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大好きなお寺 油山寺3

3記事目になってしまった。
長々引っ張ってすみません。
昨日までの記事はこちら

最初に申し上げておきますが、おそらく今回でもまだ書ききれないと思います。
とにかく見どころ満載なお寺なんです。

さて、階段を登って、本堂へ

右側に鐘楼がありますが、ここの鐘楼は打つことはできません。

本堂についても看板があります。

ご本尊は、薬師瑠璃光如来。
目の神様です。

入ってみると、たくさんの人が、目の祈願に来ていることがわかります。

眼病や視力悪化に悩む人が多いんですね。
そういう私も、視力の低下、というか年齢による老眼悪化やカスミ目に悩まされています。
これ以上悪くならないように、祈願しました。

このご本尊が収められている厨子は、今川義元公が寄進されたものとのこと。
国指定文化財です。とても煌びやかです。

しかし、このご本尊様だけ拝んで帰るのはもったいない。

左手には、足腰の守護神、軍善坊大権現様がいらっしゃいます。

手前の柵(?)に、びっしり絵馬がつけられていて、見えないじゃないか‼️

軍善坊大権現は、この山の守護神で、大天狗の姿をされていて、古くから足腰の病に霊験あらたかであると伝えられ、全国から多くの方がご祈祷、ご参拝に訪れるとのことです。

私は何と言っても足腰が弱い。常に悩まされています。
絵馬をかき分け、隙間からお賽銭を入れて、しっかり守護をお願いしてまいりました。

カラス天狗は、ムササビとも言われ、今もこの神域ては、ムササビが多く生息するそうです。
見てみたいものです。

本堂には、軍善坊大権現の前あたりに開運厄除弘法大師様もいらっしゃいます。
欲張って、開運厄除祈願もしちゃいましょう。

ご本尊を挟んで、軍善坊大権現の反対側には、聖観世音菩薩様がいらっしゃいます。

建久元年(1190年)に、京都今熊野から勧請されたとのことだから、ずいぶん古い観音様なんだけど、なんだかあんまり参ってもらえてない感じ。
静かに手を合わせてまいりました。

本堂を出て、左奥に行ってみると、何やらあります。

右側の祠には、こんなものがありました。

元文3年再建当初の柱石とのことです。
奥の暗いところに、石塔が見えます。

お坊さんの墓かなあ?なんて思って、スルーしてしまいましたが…

開山塔だったあ〜❗️
ちゃんとお参りしてくればよかった。

本堂札所で、お朱印頂きました。
御朱印帳もちょうど、今までのは使い切ってしまっていたので、ここで買いました。

素敵なご朱印帳です。
カバーまで付いている。
確か1200円、安いですよね。

御朱印は全部で11種類あるという。
え⁉️
一枚300円とはいえ、枚数が増えるとそれなりの金額になる。
でも、初めてでしたし、マイナーのやつと、最後に季節限定のもの、全部で7枚頂いてしまいました。

右上から
薬師如来、大日如来、厄除大師
下右から
不動明王、軍善坊大権現、開運大黒天
それに1〜3月限定の照椿姫です。

そしてお守りは

目のお守りと、足腰のお守りです。

こうして本堂を後にして、分かれ道まで戻り、今度は右側、宝生殿の方に行きます。

この頃には、いくらか人が増えて来ました。

宝生殿に続く階段の手前、右側には、石をくり抜いたような手水鉢。
趣があります。

左側には大きな木の切り株

天狗杉。軍善坊大権現由縁の霊木とのことです。
触れることができます。
私はその触れた手で、足腰をさすりました。

正面の門は、郷土の発展に貢献した気賀林大人という人の邸宅にあったものとのこと。

屋根の大棟を飾る双龍と十六大菩薩は、陶芸家の大橋貞華(ていか)先生の傑作と呼ばれているとのことでしたが、十六大菩薩がどこにあるかわかりませんでした。

門について詳しく知りたい方はこちら⤵︎

門をくぐるとすぐ左手に六角堂があります。

日本の書道界で活躍されていた佐藤祐豪先生と靄子(あいこ)ご夫妻の寄進とのことです。
ここには、ガン封じの、十一面観世音菩薩様がいらっしゃいます。
並ぶまではないものの、次から次に、お参りしている人がいました。

さて、正面には、中央の庭を取り囲むように、正面に宝生殿、右に県指定重要文化財の方丈、左にこちらも県指定重要文化財の書院がありますが、1,700文字を超えてしまいました。
ということで、ここまでにします。

次回が油山寺の最終回になると思います。
最終回も見ていただけると嬉しいです。

記事の続きはこちら⤵︎

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