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WBSの伝説がNUCBに降臨、根来教授のDriving Digital Strategy (DMP)/NUCB Business School

名古屋商科大学大学院(名古屋商科大ビジネススクール、略称NUCB)は、国内唯一のトリプル国際認証MBA校です。そんなNUCBの特長は、公式ホームページやその他のサイトに掲載されていますが、実際に私が入学したときは「どんな授業があるのだろうか?」に答えるページが少ないかった印象です。そこで簡単ですが、将来の後輩になって頂ける方のために(MBA大学院選びをしている方のために)私が受講した授業や指導教員の一部をご紹介します。

■概要
2023年春学期(4月~7月)に受講。
オンライン授業2回、リアル授業2回@名古屋(東京から遠征)
(6時間20分×4回)
学位:Exed
単位:2単位
※マネジメント専攻の私にとっても選択科目

■授業内容
シラバスによると「本科目の目的は、すべての産業でデジタル化が進む中で、既存のものづくり企業とディスラプターと言われるベンチャー企業の立場でデジタル戦略について考えるものです。本科目を学ぶことで、学生は自社のデジタル戦略について立案する能力を高めることができます。」ということです。
担当教員の根来先生のデジタルに対する熱いパッションを感じる4日間です。根来先生は生徒の発言に対して頭のなかで高速で考えて授業を進行しています。その結果先生がどんな反応をするか、先生の黒板の板書を見ていると自身の発言が刺さったのか、空振りかなんとなく察しがつきます。
根来先生は早稲田大学ビジネススクール教授を退官されて、2023年春に名古屋商科大学大学院に着任されました。MBA界では伝説の教授です。
根来先生、授業の冒頭に「NUCBは日本のビジネススクールのなかで3本の指に入る」とおっしゃっていました。授業後にはどんな感想だったのでしょうか(笑)。

■担当教員:
根来 龍之 教授
鉄鋼メーカーから大学へ。産業能率大学、文教大学、早稲田大学などを経て、2023年から名古屋商科大学ビジネススクール教授、大学院大学至善館特命教授、デジタル経営研究センター所長。
早稲田大学では、WBS(ビジネススクール)の教授、同ディレクター(統括責任者)、ビジネススクール(大学院経営管理研究科)研究科長、早稲田大学IT戦略研究所所長。すごい・・・。

■必読書籍:
根来先生の指定は、根来龍之「集中講義:デジタル戦略」日経BP(2019)と
根来龍之「プラットフォームの教科書」日経BP(2017)の2冊ですが、オライリー&タッシュマン「両利きの経営<増補改訂版>」東洋経済新報社(2022)も読んでおいた方がきっと為になるでしょう。

■必要な知識
デジタルと経営戦略。特にプラットフォームビジネス戦略理論については事前に学ぶと有意義な授業になります。

■一言
「イノベーションジレンマ」についての基礎知識があると、それと対比しながらDXの話を楽しむことが出来ます。またNUCBの加藤和彦教授の「Changing the Game」「Driving Digital Transformation」と本講座の3つをすべて受けると、デジタルビジネスや企業変革の知識が定着すると思います。おススメです。

■特記事項
最終レポートが勝負です。

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