見出し画像

去年(2023年)のイード初日:マレーシア国際イスラム大学にて

昨日、2024年のラマダンが始まりましたが、今回の記事では、私が通っている大学であるInternational Islamic University Malaysiaでの、去年のラマダン後のイードの初日の様子をここに記録したいと思います。

ラマダンの月(イスラム教徒にとっては、喜捨をしたり、日中は断食をしたり、普段よりも多くの祈りをしたり、アッラーへの意識を高めたりする大切な月)が終わると、イードがあります。イードは、断食明けの祝祭で、羊や牛などの動物をアッラーに捧げる犠牲祭でもあります。ラマダン月食後のイードをEid Al-Fitriと言います。

イードの時は、私の大学では、一週間をお休みがあります。その間に、マレーシア人の学生たちは、故郷に帰って、家族と過ごしたり、また、留学生たちは、大学のモスクで礼拝に参加したり、大学内で動物を切って、みんなで分け合ったり、大学内のアクティビティに参加したり、友達のお部屋に集まって、ワイワイしたりして楽しく過ごします。

イードの初日は、朝の8時ごろにラマダン明け1回目の大事な礼拝があります。この礼拝をみんなは、Salat al-Eid (صلاة العيد) と読んでいました。
イードの時は、預言者ムハンマドの教えに基づいて、新品の服を着るか、自分が持っている服の中で、一番素敵な服を着て過ごします。なので、この時の礼拝に、男の人は、ジュッバという丈が長い、ワンピースのような服を着ていたり、女の人たちは、綺麗でカラフルな、お洋服を着て、メイクアップもしていたりして、参加していました。

イードが始まる前日は、みんなで誰かのお部屋に集まって、ヘナで手に模様を描いて、イード中のオシャレに向けて準備します。
私もみんなに混ざって、やってもらいました。楽しかったな。

イード初日の大学の様子の写真をここに少し載せて置こうと思います!

イード初日の朝8時ごろのキャンパス内、学生たちが、モスクへ向かっている様子。
朝の7時半ごろから、モスクからタクビールが聞こえてきた。アッラーフアクバル何回も繰り返すイマームのタクビールを聴きながら、みんなはモスクへ向かって行った。
目の前がモスク。みんながモスクの方へ向かっていっている様子。大学外からも人が来て、礼拝しに来ていた。
モスクの男性用入り口の前付近には、すでにたくさんの人だかりができていた。
私も、友達と一緒にモスクへ行き、イードの礼拝を見てきた。礼拝に行く前に、いい感じの服を来て準備をした。ちなみにこの服は、セントラルマーケットで買った。そして、手のヘナは友達がイード前夜に描いてくれた。
イード一番の礼拝なので、やっぱり多くの人がモスクで礼拝をしに来ていた。モスクは、もう人がみんな入りきらないほど、人でいっぱいだった。この写真は、礼拝が始まる前の時に撮った。この時イマームが何か話していた。
この写真も、礼拝が始まる前に撮った。みんなリラックスした様子だ。
礼拝後は、みんなモスクの外に出て、友達同士で、イードのお祝いの挨拶を交わしたり、一緒に写真を撮ったり、お話したり、踊ったりしていて、みんなとても楽しそうで、嬉しそうだった。
礼拝の後は、キャンパス内で、無料でご飯が提供されていたり、お菓子が配られたりしていて、それらをいただき、大満足。
私も、礼拝後に友達と一緒に写真を撮ってもらいました。感謝。
モスクの前でも、友達と写真を撮ってもらいました。

イード初日の大学内は、にぎやかで、盛り上がっていて、楽しい雰囲気でした。無料でご飯もいただけで、私は、大満足。笑
イードの礼拝も、普段の礼拝と少し異なるところという新たな発見があり、素敵な学びの機会でした。ラマダン最終日の夜に何人かの友達と、これから始まるイードの高揚感を一緒に味わえたのが嬉しかったし、イスラム教徒の友達と日常を過ごす中で、彼女たちのムスリムとしてのラマダンや、イードの日常を知れたのが、とても素敵な経験になりました。
一緒に時間を過ごしてくれた友達たちに感謝です。ありがとう。


おしまい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?