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子供の危険回避能力について

昨日職場で、
さんごじゅうごしたら…
と言ったら、友達に
え? ???  なにそれ⁈
と言われてしまいました。

え? わからないですか? 使わないですか?
「さんごじゅうご(3×5=15)したら」ですよ。

もしかしてこれ、方言。
というか一部の地域でしか使われない表現ですか?
ちょっとして、とか短い間隔のしばらくして、
的なニュアンスで使うのですが‥

ああ、普通に使うよ。そー言ってくださる方、いませんか?

なんかちょっと愕然とした昨日でした。

余談でした。ここからが本題です。

近頃の子供は、あんまり外遊び、というか、整備されていない自然の中で遊ぶことが少ないのではないかと思います。

危険がないところで、安全な遊びをする。

たしかにそれは大事ですが、その分危険に対して、それを避ける知識とかどの程度あるのだろうか…とら思うことがあります。

高いところから飛び降りる時は、膝を曲げて着地するとか
木に登る時には、いきなり新しい枝に体重をかけずに、強く揺らしてみてから徐々に体重を載せて登っていくとか
整備されてない急な坂道を下る時は、後ろ向きで降りるとか

田舎で外遊びして育った子供達が普通に身につけていることだけど、整備された公園で安全に遊んできた子供達が、どこまでできるのかな?とよく考えます。

昔の漫画とかに出てくるガキ大将は、よく木の棒を持っていた。
振り回したりして、他の子を脅していたかのようだけど、実際はそのための木の棒ではないと私は思う。(自己弁護)

草むらを歩く時には、蛇🐍が近づかないように草を叩いて進む。
木が多いところは、蜘蛛の巣を払うために使う。

川や池では、足元の確認や、深さの確認をして、泥沼でないか、浮草でないか調べる。

危険なものをいきなり触らないで突いてみる。

そんなこと等のために木の棒は必要で、ガキ大将は、みんなの先頭に立って、危険がないかを確認していたと思うのです。

一方蜂が近寄ってきた時は、棒を振り回さないで、静かに後退する。

イノシシなどの野生動物を見かけたら、棒を振り回すのではなく、目を合わさずに、早めに遠ざかる。

そんなふうに、自然界で危険を察知して避ける方法。
残念ながら、それを教えてくれる年長のガキ大将が今はいないと思われます。
徒党を組んで外遊び自体がないような…

だからせめて、子供の前から危険を全て取り除くのではなく、危険なことを危険とわからせる教育(遊び)も必要だと思う。

それは学校や幼稚園、保育所ではできない。
責任問題になりかねないですから。
親が教えるしかないと思います。

全てを人や環境のせいにしないで、自分の身は自分で守る術を身に付けさせる。

それが、これからもし何か危機的なことが起こった時に、身を守ることができて、生き抜く力になるのではないだろうか…

例えば、自然災害で、水があふれて足元見えない時は、傘などで足元を突いて、開いたマンホールや、出っ張ったものがないか確認しながら歩くとか、どこかに登って避難したりする時とか…

そんな時自然に危険を察知する行動ができる、子供の頃から、目の前のものに対する危険を察知する力を身につけていたら、そんなふうにできる気がするんです。

まあ、大概の親は、子供が危険かもしれない事はさせたくないものです。
私も、私がしてきた遊びを親が知ったら、😱😱😱となるようなことばかりしてきました😅

だから、そんな、本当に危険なことはさせられないだろうけど、アスレチックに行くとか、山歩きをするとか、ちょっとだけハラハラドキドキする体験。

ちょっと怖かったけど、こうやればいいんだ!みたいに子供の印象に強烈に残る体験、そんな体験させてみるのもいいのでは…

なんてふと思いました。
あくまでも私個人の意見です。



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