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まゆげとの闘い。

私はまゆげがボサボサだ。

洗顔後など、劇画チックになり、「いやーーー、ますらをぶりな眉毛だなぁ」と鏡越しにいつも感心する。

このますらを眉毛をなんとかしたかったのだが、自分でなんとかしようとすると、とんでもないことになるので、今回、初めてプロにお願いすることにした。

どこのプロにお願いするかはだいぶ前から決めてあった。

私には中学生の頃に好きだったバレリーナがいた。
中学生からしたらだいぶお姉さんの雑誌だったが、そのバレリーナにCHANELを着せる特集が組まれている、という理由で「ヴァンテーヌ」という雑誌を買った事があった。
その雑誌広告に載っていた「アナスタシア」という眉毛トリートメントのお店を見て、いつかここに行きたい、と当時から決めていた。

だいぶ前から決めていたけど、中々行動に移せなかった。

鉄球が108個付いているんじゃないかってくらい重い腰を今回ようやく上げ、予約をし、ドキドキしながらお店に出かけた。

まず、最初にアレルギーの有無や、肌に赤味が出やすいか等の確認をされ、なりたいイメージや眉毛の悩みなどを聞かれた。

私の眉毛はご覧の通りなので

「この密林を秩序ある林にしてください」
しか答えは持ち合わせていなかった。

それから、眉山の位置が決まりにくいことと、左右の形が違ってしまうことなども「聞いてくださいよ!」と言わんばかりに切実に訴えた。

お姉さん曰く、左右で眉毛が違ってしまうのは、骨格が左右で違うため、眉毛も違ってしまいがちなのだそう。

なるほど。

頭蓋骨から治さないといけないのかな?
今からカイロプラクティックが始まるのかな?

なんて思ったが、カイロプラクティックは始まらず、「左右同じに見えるようにお手入れしますね」と言ってくださった。

なりたいイメージについても聞かれたが、そういうのはあまりなくて、「いかにも作りました!」な眉毛ではなく、なるべく自然な感じの眉毛にしたいことを伝えた。
(施術前の私の眉毛は『自然』っていうか『野生』)

「ビフォーアフターを写真に撮っても良いですか?」

と聞いたら

「良いですよ」

と言われたので撮らせてもらった。

これがビフォー。

洗顔直後ほどではないが、眉尻が太いしおかず海苔みたい。

まず、残す毛と、除去する毛を分かりやすくするために濃い目の線で眉毛を囲む。

囲まれた眉毛が面白すぎてニヤニヤしてる。

この時点でリクライニングを起こされて、「角度や太さに違和感はございませんか?」と聞かれるが、角度や太さ以外に違和感がありすぎて、こみ上げる笑いを堪えるのに必死。

「ないです・・・」という言葉を絞り出したところで施術開始。

濃い線の外側をブラジリアンワックスみたいなのでベリッと脱毛する。

ワックスでの脱毛初めてだったけど、思ったより痛くなかった。

余裕で我慢できる痛さ。

最後にメイクで整えてもらい、自分でも出来るようにメイクの仕方を教えてもらって完了。

こちらがアフター。
(鼻のトリートメントも受けたので小鼻と鼻頭がトゥルトゥル!うれしい!)

この角度では良く分かりませんが眉尻がだいぶ変わりました。

ありがたや。
ありがたや。

(そばかすすごいな。これもなんとかしてほしい。)

前髪を自分で切りすぎてしまってから悲しい日々を過ごしていたけど、眉毛が綺麗になった今は、前髪が短いことがうれしい。

男性のお客さんも割といた。
骨格に合った自然な仕上がりにしてくれるから人気なのかな?

自分ではどうしようもない時、プロの手を借りることは大事だなーと思った。

眉毛を整えてから、少し勇気が湧いたので、おしゃれな先輩が教えてくれたおしゃれなカフェに行ってみた。

S-5104

052-265-7648

愛知県名古屋市中区栄5-10-4

https://tabelog.com/aichi/A2301/A230103/23058044/

外観も内装も店員さんもお客さんもオシャレすぎてかなりキョドッてしまった。
今となっては入る勇気を出した自分を褒めてあげたい。

コーヒーの味がちゃんとする、目にも美しいカフェラテと、爽やかなレモンケーキをいただいた。

オシャレすぎて、自分が立てたフォークの音にいちいちビクゥッとしてしまう自分を情けなく感じた。

緊張の中にいても「おいしい」と感じるほどおいしかった。

勇気を出したい時や、何かを変えたい時、自分の変えられる部分をまず変えてみるといいということが分かった。

いつかオシャレなお店でも物怖じせずに寛げる自分になりたい。

【今回施術してもらったお店】

アナスタシア
http://www.anastasia-eyebrow.jp/sp/

#日記 #エッセイ #レポート #やせいのまゆげがあらわれた