の立役者だ。
私はディーンフジオカのイメージが強いけど、今回の映画を見て、五代友厚自体のイメージが大きく変わった。

天外者とは、凄まじい才能の持ち主
という意味だそうです。
ものすごく頭が良くて、機転が効いて、先見の明がある。
しかし、あの時代には、なかなか受け入れられない。
そんな若者たちが、あの時代命を張って日本を変えてきたんだよなあ…

こんな説明がありました。
(興味がある人はよん読んでください)

残っているの五代友厚の写真を見ると、なかなかの「よかにせどん」(かっこいい若者)。
ディーンさんや春馬さんが演じているのも、最もだと思われます。
むしろ適役だと思いました。
彼は、49歳の若さで、糖尿病でこの世を去るのですが、彼が長生きしていたら、より多くの実績を残したことでしょう。

さて、映画の感想ですが、ちょっとよくわからないところがありました。
なぜ、命を狙われているんだろう・・・
この場面は、どこの場所?
年代やいる場所がどんどん変わっていく。
ただもう、すごい人だなあ・・・ということだけが、強く印象に残った。
この時代をある程度知っていないと、なかなか難しいかもなあ、なんて思ったけれど、面白かったです。
そして、もっともっと五代友厚のことを知りたくなった。

今回、七夕上映会ということで、終わりに5分ほどのメイキング映像があった。
そこで、映画とは違う穏やかな顔、あの可愛い笑顔、親友の三浦翔平(坂本龍馬役)と談笑している姿を見て、もう彼はいないんだな、と思って悲しくなった。

実は昨日行った映画館は、私が子供の頃からあるような、古い映画館。
建物の入り口でチケットを買うと、各自上映するスクリーンの場所に行って、入口が開いたら中に入る。買ったチケットを見せることもない。
そして席は自由だ。

もう何年も、座席指定の映画館しか言っていなかったけれど、考えてみたら、昔はこんな感じだった。
さすがに今は、前の上映が終わったら、人が残っていないか確認していたけど、昔は座りっぱなしで、2度見ようと思えば見ることができた。
その頃が懐かしい…
私は、リーリンチェイの「少林寺」を2度続けてみました。笑

今回上映するブースの前に、お花や写真が飾られていた。

みんな熱心に写真を見たり、書いてある文章を詠んだり、写真を撮ったりしている。
面白いことに、来ているのはほぼ女性。
しかも40~50代が多く、ほとんど1人で来ている。
そして私もその一人。

私と同じように、三浦春馬さんがちょっと好きで、公開時見れなくて(またはもう一度見たくて)来ているのかな?
まあ、私は、五代友厚にも興味があったのですけど。

ディーンフジオカの五代は、かっこよくて、上品で、紳士的なイメージでしたが、この映画の五代は、ワイルドで、情熱的で、本当に苦労して、わが身を犠牲にして生きてきた人だった。

幕末の頃、こうした熱い思いを胸に、戦ってきた人の多くは、戦いや病気、もしくは殺されてまだ若いうちに亡くなっている。
日本人が、あんなに熱かった時代、国の未来を我が事として真剣に考える若者が多かった時代が、他にあっただろうか。

誰がいい悪いではない。
それぞれが、自分の信じること、信じる未来のために戦った。

ともすると、自分さえよければいいと考える人が目立つ現在。
(もちろん、そうでない人もたくさんいると思うのだけど)
これが、たった150年前、私たちが暮らすこの日本で本当に起こっていた数々の出来事だなんて、信じられないようなことだけれど、事実なのだ。

国や世界レベルの問題だと、何かが変わればいいと思っても、
誰かがやってくれる・・・自分には何もできない。
そんな風に考えてしまう。
できることから・・・とは思っても、それで何が変わるんだろう・・・

本当は、自己の欲を抑えて、人々が真剣にみんなで力を合わせれば、もっとできることがあるのかもしれない。
(何かわからないけれど)
そんな風に思いました。


さて、映画と言えば、実は先の水曜日にも映画をみたのです。
先月見ていなかったので、その分というか・・・
見たのは「東京リベンジャーズ」
もともとは、主題歌がスーパービーバーの曲ということで関心を持ち、前作を見ていたので、今回も続きということで見に行った。

もともと殴り合う系、殺し合い系、戦う系の映画はあんまり見ない。
怖いから・・・見ているだけで痛いから・・・
しかし、そうならないために頑張る主人公と、未来が良くなってほしいという願いのもとで、今回も見に行った。
(好きな俳優さんが出ているということもある)
これも、面白かった。

更に7月末からは、KINGDOM、運命の炎編も公開される。
これもまた楽しみだ。

年初、月一で映画を見よう。
映画館に一人で行けるようになろう。
そんな目標を立てた。
行けない月もあったけれど、映画館に一人で行くことには抵抗がなくなってきました。
一人カフェや、一人カラオケにも挑戦してみたいな、などと思います。





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