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節分豆まきハシゴ

昨日は節分でした。
皆様は、どのように過ごされましたか?

私たちが子供の頃にはなかった、恵方巻きを食べる習慣。
今ではすっかり、恒例になりました。

作るつもり満々でいたけど、急に午前中鍼灸院に行くことになり、諦めて朝の買い物で購入しました。

恵方巻きは、切らずにかぶりつく。
恵方を向いて食べる。
食べてる間喋らない。

などと聞きますが、一個丸々はなかなかハードです。
それについしゃべりたくなる。
家族皆で、一定方向を向いて無言で、大きな巻き寿司にかぶりつく様を知らない人が見たら、なんとも滑稽に見えることだろう。

とはいえ誰も見てない。
今年の恵方東北東を向いて、無心に食べました。

美味しかった。
それにしても、カニカマを作った人は、ほんとにすごい。
かまぼこなのに、ほんとにカニも入っているような感覚。

カニカマ作った人、天才だわ❣️
と思いながら、食べてました。

昼食後、静岡市の浅間神社に出かけました。

節分に、静岡浅間神社に行くのは初めてでした。

静岡浅間神社の節分祭の、追儺ついな神事は、静岡市指定の無形民俗文化財になっているとのことです。

太鼓や鈴、鐘を打ち鳴らすのに合わせて、鬼を大きな音で追い払おうと、梅と柳の枝を麻で結わえた「おにやらぼう」で一斉に戸板をたたく、というものです。

静岡浅間神社と駿府にのみ存する風習で、いつから行われているかは定かではありませんが、江戸時代の正徳年間に書かれた書物にも、記されています。

浅間神社の節分祭は15時から始まるとのことですが、14時半に到着した時にはすでにすごい人でした。

あちこちに、先ほどの神事で使う、「おにやらぼう」が売られています。

以前記事にしたこともありますが、浅間神社は、
神部神社・浅間神社(二社同殿)及び大歳御祖神社の三社を総称して、静岡浅間神社と言います。

この日、大歳御祖神社で神事が行われ、豆まきは、神部・浅間神社の前の舞殿で行われました。

15時から行われるのは神事で、豆まきはその40分後くらいからだったのですが、それを知ったのは、豆まきの場所に来てから。

どうりで、大歳御祖神社の近くで、何やら…

しかし、今この場を離れたら、戻れない気がしてそのまま豆まきを待ちます。

会場に置かれた、見慣れないもの。

どうやらこれが、おにやらぼうで叩く戸板のようです。

こんな紙が貼られていました。

そしてDJポリス並みに、場内でずっと、節分行事での注意事項や、このおにやらぼうを購入して神事に参加しましょう!
みたいなアナウンスが延々と流れていた。

さて、3時になって、舞殿でも、何やら神事が行われています。

来る時まで暖かかったのに、この時間から急に寒くなりました。

15時30分頃にようやく、おにやらぼうで戸板を叩く神事が始まりました。

戸板をバンバンと音を立てて叩きます。
梅の花も柳の新芽もボロボロですが、それでいいんだそうです。
ちょっとかわいそう。

そして15時40分、ようやく豆まきが始まりました。

実は私がいた場所。
1回目、全く…一度も何も来なかったんです。
そんなことある?
私の前の豆を巻く人、前から2mくらいしか届かない。
これはここにいたらダメだ、と場所を移動。

別の場所でなんとか豆を拾う。

餅に番号があったら、何かもらえるのだけど、巻く人が、これは番号付きの餅ですよ、と見せて、それを1個だけ投げる。
その一個に人が群がってひどい惨状。
その辺りにいる人は、大きな男性の大人に押しつぶされる。
どうして、何も見せずに他のものと一緒に巻いて、
あれ?番号ついてる! やったぁー‼️
っていう風にしないのか、
これでいいのか?
ちょっと疑問に思った。

そんな私の戦利品は

お餅は一個しか取れず。
見たら人によっては、いっぱいお餅取ってる人、お餅一個も取れなかったよ、と言ってる人。
やっぱり場所によって大きな差があるんだな…
場所取り大事!

ちなみに、ホームパイは、もうボロボロで形をとどめていませんでした。

ところで、先ほどの豆まきの写真、
本来は後ろに見事な二階建ての拝殿があるのですが、残念ながら現在大改修中。
28年完了とのことです。

改修前の大拝殿はこちら

この記事の題でお分かりのように、この後もう1箇所行ったのですが、長くなったので、今日はここまでにします。

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