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良い物についての雑記3

 ナンバリングするほどのこともない不定期記事です。前回は2019年6月ですって。笑っちゃいますね。例に倣って音楽から。

 charlotさん。めちゃくちゃ良いです。

 おさしみさん。"オタク系イイ曲低速BPMmix"。聞きながら書いています。とても心地良い。詳しくは下記リンク。

ヨナヨナ

 さて在京ラジオ局文化放送がストリーミング配信している超!A&G+というインターネットラジオがありまして、2020/4/15に放送された「鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイト」内にて、

「この時勢で知り合いが配信をやっていると、内容の面白さは別として見れちゃう」
「家で何してる?」「チャーシューを煮ながら横たわっています」
「そもそも俺は十年ぐらい人生を無為に過ごしてきた」「無為先輩だ」「無為先輩はカスタネットを叩きもしない」
「めちゃくちゃ暇だから、って新しい趣味を探すのはもちろん良い事だけど、やろうと意識しだすと疲れちゃうし、一回読んで慣れた本をもう一回読むくらいでも良い」
「どうぶつの森とかFF7リメイクも、脳に新しい刺激がそんなにない(ところが良い)」

 などの話題が出ました。とてもわかる。そういうわけでこの記事は比較的最近触れたものと、見返したくなったり、実際見返したものを綯い交ぜにして書きます。そんな言い訳で結構前の話題もやっていくという寸法だ。

Note

 お望月さん。一年がかりの壮大な遊び、情報と情緒と冗談。これも一年前から言っていますが、noteは看板に置くべきだと思う。

本気なので買いました。実際入門書に適している。多角的ではなく多面的では?

 Yugamingさん。有用かつ読みやすく話題も面白く、QOL向上に直結。

 nishiさん。作品の実在性とご本人の発想力行動力が衝突して生まれた何か。大好き。

 いちかわさん(バンド学園祭学園のベーシスト)。アニメと楽器の反復横跳び、名文。

 マツモトキヨシさん。フラッシュモブ殺人事件、ですね……。

 mktbn。二次創作同人誌、しかも既投稿作のまとめ本なのでメイクマネーの気はありませんが(売れること自体は嬉しい)、製本や通販の過程などは有用かもしれない。というか僕でもできたんだから、全方位の各位もハードル下げてドンドンやってください。物理本を手に取るのはやはり気分が良いです。

映画

 今年はちょっと絞ろうとか思っていたところに世相が重なり、全然見られてないですね。数を誇る不毛さとかそういう次元ですらなく、単純に物足りない。数少ない劇場体験の中で特筆すべきは『メランコリック』。生死表裏一体の展開と気持ちの良いアクションがあり、本当に面白いので見てほしい。ご自宅から見られるようになったぞ。見ろ。見て。

 配信で見たものからは『切腹』。価値観が二転三転するストーリー展開、強迫的に美しい画面バランス、めちゃくちゃ痛そうな刃物と流血の描写、笑ってしまうほど悲しい武士の生態。圧倒的。

 ハヤカワのKindleセールがあり、多方面の各位からいただいたオススメを緩慢に崩したりしなかったりしています。いつもお世話になっております。
 実用書(で合っているのだろうか)が流入してくるタイムラインが気づけば形成されていたので、たまに読むようになりました。『知ってるつもり 無知の科学』は世相からあまりにタイムリー。偶然にも『共同幻想論』を読んだ直後だったことも良かったですね(これは『ミッドサマー』を咀嚼する武器にもなりました)。読むきっかけは別でしたが、『アウトライン・プロセッシング入門』も実践的な内容でした。
 読み返す本という話から真っ先に思い浮かんだのは、『ヨコハマ買い出し紀行』。もちろん一番好きな漫画だからですが、そもそも年に一度は読み返しているので……。活字だと小林秀雄の文庫本『モオツァルト・無常という事』が浮かびましたがこれも同上。あれですね、考えてみればもともと好きな本は何度も読み返してますね。
 読み返しということで言うと、岩波文庫版の後に読んだ『平家物語 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集』(訳:古川日出男)も想起されます。武士も公家も僧も男も女も出てきては死んでいく、ガタガタの倫理観と語り部の入れ代わり立ち代わりが見事に表現されていて、とても良い本でした。クソ長いのでもう一回読むかというと微妙です。

ほか

 何度でも言いますが『ガールズ ラジオ デイズ』が相変わらず良いです。良さしかない。EXPASA富士川でのリアルイベントが終了したところに情勢が重なってしまい、今後の展開は全く不明ですが、公式Twitterの更新に出演声優さんが反応するなど日常が続いています。愛おしい。

 一方、実は僕ひとりが勝手に近似性と対照性を見出して楽しんでいる『ラブライブ!サンシャイン!!』は、ライブの中止や延期、CDの販売延期が相次いで発生する中で激熱投票イベントを開始しました。こちらに関しては穏やかなオタクなので遠巻きに楽しんでいます。論理的な有力候補はA、J、Kと見ます。Jかなー。

未来へ

コミックマーケット98関西コミティア58が中止になり、参加していた『ガルラジ合同本』『ヘッズ一次創作アンソロジー』の頒布予定も諸々変更になりました。前者の主催であるひっかけさん紙草さん両氏、そして後者主催のt∴s∴oさんの心労を思うと……グギギ……

・冒頭で触れた超A&G+のラジオブースはこんな感じになっているそうです。

先週。
今週。意地がある。

・何かしらこねくり回して世間に発表している、巨大に言うところのクリエイターの動きが活発になっているように見えます。表面化しているだけかもしれない。時間を捻出できているということなのでしょうが、ストレスの転化なのだろうなとも思います。何かをすることで憩っている感。

・各個人(営利非営利問わず)が余裕を削られていく中で、自分の本質として規定したいものを表現している雰囲気、見応えがありますね。邪悪な発言でした。忘れてください。

・二月末のことですが、先述のEXPASA富士川ガルラジコラボイベントと、北九州市での『CYaRon!First LOVELIVE! ~ Braveheart Coaster ~』に参加しまして。これがまあ本当に楽しかった。間違いなく良い思い出に恵まれているので、僕の人格はしばらく持つかと思います。油断は禁物。

・以上です。

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