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読書のスピード・質ともに爆増。私が実践した"3色ボールペン活用術"

もし読書をしていて「もっとすんなり頭に入ったらいいな」とか「もっと読むスピードが上がればいいな」と思っているとしたら、是非"3色ボールペン読書"を取り入れてみてください。

要するに赤色・青色・緑色(+黒)を使って、本に線などを書き込んで読んでいく方法です。この方法を採用することで以下のようなメリットが期待できます。

・読書スピードが上がる
・大事な部分が優先順位付けされ理解が深まる
・見返すときにポイントを絞りやすい
・目だけでなく手も動かすので集中しやすい

色をどう使い分けるかは、人によって多少違いは出てくると思いますが、ここでは私が1年ほど試行錯誤してみて効果的だと思った方法でお伝えしようと思います。

まず赤は"最も重要だと思う部分"です。著者が本を通じて伝えたいことや各章の中でポイントとなる主張を見抜き、赤色で線を引きます。

次に青は"大事だと思われるデータ"です。これは著者の主張を裏付ける根拠となる部分だったり、ご自身が知らなかった客観的データに対して、青色で線を引きます。

そして緑は"面白い表現をしている部分"です。例え話や独特の言い回し、ある種の偏見を含んだ表現だったとしても面白いと思ったら線を引きます。
これは本を豊かにさせている部分でもあり、著者の個性が出てくる部分です。緑色で線を引くのは結構楽しい作業になります。

最後に黒は主には接続詞に使用します。私は基本的には「しかし」「つまり」「一つは~、もう一つは~」という部分に対して、しかし=三角、つまり=矢印、一つ&もう一つ=楕円でチェックしています。
あとは、よく目にする人名や重要だと思う年代を四角で囲います。

最初は本に線を引くことをためらってしまうかもしれません。

しかし、私は読書をすることは物理空間を越えた著者との対話だと考えています。

もしも本人を目の前にインタビューをすると仮定したら、必死でメモを取ったりすると思うのです。そういったリアリティを持った能動的な姿勢が、内容をより理解することに役立つことは間違いありません。

良いと思った本はまた買えばよいのです。

あと私は個人的に付箋を使って、誰かに伝えたい・記事にしたい部分をチェックしています。

そうすることで、まずは本を一通り読む→全体を見返して要点を頭の中でまとめる→記事にしたいところを入念に見返し記事にする、という一連の流れを確立しています。

人生を豊かにしてくれるような本に出会えた感動は、何ものにも代えがたい素晴らしい体験になります。
スルメは噛めば噛むほど美味しくなるように、是非ご自身なりの読書術を身に付けてみてはいかがでしょうか?

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