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立体的な視点を持つことでより楽に成果を出せるnote

 「いつの間にかに仕事を沢山抱えている」「負荷がかかって思いの外にしんどい」という悩みの方は結構多いのではないでしょうか。僕もその1人で、なんでも「Yes」と答えて自分で抱えることが多いタイプです。

 今日はそんな自分が周囲を巻き込みながら以前より楽に仕事を進めるようになれた話について書いてみます。タスクコントロールや周囲とのコミュニケーションに悩みがある方は特に読んで欲しいです。

自分自身のタスク管理はあくまで平面的な視点

 一定自立している人だと、自身が抱えているタスクとその進捗を正確に把握できてるのではと思います。例えばTrelloであったりnotionなどで、日々のタスクを重要度別に分けて管理しているとか。 

 このように、個人のタスク管理に関してはプロセスは色々ありつつ、見ている範囲は自分のタスクであり、プロジェクトやグループなどのより広い範囲は考慮していない(そりゃそうだ!)ものになります。僕も自身のタスク管理を積極的にしているのですが、「タスクを管理するけど結局量が多いからしんどい・・」ことが複数回起こりました。性質として抱えがちなこともありますが、タスク管理が「引き受けた依頼の積み場」になっていたのでしょう。そんな状態だと、タスクが増えるといつかしんどくなって耐えられなくなってしまいます。

グループ・プロジェクトを立体的に把握する

 結論からいうと、自分が関わる人の大まかな動きを把握することがめちゃくちゃ大事だ、そして自分以外の状況を俯瞰的に把握できると自分のためにも良いということです。僕は仕事をする上で大事な前提として以下を置いています。

・自分が必ずしも課題解決の主体である必要はない
・グループ・事業部など、より広い範囲で成果を出すこと
・ゆえにまずはグループ単位での成果に向けての最短経路を取ること

 この前提を踏まえた上で、以下の3つを実践できると「抱えてしまう人」から「周囲を巻き込んで成果を出せる人」に一歩近づけるのではと感じます。

1. 関わるメンバーの特性を理解する
2. グループを立体的に把握する
3. 勇気を持ってぶん投げてみる

1. 関わるメンバーの特性を理解する

 自分の周囲にはどんなメンバーがいて、それぞれが何を大事にしていてどんな時にワクワクするのか、何が得意なのか・・・網羅的な把握は大変なので3行で表現できる程度に、端的な特徴を掴んで置くと良いかなと思います。2でタスクの把握について書くのですが、ただ機械的に把握するだけでなく、その前段階として各人の性質を大まかでも良いので掴んでおくことが大事なように思えます。

2. グループを立体的に把握する

 自分のタスクを平面的(時間軸 × タスク の2軸)に管理するだけではなく、特に関わるメンバーの動きを立体的(人 × 時間軸 × タスク の3軸)に変えることが肝です。そうすることで

「Aさんはタスク過多で大変そうだから、巻ける雑務は積極的に巻きにいこう」
「Bさんは直近比較的余裕があるから、自分が中々着手できていないタスクを是非お願いしてみよう」

 のような新しい行動が生まれてきます。去年までは「とにかくガムシャラになんでもやる」を個人的に意識していたのですが、視野を少しだけ広めて周囲の状況まで掴めると、「こうすればもっと全体うまくいく!」って気づけることが少しずつ増えました。

3. 勇気を持ってぶん投げてみる

 「タスク抱えがち」人間が最も苦手な「自分のタスクを別の人に任せること」についてです。

 人に任せることが苦手な人の多くは、「相手にとって負荷にならないかなあ」「やりたくないことを押し付けていないかなあ」など、理由をつけては「任せる勇気」を持てずにいるのではと思います。

 おそらくは考えすぎ(かつ案外コミュニケーションを取れていない場合が多い)なので、一旦勇気を持ってぶん投げてみる、タスクを依頼するのが良いのかなあと思います。「Cというタスクを是非お願いしたいです。いかがでしょう。」といった風に。

 周囲のタスク(忙しさ)を客観視できている場合は、タスクを任せて齟齬が出る場合はなかったです。「是非!」など非常に前向きな返事をいただくことが多いです。(本当に有難い限り・・・!)

 なので、視野を「自分だけ」の状態からもう少し広げて周囲を積極的に見ることで、「任せる勇気」の最後の一歩を後押しできるんです。だからこそ、自分のタスク管理に閉じず、大まかに周囲の状況を把握しにいくことがすごく大事なように思えます。

落ち着いて周りを見ること

 最後に。タスクを抱えがちな人がまずすべきなのは、視点を外に向けることだと思います。どうしても自分の状況・しんどさにフォーカスしてしまいがちになるので、一歩引いて自分含めた周囲の状況を大まかに把握することが良いのではと思います。その結果として、周囲とより円滑にコミュニケーションを取れるきっかけになればとても嬉しいなあと思います。

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