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「バリ山行」が『群像』に掲載される前日、ちょっとAIに尋いてみた。
という訳で、2月7日、群像3月号が発売されて「バリ山行」が発表になった。その前日、ちょっと事件があった。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130489509/picture_pc_69120b831508d9d7e18b37049ab7ceb9.png?width=1200)
「山行」。登山に馴染みのない人はあまり聞き慣れない言葉だと思うけれど、これは「さんこう」と読む。
じゃあ、バリってなんだよ? という人は作品を読んでみてください。因みにバリ島の話ではないことは、先に断っておく。
ここ最近、九段さん(おめでとうございます!)の芥川賞受賞作『東京都同情塔』でAIが話題だが、私も創作の資料の調べごとにchatGPT-4を使ったこともある。ネット検索よりピンポイントに、あるいはニュアンスの幅をもって答えてくれるので非常に助かる。
そんなことで2月6日、「群像3月号」発売の前日、雑誌の目次も公開されたことだし、ちょっとbingのコーパイロット(chatGPT4)に自分のこと尋いてみた。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130489783/picture_pc_0d6dcb6c63bd4b014c1b0d09d21e6e45.png?width=1200)
松永K三蔵。
いきなり、代表作は「バリ山行」と出た。情報が早い。代表作か、そうかぁ、そうなれば私も嬉しい。しかしまだ二作しかないから、それも間違いではない。
すると「松永K三蔵の作品を読んだことありますか?」というAIへの質問候補が下に出た。そうか、AIだから読めるのか。
押してみる。
すると、AIは「読んだことがある」と言う。そして「バリ山行」がとても好きだと。
え? あ、いや、まだ発売前なんですけど……
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130489966/picture_pc_6b7f3e4cedb042bcc939b2118ee38497.png?width=1200)
そうして出たアンサーが下だ。そのまま貼り付けておく。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130490315/picture_pc_431140f1e8b52ff45510bc5e98a462a6.png?width=1200)
もう私はAIを信用できない。
少なくとも今のところは、まだまだ発展途上のようだ。
これ「バリ山行」ってタイトルからのあなたの勝手な想像ですよね? テキトー過ぎでしょ!
バリ島なんて一切出てこないし、恋愛も出て来ない。ウソばっかじゃないですか、AIさん! 😊、じゃないですよ。全然、信用できないですよ!
ウソばかり? 信用ならない。
あぁ、なるほど。AIと小説にはやはり親和性があるようだ。
ということで、だから「バリ」ってなん何だよ? って人はサイトの「お知らせ」から自主制作のCMをどうぞ。
でもやっぱり、読まないとわからないようなので、よろしくどうぞ。
松永K三蔵
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