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ガジュマルとキジムナー

我が家のガジュマルには、キジムナーがいます。

6年くらい前、奄美で買ってきたガジュマル。
実はこれは、二代目ガジュマルです。

初めて沖縄に行ったのは、もう30年以上前。
その時に、どこでか忘れましたが、ものすごく大きなガジュマルの古木を見ました。

そこで、ガジュマルの古木にキジムナーがいるというお話を聞きました。

ほんとにキジムナーがいそうな、大きなガジュマルでした。

実は今日、グリーンセンターで、ガジュマルを売っているのを見かけました。

カップに入った小さなガジュマル。
私がかつて買った時も、これくらいの大きさでした。

これを買う人は知っているのでしょうか…
こんなに可愛いガジュマルですが、
ガジュマルって、木ですよ。
大きくなりますよ‼︎

これを買った人は、大きくなったガジュマルをどうしているのでしょうか…

初代ガジュマルがある頃、私はまた沖縄に行って、小さなキジムナーのお人形を買ってきました。
そして、これがあなたのおうちよ、
と言って、ガジュマルの木に乗せていました。

ガジュマルはどんどん大きくなって、お人形がもうどこにあるのか分からないレベルになりました。

そして気付けば、どこかに行ってしまったのか、姿が見えなくなりました。

寒いところだったので、冬場は家の中に入れていましたが、そのうち1メートルを越す高さになり、家に入れるのが大変くらい大きくなりました。
かと言って地植えする場所もありません。

仕方なく、霜が当たらない玄関先の外に置いておきました。
しかしそれでも、ガジュマルはあっという間に枯れてしまいました。

それなのに、数年前めげずにまた、ガジュマルを買ってしまいました。
(だって、可愛いんですもの…)

そして、沖縄に行った時に、またキジムナーのお人形を買ってきました。
それがこちら

普段は私の部屋の入り口にいます。
買ったはいいけど、一緒に売られていたシーサーと離すのがかわいそうなので、
時々、ガジュマルの木に乗せて、楽しむくらいです。

実は沖縄でも、キジムナーの小さめのお人形探すのに苦労しました。
シーサーはたくさんあるのに、キジムナーはほとんどなかったんです。

そんなキジムナー君の、ガジュマル。
今は1m10センチになりました。

この冬は、なんとか家に運び込みましが、もう重くて大変。

しかも鉢から根っこがどんどん出てきて、下に垂れ下がってくる。
気づいたら床を這ってました。

そろそろ限界かな…

ここは前回住んでいたところほど、寒くはないけれど、やはり外に出しておいたら、冬枯れちゃうのかな?

そう思うと出しておきたくはないが、もうこの鉢を抱えるのも、かなり大変になりました。

おそらくもうこの鉢は小さすぎると思われますが、これ以上大きな鉢にしたら、もう完全に持てない。
そして、冬場になっても室内に置くところもない。

今度の冬どうするか、考えないといけません。

しかし、葉っぱがちょっと黄色くなってる。
大丈夫かな…
病気じゃないといいけど…

さてそんなキジムナーのお話。
福島さんが以前紹介してくださった
沖縄在住の、水蝸牛さんの著作
「ホロホロー森のキジムナ」

現在3巻まで出ていますが、まだ私は2巻までしか読んでいません。

私のキジムナのイメージ(勝手なイメージです)とは全く違ったキジムナーでしたが、
絵やキャラクターの可愛さと、お話の面白さ。
でもその中に、沖縄の人の思いや、平和とは何か、
平和な世の中にする為に、私たちは何をしたらいいのか…
などと考えずにはいられない、優しくも深いお話でした。

沖縄から遠く離れた地に生まれ育ち、時折観光を楽しむ私と、沖縄で生まれ育った人たちとは、平和に対する思いは、全く違うんだと思います。

親の戦争体験を聞いて、戦争の恐ろしさも知っています。
それでも、やはり違う。

大変な苦しみと困難を乗り越えた沖縄の人たちの想いは、私が知る限り、とても優しい。

私の沖縄の友人はすべて、信じられないくらい優しいんです。
優しいけれど強い。

そんな人々の優しくも強い平和への想いが、この作品にこもっているように感じました。

キジムナーが奥深くに隠れてしまわず、
又あちこちのガジュマルの古木近くで、人々にちょっとしたいたづらしちゃうような、
そんな日々が訪れますように…

そんな水蝸牛さんが、今度、キジムナーの児童向けのファンタジー小説をnoteで連載してくれるという…

めちゃくちゃ楽しみです!

いつか本当のキジムナーに会いたい。
いつか、座敷童にも会いたい。
(何突然⁉️
妖怪繋がり?)

でも、怖い妖怪には会いたくない私です😅

世界が平和になりますように

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