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大好きなお寺 油山寺2

昨日の記事の続きです。

分かれ道まで来ました。

あなたなら、どちらから行きますか?

お寺を回る順番、何が正しいのかいつも迷います。
まず、ここにくるまでのいろんな観音様や神様。順番に手前からお詣りしていくのか?
本殿をお詣りしてから、帰りに周りの神様をお詣りするのか?
通常ちょっと高いところにある本堂など。
足が悪い人は、下で一緒にお参りできる。
でも両方行く時、どっちから行くのがいいの?

調べてもわからなかったのですが、誰かご存知の方いたら、教えてください。

今回私は、左手、本堂から行くことにしました。

川の流れの音や鳥のさえずりを聞きながら、木に囲まれた道を進みます。

この辺りの森は、天狗谷と呼ばれています。

ここは、県下で最もよく太古の姿を残した自然林だそうです。
この常緑広葉樹は、杉檜と比べて人間の生存に最も重要な酵素を3倍も出していて、恐ろしい火災を防いでくれる、という効果があるそうです。

人がほとんどいなかったので、マスクを外して、酵素たっぷりの空気を思い切り吸いながら、本堂に向かいました。

途中、山を削ったような、両側が壁になった道がありました。

この道は、いつ誰が作った道なのだろう…
ここを通らないと本堂に行けませんから(それともこの小山を登っていっていたのだろうか?)
昔の人が大変な苦労して、山を削ったのでは?なんで思いました。
(本当のところはわからないけど)

そこのすぐ先、見落としがちですが、その削られた山の脇に、観音様がありました。

小さな祠ですが、厄除観音様なので、手を合わせておきましょう。

先に進みます。

坂はそこまで急ではないので気持ちよく歩けます。

そのうち静かな滝の音が聞こえて来ます。
油山寺のいわれとなった瑠璃の滝の音です。

建物が見えて来ました。

この建物を抜けた先に、瑠璃の滝があります。

ここで滝行やってみたい。
来る度にそう思います。
それでなくても、一度滝行というのを体験してみたいと、兼ねてから思っていました。

今みたいな寒い時じゃなくて、夏の暑い時
それじゃ修行にならない???
春か秋に
寒くない日に(やっぱりそうなる)

さて、どうして瑠璃の滝が、油山寺の名前の由来になったのかは、この看板をご覧ください。

油の滝だったなんてねえ…

滝の脇の木の根元には、小さな小さな祠があって、暗くて見えませんが、御滝不動様がいらっしゃるようです。

さて、先ほどの建物ですが、天井を見上げると見事な龍がいます。

今にも動き出しそうな、迫力がある龍です。

油山寺の主か、西国八十八ヶ所を巡りを巡った際、第二十一番札所太龍寺でみた龍を絵にしたとのことです。

さて、ここからは、低めの階段になります。

寄り添った二本の木に目がいきました。
お互いの木の方向に全く枝が出ていないのが不思議。まるで2本で一本の木のように感じます。
なんだか素敵だな。

四国八十八ヶ所のうちの七十一、七十二のお大師様がある。
他のものもどこかにあるのかな?

先を急ごう

そのうち見えてくるのが美しい三重塔。

なんとここまで来たら、どんよりしていた空に晴れ間が‼️

まるで歓迎されたかのようで、嬉しかったです。

この三重塔、前回記事の縁起を読んだ方は、お分かりかと思いますが、源頼朝公が寄進され、江戸時代に再建されたものです。

とても美しい塔ですよね。

ここまで来たら、本堂は目の前。
大師堂にお詣りしてから、本堂への階段を登ります。

ああしかし、またしてもここまでで1,400文字を超え、私の今日のnote Timeも終了の時間を迎えました。

続きはまた明日?
にいたします。

なかなか本堂に辿り着けませんが、次回本堂です!

この続きはこちらです


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