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day 78 (2019.09.28) の補足

この日、ここに到るまで、あまりに長く、そしていろんなことがあった1日。なので、ちょっと書き残しておこうと思います。

まずは、トークセッションについて。

セッションを通じて。この2者には実は共通点が多くて、出会うべくしてこうなったんだな、というなかなかに濃い時間でした。

四角大輔 さんは、NZLの森を拠点にほぼ自給自足の生活しながら、世界中をまわって環境問題に関してリサーチして発信をしています。
その動機は、かなり端折ってしまうと、ただ単に自分の好きなフライフィッシングを続けることのできる環境を守りたいから。みんな、自分目線で環境に意識を持って、できることから取り組もうよ、ということを呼びかけています。

片や、IKEUCHI ORGANIC は、気持ちのよいタオルを作りたいだけで、結果として”最大限の安全と最小限の環境負荷”、というものづくりのスタイルに行き着いている。
そして、生活者も、より長く使うことができて、環境への負担の少ないものを使うようになっていった方がよいよね、ということ。

いま目の前にあるものにはすべて、ここに至るまでの過程があって、それを選んで使って、最後は処分するということまでトータルとしての対価が、価格には含まれているわけで、そこに思いを巡らせるだけでも生活者の選択肢は変わっていくはず。
例えば、身につけているものに、どうしてそれを選んだのか?という理由を持てるようにするだけでも、ものを選ぶときの選択肢は変わってくるよね。という話もありました。

それから、折しも国連の気候行動サミットでのグレタ・トゥーンベリさんのスピーチがあって、彼女に賛同して立ち上がるいまの10代~20代の若い世代の行動が話題になってます。
日本でもその世代の環境への意識は高くて、そのポテンシャルに期待しているし、上の世代はそのサポートをしていかなければ、という話も。

ここで行動しなければなにも起こらないし、自分たちが動くことで、いままさに、世の中を変えていける節目にいることを、実感することのできた夜でした。
ここに居ることができてよかった、と思えるセッション。このふたりの対談をこれからも恒例にできれば、というのはホンネです。笑

さて、このセッションに間に合うように京都に戻るためには、朝からはこんな流れでした。

深圳のホテルを朝4時にピックアップしてもらって、陸路で皇崗口岸のイミグレを経由して香港空港に移動(約2時間半、およそ80km)。
8時前のフライトで香港を発ち、12時過ぎに関空着(約3時間半、およそ2,500km)。

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そこから一旦、箕面に帰って荷物を置いて(約1時間半、およそ70km)、そこからの京都(約1時間、およそ60km)という強行軍。

総移動距離、およそ2,700km。起きてからの所要時間、約15時間。移動のため、ほぼ座りっぱなし。さすがにちょっと疲れましたね。

その京都に向かうころ、ちょうどラグビーワールドカップの 日本 vs アイルランド の最中。阪急電車の中ではスマホでモニターしていましたが、前半を終えて、JPN 9 - 12 IRL といい感じの展開に。
京都に着いて、IKEUCHI ORGANIC の京都ストアに向かう途中にあるアイリッシュパブ を通りかかると、パブリックビューイングの真っ最中。店の外にも人だかりができていて、大きな歓声が上がってます。
ちょうど、日本がトライで逆転!コンバージョンも成功して、JPN 16 − 12 IRL とリードを広げます。

残り時間は約20分。そうなるとそこからはもう動けない、笑
アイルランドの猛攻を凌ぐ、日本のディフェンス陣。そしてPGが決まって JPN 19 − 12 IRL となってからは、少し落ち着いて見てられました。なんならもう1トライ取れるかも?という期待も。

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お店にはどちらかといえば海外の方が多いくらいでしたが、最後の方は ニッポン!ニッポン!の大合唱。そしてノーサイド。

1試合目のロシア戦、そして2試合目のアイルランド戦と、期せずしてパブリックビューイングとなっている、このラグビーワールドカップ。次のサモア戦は、またどこかで見ることになるのでしょうか?

ということで、冒頭のトークイベントに至るわけです。長い長い1日の振り返りでした。

ごちそうさま。


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