モロッコ4日目

10:30起床。軽くお腹をくだす。日本でも食べすぎたときや、普段食べないものを食べた時は大抵くだすので、あまり気にしない。
アイコちゃんが買い出しをしてきてくれることになった。
はじめてのおつかい並みに送り出すのが不安だ。歩いて5分でつくマルシェまで行って、お米と野菜を調達してきてもらう。どうか道に迷わずに無事に帰ってきてほしい。不安に煽られながら昼食を作って待つ。
12:30約束通りの時間に帰ってきてくれた!!
「いつものおじちゃんからお米を買って、いつものお兄ちゃんから卵とパンを買って、今日はお肉が安かったから買ってきたよ〜」と。
3日ですっかりフェスの住人になりすましている。素晴らしい!すっかりお腹の調子も回復したので、ご飯を食べてから今日も観光スポットへ繰り出す。
徒歩3分の場所に博物館があるので、そこへ。
流石に迷うことなく歩く。
今日は金曜日。金曜日はイスラムの人にとって特別なお祈りの日らしく、お土産通りはすっかり静まり返って、お祈りしないチンピラがちらほら居る程度だった。
街の活気が信じられないくらいに違う。お祈りをしにみんなどこへ消えたのだろう。宗教について謎が深まるばかり。
博物館では入場料を払ってとてもゆっくり過ごすことができた。テラスでお茶を飲んで、まったりする。
夕方ごろに帰宅して、夕飯はお肉とパンを食べた。どちらもすごく美味しい。ちゃんと舌に合うものを食べられている時点で恵まれている。
もっと過酷なアフリカの土地だったら、私は耐えられていたのか。
自分がどこまで文化や生活の違いに耐えられる(または受け入れられる)のか気になってきた。
最悪の状況ってまだ経験したことない。
究極生きるためには食べないといけないし、食べるためには人間なんだってやるんだろうな、とも思う。そうなったら狩猟とかもやっちゃうのかな。

モロッコはたったの1週間の滞在だけど、旅行より生活寄りの毎日を送っているので、これはすごくいい経験になると思う。こういう旅行の仕方を楽しめるかどうかは人それぞれだけど、私はすごく楽しい。
カルチャーショックを全身で浴びて、いろいろ考えさせられる。
イスラムの教えについて、表面的なことしか知らないけど、単純にすごく時代遅れの思想だと思う。
だけどそれを心から信じて、自分の支えにして生きている人が実際にいるんだから不思議で仕方ない。

モロッコ人になりすまして後2日生活する。フランスに帰って、その後さらに日本に帰った時に、どんな気分になるのか楽しみになってきた。

街を歩けば金をせびってくるチンピラにたかられて、普通に気分悪いけど、そんなこと気にしても仕方ない。モロッコのいいところもたくさん吸収したいので、多少ウザいことは「うん。そういうこともあるよね。」くらいで流してく精神でいこうと思う。

おそらくモロッコにまた来る機会は生きてるうちにあるのかわからないから、あと2日ちゃんと楽しもう〜おやすみ〜

#フランス生活 #フランス #モロッコ旅

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