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プロジェクトマネージャー(PM)とは何か?

この記事はこれからPMの仕事につく人たち、PM初心者の方に向けた内容になっています。
ある日、上司から「PMやってよ」と言われ、「PMって具体的に何やるんだ?」と思った方、この記事を読んで、基礎と全体像をつかんでみてください。

PMの仕事

プロジェクトマネージャーの役割は会社や解説書によって微妙に違いますが、一般的には品質、コスト、納期(QCD)のバランスを取りながらプロジェクトを成功に導く仕事です。この職種は、プロジェクトチームだけでなく、クライアントなど関係者全体(ステークホルダー)と良好な関係を保つことが重要です。

主な仕事内容

  1. プロジェクト計画: 全体の流れや目標を設定し、それを達成するための手法を考えます。

  2. スコープ管理: クライアントの要望に応じて、プロジェクトの範囲や目標を明確にします。

  3. スケジュール管理: プロジェクトのタイムラインを作り、進捗をチェックして必要な調整を行います。

  4. 品質管理: 最終的に納品する製品やサービスが指定された品質基準を満たしているかを確認します。

  5. 調達・資源管理: 必要な人材や資材を確保し、効率的に活用します。

  6. コスト管理: 予算内でプロジェクトを完遂するために、各種費用を厳しく監視します。

  7. リスク管理: 可能な問題を事前に特定し、それぞれに対する対策を考えます。

  8. コミュニケーション: ステークホルダーとのコミュニケーションを維持し、協力関係を構築します。

このように多岐にわたる役割を担っているのがプロジェクトマネージャーです。自分がプレイヤーとなってプロジェクトを進めるよりも、チームメンバーを動かしてプロジェクト全体を前に進めていく責任があります。
また、メンバーよりもタスクの粒度を大きく捉え、期間も長期間の目線で俯瞰してプロジェクトを見ていくことも求められていると思います。上記の1-8は、PMの業務内容のチェックリストとしても使えます。プロジェクトがうまく進んでいない時や炎上しかかっている時は、このチェックリストを基本に、自分の業務を振り返ってみると良いと思います。基本に立ち返り、忠実にやっていけば、きっとプロジェクトは成功するでしょう。


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